2026年06月26日 夜のAIニュースまとめ

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OpenAIのIPO延期と生成AI経済の成長

生成AI経済の売上が過去12ヶ月で1100億ドルに達し、市場の急速な成長が裏付けられました。

一方で、OpenAIのIPO延期報道による関連株の急落など、AI企業には持続的な利益の証明が求められています。また、コスト高騰を背景に、安価なモデルへ移行する企業が増加している点も注目です。

それでは、本日の主要な動向を順番に掘り下げていきましょう。

目次

  1. OpenAIのIPO延期報道でSoftBank株が急落【続報】
  2. Codex Remote機能GAやDigital Ocean連携【続報】
  3. Claude Code v2.1.193リリースと新活用法【続報】
  4. 真のAIエージェントの定義を問う論文が発表
  5. DeepSeekが全部門の規模を倍増させる大規模採用を開始
  6. GenAI経済の売上が過去12ヶ月で1100億ドルに到達
  7. LLMトレーディングエージェントの厳密な評価環境FINSABER
  8. コスト高騰で企業60%が安価なAIモデルへ移行【続報】
  9. データセンターの水消費に関する批判に著名人が反論
  10. メモリ高騰によるApple値上げにメーカー反発【続報】

OpenAIのIPO延期報道でSoftBank株が急落【続報】

  • OpenAIのIPO延期報道に関する続報です。
  • 同社がIPOを2027年に延期するとの報道を受け、出資元のSoftBankの株価が12%急落しました。
  • 市場では、AI企業が巨額の評価額に見合う持続的な利益を証明できるかが試されていると指摘されています。
  • SpaceXの大型IPOやAnthropicの動向も、今回の計画変更に影響を与えたと見られています。
Bloomberg: (翻訳) OpenAIがIPOを来年まで見送り、日本の支援者へのリターンが遅れる可能性があるとの懸念から、SoftBankの株価は12%下落した。

Rohan Paul: (翻訳) ニューヨーク・タイムズ:公開市場がAI巨人が持続的な利益を証明する前に1兆ドルの価格に値するかどうかをテストしているため、OpenAIは現在2027年のIPOに傾いている。

The New York Times: (翻訳) OpenAIはIPOを来年まで見送る方向に傾いていると、同社の協議に関与している人々が述べた。この延期は、AI巨人の不透明な道筋を浮き彫りにしている。

Codex Remote機能GAやDigital Ocean連携【続報】

  • OpenAIのCodexに関する続報です。
  • 認証付きの1対1QRペアリングによる「Remote」機能が一般提供(GA)されました。
  • Digital Oceanプラグインが追加され、1つのプロンプトでクラウド開発環境(VM)のプロビジョニングやSSH接続、ビルドが可能になりました。
  • Codexクレジットを友人に送れる「Gifts」機能の開発も進められていると報告されています。
Vaibhav (VB) Srivastav: (翻訳) Codex Thursday™️ - 認証付き1:1 QRペアリングによるRemoteがGAに - VMのプロビジョニング、SSH、ビルドを行うDigital Oceanプラグイン

Greg Brockman: (翻訳) Codexのリモートセッションを実行するためのDigital Ocean:

🚨 AI News | TestingCatalog: (翻訳) OpenAIはCodexのGiftsサポートに取り組んでいます! > 友人にCodexクレジットを送って、彼らのアイデアを実現するのを手伝いましょう。

Claude Code v2.1.193リリースと新活用法【続報】

  • Claude Codeに関する続報です。最新版v2.1.193がリリースされました。
  • Bash/PowerShellコマンドをauto-modeクラシファイア経由でルーティングする設定や、ファイルパスのライブオートコンプリート機能が追加されました。
  • 定期的なタスクを自動化するループエンジニアリングのOSSフレームワークが公開され話題となっています。
  • 任意のフォルダを指定し、記事やPDFから「Second Brain」となるWikiを自動構築する活用法も注目を集めています。
Oikon: Claude Code 2.1.193 (抜粋) - すべての Bash/PowerShell コマンドを(任意コード実行パターンのみではなく)auto-mode クラシファイアを通じてルーティングする autoMode.classifyAllShell 設定を追加 - auto-mode の拒否理由をトランスクリプト、拒否トースト、/permissions

CyrilXBT: (翻訳) 誰かがループエンジニアリングのための完全なフレームワークをオープンソース化しました。プロンプトではありません。エージェントにプロンプトを出すシステムです。日々のトリアージ、CIスイープ、依存関係の更新、変更履歴の作成。すべてスケジュール通りに実行され、検証機能も組み込まれています。

CyrilXBT: (翻訳) Claude Codeをフォルダに向けると、第二の脳を構築してくれます。記事、トランスクリプト、PDFなど、あらゆるソースをドロップします。Claudeはそれを読み、リンクし、あなたが知っているすべての生きたWikiにファイルします。複利のように増えていきます。

真のAIエージェントの定義を問う論文が発表

  • 現在のAIシステムを安易に「エージェント」と呼ぶ風潮に疑問を呈し、真の独立したエージェントとは何かを定義する論文が発表されました。
  • 論文では、今日のAIエージェントの多くは「賢いツール」に過ぎず、真に独立したエージェントではないと指摘しています。
  • 一方で、Google CEOのSundar Pichai氏によるエージェントのオーケストレーションの重要性を語る動画や、Anthropicのエンジニアによる構築デモが広く共有され、活用への関心は高まり続けています。
Rohan Paul: (翻訳) この論文は、有能なAIシステムをすべて「エージェント」と呼ぶ習慣に反発し、そもそも何がエージェントをエージェントたらしめているのかという、より明確な問いを投げかけています。今日のAIエージェントが真に独立したエージェントではなく、主に賢いツールである理由を説明しています。

CyrilXBT: (翻訳) Google CEO スンダー・ピチャイ:「今エージェントのオーケストレーションを学ばなければ、2027年は今日始めた人たちに追いつくために費やすことになるだろう。」

CyrilXBT: (翻訳) Anthropicのエンジニアが、エージェントのループを使用して、ゼロから完全なアプリを構築する方法を披露しました。これは私が長い間見た中で最高のワークフローの1つです。

DeepSeekが全部門の規模を倍増させる大規模採用を開始

  • 中国のAI企業DeepSeekが、全部門の規模を少なくとも倍増させることを目指した大規模な採用活動を開始したと報じられました。
  • 募集職種はAIのコアR&Dやアルゴリズム、ディープラーニング研究にとどまらず、フルスタック開発やプロダクト関連の役割にも及んでいます。
  • これは、同社が単なるモデルのチューニングから、システム全体の構築へと事業を拡大していることを示しています。
Rohan Paul: (翻訳) ロイター:DeepSeekは採用スプリントを行っており、すべての部門を倍増させることを目指しています。採用はAIコアR&D、アルゴリズム、ディープラーニング研究、フルスタック開発、プロダクトの役割に及んでおり、DeepSeekがモデルのチューニングだけでなく、システム全体の構築を行っていることを意味します。

Bloomberg: (翻訳) 今日の必読 ... DeepSeekはすべての部門の規模を少なくとも倍増させる計画

GenAI経済の売上が過去12ヶ月で1100億ドルに到達

  • Exponential Viewが発表した「The State of the AI Economy」レポートによると、生成AI経済は過去12ヶ月間で1100億ドルの売上を生み出しました。
  • この数値は、インフラ提供者などへの二重計上を排除したボトムアップの計算に基づいており、実態を正確に反映したものとされています。
  • さらに、年換算の売上高(ランレート)は1750億ドルを超えており、AI市場の急速な成長を裏付けています。
Rohan Paul: (翻訳) これは素晴らしいレポートです。Exponential ViewによるAI経済の現状 - 重複計上を除外した過去12ヶ月の実際のAI収益は1100億ドル。

LLMトレーディングエージェントの厳密な評価環境FINSABER

  • LLMを用いたトレーディングエージェントが、長期間かつ広範なテストにおいて失敗する傾向があることを指摘する研究が発表されました。
  • 研究者らは、約20年間にわたる多数の株式を対象とし、チェリーピッキングを防ぐ厳密なテスト環境「FINSABER」を構築しました。
  • このフレームワークにより、金融分野におけるLLMエージェントの真の実力と限界をより正確に評価できるようになると期待されています。
Rohan Paul: (翻訳) LLMトレーディングエージェントは、株式市場のテストが長期、広範、かつ公平になると、ほとんど失敗します。著者らは、約20年間にわたるLLMの取引をチェックし、より多くの株式を対象とし、チェリーピッキングされた結果に対するより優れた保護を備えた、より厳密なテストセットアップであるFINSABERを構築しました。

コスト高騰で企業60%が安価なAIモデルへ移行【続報】

  • 企業のAIコスト問題に関する続報です。
  • UBSの報告によると、AI予算を管理する企業の60%が、より安価なモデルや中国のオープンソースモデルへの移行を進めています。
  • 一部ユーザーが月に最大3万5000ドルを消費するなど、極端なコスト高騰が企業にプレッシャーを与えていることが背景にあります。
  • この結果、GLM-5.2などの高性能かつ安価なオープンモデルを採用し、自社でコントロール可能なマルチAI戦略をとる企業が増加しています。
Rohan Paul: (翻訳) UBSによると、AI予算を監視している企業の60%が、より安価なモデルやオープンソースの中国モデルに移行しています。このプレッシャーは、ユーザーが月に最大3万5000ドルを費やしたり、チームが割り当てを200%超過したりするなど、極端な請求から来ています。

Together AI: (翻訳) トークンの使用量が爆発的に増加するにつれて、モデルの選択は製品戦略になります。チームは、フロンティアの品質、より良いトークノミクス、そしてコスト、データ、デプロイメントのより多くの制御を求めているため、すでにGLM-5.2のようなモデルをテストしています。

データセンターの水消費に関する批判に著名人が反論

  • AI向けデータセンターが大量の水を消費し環境を破壊しているという批判に対し、Marc Andreessen氏やJohn Carmack氏らが反論しています。
  • 彼らは、これらの批判は事実に基づかない「フェイクミーム」であり、米国内でのデータセンター建設を不当に妨げていると指摘しました。
  • 過去の反原発運動が原子力発電を衰退させたことになぞらえ、AIインフラ開発が同様の「雰囲気(vibes)」によって阻害されることへの危機感が示されています。
Rohan Paul: (翻訳) 米国における反データセンターの感情についてのマーク・アンドリーセン。「水の使用に関するこの完全にフェイクなミームは、事実ではなく、データセンターが基本的にすべての水を破壊しているという公の議論の中で暴走している」

Rohan Paul: (翻訳) 反データセンターの会話についてのジョン・カーマック。反原発運動が雰囲気に基づいて米国の原子力を大きく締め付けたことは悲劇だと考えており、AIにそれが起こるのを見たくない。

a16z: (翻訳) データセンターの建設と、アメリカがどのように自らを抑制しているかについて:「現在、米国でデータセンターを建設する能力に関して郡ごとに文字通り起こっていることは、極めて破壊的です。」

メモリ高騰によるApple値上げにメーカー反発【続報】

  • AIサーバー需要によるメモリ価格高騰を理由にAppleが製品を値上げした件に関する続報です。
  • メモリメーカー側から反発が起きており、これまでAppleに価格を低く抑えられてきた経緯から、今回の値上げは正当な価格転嫁であると主張しています。
  • 今後もメモリメーカーが価格決定権を維持し値上げを続けると予想されており、AppleのEdge AI戦略がコスト面で大きな打撃を受ける可能性が指摘されています。
パウロ: (翻訳) その通りです。今や形勢は逆転しました。メモリメーカーは価格規律を維持し、四半期ごとにAppleへの価格を引き上げるでしょう。その結果、DRAMとNANDの継続的な価格上昇により、AppleのEdge AIはコストのかかるトークン生成製品になるでしょう。

パウロ: そう、今度はメモリ企業がAppleをカツアゲする番ですね やられた分は10倍にして返しましょう メモリがないと何も作ることは出来ないんですから スマホも現代では必需品 100万円でも仕方なく買うでしょう

パウロ: まずは四半期ごとにメモリ50%値上げですね LTAは罰としてお預けです

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