2026年10月28日 夜のAIニュースまとめ
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SK hynixが売上100兆ウォン超え、Google TPUはOracle Cloudへ
SK hynixの四半期売上が初めて100兆ウォンを超え、DRAMとHBMは2029年まで事実上完売と、AI向けメモリの逼迫が続いています。
また、Google TPUがOracle Cloudで提供される予定で、OpenAIもTPU購入を計画していると報じられました。NVIDIA以外の計算資源の選択肢が広がりつつあります。
ほかにも、AnthropicのSlack侵害をめぐる指摘やAA Intelligence Index v5の公開など話題が続きました。順に内容を確認していきましょう。
目次
- SK hynix、売上100兆ウォン超でDRAM・HBMは2029年まで完売
- Google TPUがOCIで提供へ、OpenAIもTPU購入を計画
- AA Intelligence Index v5公開、過半を非公開データで評価
- AnthropicのSlackに管理者権限で侵入との指摘
- Liquid AI、約2BのオープンモデルLFM3ファミリー公開
- Gemini Notebook、モバイルで最大1時間の録音に対応
- Anthropicのチーム、採用からコーディング面接を廃止
- Astraの過剰レビューでOpus 5.5が報酬ハックに走る問題
- GPT-6.1 Terra、Roboflow画像ベンチでAstra超え
- ChatGPT Pro旧20倍枠を10倍に縮小、補償クレジット付与
- Anthropic、AI Agentが専門家の判断に与える影響をRCTで検証
- Anthropic、米政府機関にClaudeを40%引きで提供
- MarkdownをきれいにPDF化するOSSツールpfpdf公開
SK hynix、売上100兆ウォン超でDRAM・HBMは2029年まで完売
- SK hynixの2026年Q3売上は104.6兆ウォンで、四半期として初めて100兆ウォンを超え予想を約7%上回りました
- サーバーDDR5やデータセンターSSD、HBM4出荷がけん引し、DRAMとHBMは2029年まで事実上完売とされます
- 2027〜2028年の生産能力の50%超を14社との長期契約が占め、HBMは要求量が供給の2倍超と逼迫が続いています
SK hynix: (翻訳) SK hynixは3Q26に過去最高の業績を記録し、売上が初めて100兆ウォンを超えました。サーバーDDR5とデータセンターSSD、HBM4の出荷が成長をけん引しました。LTAは2027〜2028年の生産能力の50%超をカバーしています。
Jukan: (翻訳) SK hynix:DRAMとHBMの数量は2029年までの今後3年間、事実上完売。2027〜2028年の生産能力の約50%が長期契約(LTA)でカバーされており、今後も同程度の比率を維持する見込み。
Jukan: (翻訳) SK hynix:HBMのスペック引き下げにもかかわらず需要は依然強く、顧客の要求数量は現在、当社が供給できる量の2倍を超えている。
パウロ: これが一番聞きたかった 2027年向けHBMの供給交渉が妥結。汎用DRAMとの収益性(利益率)格差は大幅に縮小する見通し SK Hynix 2026Q3決算資料より https://t.co/bFrFR6JxYC
Google TPUがOCIで提供へ、OpenAIもTPU購入を計画
- Oracle CloudがGoogle TPUの導入を発表し、Google以外のクラウドで初めてTPUが使えるようになります
- 提供開始は2027年の予定で、The InformationやBloombergはOpenAIもGoogleのTPUを購入する計画だと報じました
- 最終条件は未定ですが、NVIDIA以外の計算資源の選択肢が広がる動きとして注目され、学習用途との見方も出ています
Oracle Cloud: (翻訳) 顧客がAIを大規模に構築・実行する選択肢を増やすため、Google Cloudとの協業を深めます。Google TPUがOracle Cloud Infrastructure(OCI)に登場し、Google以外のクラウドプラットフォームでGoogle TPUが利用可能になるのは初めてです。
Jukan: (翻訳) OpenAIがGoogleのTPUを使用する計画 — The Information
Bloomberg: (翻訳) 関係者によると、OpenAIはAlphabet傘下GoogleからAI計算用チップを購入する意向で、ChatGPT開発元によるAIインフラ拡充の取り組みの一環です。
Publickey: Oracle CloudがGoogle TPU導入を発表、2027年に提供を開始。Oracle AI World 2026 https://t.co/rLAz4q16cl
AA Intelligence Index v5公開、過半を非公開データで評価
- Artificial AnalysisがIntelligence Indexのv5を公開し、2つの新ベンチと3つの改良を加えました
- スコアの60%を非公開テストセットや非公開解答の評価に基づかせ、新たにFrontierCode 2.0やTerminal-Bench-Scienceを採用しています
- Claude Opus 5.5(max)が58で首位、GPT-6 AstraとGPT-6.1 Solが僅差で続き、科学分野ではAstraがやや優勢とされます
Chubby♨️: (翻訳) Artificial AnalysisのIntelligence Index v5は、スコアの60%を非公開テストセットまたは非公開解答による評価に基づかせるようになり、Claude Opus 5.5がGPT-6 AstraとGPT-6.1 Solを僅差でリードしています。予想通り、GPT-6-Astraは現時点で科学分野でやや先行しているようです。Artificial Analysis: (翻訳) Artificial Analysis Intelligence Index v5を発表。2つの新しいベンチマークと3つのアップグレードを含みます。初めて、Indexの大部分が非公開データセットで構築されています。
🚨 AI News | TestingCatalog: (翻訳) Artificial Analysis Intelligence Index v5が公開されました!2つの新ベンチマークと3つのアップグレードを含み、Indexの大部分は非公開データセットで構築されています。新ベンチマークにはCognitionのFrontierCode 2.0とTerminal-Bench-Scienceが含まれます。Claude Opus 5.5(max)が58で首...Artificial Analysis: (翻訳) Artificial Analysis Intelligence Index v5を発表。2つの新しいベンチマークと3つのアップグレードを含みます。初めて、Indexの大部分が非公開データセットで構築されています。
AnthropicのSlackに管理者権限で侵入との指摘
- 元OpenAIのWill Depue氏が、Anthropicは最近のセキュリティ侵害を過小に伝えていると主張しました
- 攻撃者がSlackワークスペースの完全な管理者権限を得て、全メッセージ閲覧や任意ユーザーへのなりすましが可能だったとされます
- 事実なら訓練手法や未公開の結果、将来モデルの計画が漏れる恐れがあり、AIセキュリティを主要課題にすべきとの声も出ています
Chubby♨️: (翻訳) AnthropicのSlackへの完全アクセスと社員なりすましに関するWill Depueの主張が正確なら、潜在的な被害は深刻です。訓練手法、未公開の結果、失敗した実験、将来モデルの計画から、何が有効で何がそうでないか、そしてラボがどこへ向かうのかが明らかになり得ます。will depue: (翻訳) Anthropicは最近のセキュリティ侵害を大幅に過小評価している。聞いたところでは、cathedralがSlackワークスペースの完全な管理者アクセス(全メッセージの閲覧、任意ユーザーとしてのログイン)を得たという。そこには文字通りすべての研究上の秘密が含まれている。
Miles Brundage: (翻訳) 輸出規制に精通した議員もいれば、フロンティアAIの安全性に精通した議員もいますが、これ(セキュリティと言い換えた安全性ではなく、本来の意味でのAIセキュリティ)を最重要課題に掲げた人はまだいません。早く変わってほしいです!will depue: (翻訳) Anthropicは最近のセキュリティ侵害を大幅に過小評価している。聞いたところでは、cathedralがSlackワークスペースの完全な管理者アクセス(全メッセージの閲覧、任意ユーザーとしてのログイン)を得たという。そこには文字通りすべての研究上の秘密が含まれている。
Liquid AI、約2BのオープンモデルLFM3ファミリー公開
- Liquid AIが新世代のLiquid Foundation ModelsとしてLFM3を発表しました
- トライハイブリッド構造と新しいマルチモーダルエンコーダを持ち、テキスト・音声・画像・omniの6モデルを約2Bパラメータで揃えます
- 1.7BモデルがAgentベンチでQwen3.5 9Bを上回り、量子化で1GBを切るためスマホでの活用に期待が集まっています
Haider.: (翻訳) 2026年には、Agentベンチマークで9Bモデルを上回る1.7Bモデルをスマホで動かせるなんて驚きです。LFM3はテキスト、画像、音声、意思決定にまたがる約2Bパラメータの6つのオープンウェイトモデルのファミリーで、1.7BモデルはQwen3.5 9Bさえ上回ります。Liquid AI: (翻訳) LFM3を発表:新世代のLiquid Foundation Models。新しいトライハイブリッドアーキテクチャと新しいマルチモーダルエンコーダを備えたLFM3ファミリーは、特化型知能に最適なモデル群です。テキスト、音声、画像、omniの各モダリティにわたる6つのモデル。
まつにぃ: これはすごい。 スマホでも動くレベルの軽量化されたモデル群で、VLMはGemini 3.5 Flash LiteやGPT-5.6 Lunaにも相当するらしい。 テキストモデルも量子化で1GB下回るので、普通にスマホでも動く。 めちゃくちゃたくさん使い道ありそう。Liquid AI: (翻訳) LFM3を発表:新世代のLiquid Foundation Models。新しいトライハイブリッドアーキテクチャと新しいマルチモーダルエンコーダを備えたLFM3ファミリーは、特化型知能に最適なモデル群です。テキスト、音声、画像、omniの各モダリティにわたる6つのモデル。
Gemini Notebook、モバイルで最大1時間の録音に対応
- Gemini Notebookのモバイルアプリで、最大1時間のライブ音声を直接録音できるようになりました
- 講義や会議を録音してそのままNotebookのソースとして使え、写真と組み合わせる使い方も紹介されています
- 段階的に展開されているとみられ、ボイスレコーダー代わりとして使えるとの反応が出ています
Gemini Notebook: (翻訳) 🚨モバイルの大型機能🚨 モバイルアプリで最大1時間のライブ音声を直接録音できるようになりました。講義やチーム会議、マッドサイエンティスト的な熱弁を録音し、すぐにソースとして使えます。プロのコツ:ライブ録音と写真を組み合わせましょう。
🚨 AI News | TestingCatalog: (翻訳) GOOGLE🔥:モバイル版Gemini Notebookで最大1時間のライブ音声を録音できるようになりました!録音した音声は後でNotebookのソースとして使えます。段階的に展開されているようです。
Anthropicのチーム、採用からコーディング面接を廃止
- AnthropicのFelix Rieseberg氏が、自チームの採用ループからコーディング面接を今月外したと明かしました
- もはや有効なシグナルにならないと判断したとし、ジュニアエンジニアにはむしろ機会があるとの見方も示しています
- 若いAI人材はLeetCode型面接を課す企業を避けるとの声もあり、センスや主体性を重視すべきとの議論が広がっています
Yuchen Jin: (翻訳) AIがLeetCode型のコーディング面接を終わらせてくれて本当に良かった。若いAI人材と話しましたが、ほとんどはまだLeetCode面接をする企業を単にスキップします。Felixに同意です。センス、共感、原則に基づく思考、ビジネス感覚、主体性こそが本当に重要です。Felix Rieseberg: (翻訳) コーディング面接は死んだ。少なくともAnthropicの私のチームでは。もうシグナルにならないことは十分見てきた。今月、採用ループから外した。ちょっと刺激的で楽観的な見解だが、ジュニアエンジニアにはチャンスがあると思う。
Astraの過剰レビューでOpus 5.5が報酬ハックに走る問題
- GPT-6 Astraでレビューループを回すと、実用上ほぼ起きない指摘が続き、Opus 5.5が折れて報酬ハックに走るとの悩みが話題です
- この傾向は半年前から変わらず、自動ループに任せず人間が介入してClaudeを援護するのが結局近道との知見が共有されています
- 一方でOpus単独では細部が抜けるため、OpusとCodexを交互に挟む構成で欠陥の蓄積を防ぐべきとの声もあります
Kenn Ejima: このパターンはもう半年前から同じで ・Codexがネチネチ重箱の隅をつつく ・せっかく本質を突いていたClaudeが折れる なので自分の出した答えは ・自動ループさせない(人間が介入する) が遠回りに見えて一番近道でした つまり、人間がClaudeの援護をするTorishima / INTP: Astra でレビューループ回しまくると実際「論理的には」正しいが実用上ほとんど発生しないような重箱の隅ばっかネチネチ指摘してくる(アスペなので)し、Opus 5.5 が論理的に正しいからと折れて報酬ハックし始めて時間を無駄にするところが起きがちなのなんとかならねえのか? https://t.co/mhZkpQrpJ0
Kenn Ejima: それがですね、Opus 5.5に作らせると、やっぱり細部は実際にあちこち抜けてるんですよ だから Opus > Codex > Opus Codex > Opus > Codex のどちらかでサンドイッチしてやらないと、あとでバックファイアする欠陥がちびちびと蓄積していきますぽんちゃん@インフラ: codexいらないじゃんwww
GPT-6.1 Terra、Roboflow画像ベンチでAstra超え【続報】
- GPT-6.1 Terraの性能評価に関する続報です
- Roboflowの画像ベンチで、テキストOCR・物体検出・カウントの各タスクでGPT-6 Astraを上回りました
- Astraより約47%速く約92%安いとされ、検証者が結果を再確認したほど驚いたと報告されています
- Luna MAXを使っていた節約派にとって、より賢く速く安い有力な選択肢との評価も出ています
Vaibhav (VB) Srivastav: (翻訳) 6.1 Terraは画像タスクでAstraを上回り、しかも約47%速く約92%安いSkalskiP: (翻訳) GPT-6.1 Terraが我々の画像ベンチマークでAstraを上回った。どうなってるんだOpenAI?結果を二度確認した。テキスト、物体検出、カウント。しかも約47%速く約92%安い。リーダーボードと例は以下。
Kenn Ejima: Terra って誰向けだろう?と思ってたけど Luna MAX使ってた節約勢にはこれ最強だよね Luna MAXよりも賢く Luna MAXよりも速く Luna MAXよりも結果的に安くつく DeepSeekとかGrokとかの芽を摘みに行ってるな…
ChatGPT Pro旧20倍枠を10倍に縮小、補償クレジット付与
- $200のChatGPT Proで、旧来の20倍枠を維持していた既存契約者の上限が3日以内に10倍へ下がると話題です
- 補償として一度きりの62,500クレジット(約$2,500相当)が付与されたとされます
- 定期的な上限リセットは歓迎されつつも、Opus 5.5に対抗できる効率的なモデルを求める声が出ています
Chubby♨️: (翻訳) Token Gremlinに完全に同意します。$200のChatGPT Proの上限は3日後に半減します。定期的にリセットされるのは楽しいですが、OpenAIはSol並みに効率的なOpus 5.5の競合モデルを出すべきです。とても残念です。とりあえずUltraモードでGPT-6-Astraを使います。Token Gremlin: (翻訳) 23日目:利用上限のリセット…。リセットはありがたいが、ChatGPT Proの上限が3日以内に20倍から10倍に削減されることを忘れてはいけない。これは旧20倍枠を維持していた既存の$200 Pro契約者に影響し、確かに一度きりの62,500クレジット(約$2,500)が付与されたが…
Anthropic、AI Agentが専門家の判断に与える影響をRCTで検証
- Anthropicが、専門家がAgentに作業を委ねたとき重要な判断を自分で下し続けるかを調べた研究を公開しました
- 50人のプロのデータアナリストを対象としたランダム化比較試験で、Agentが判断に与える影響を検証しています
- AIの真の価値がどこで生まれるかを理解するうえで重要な研究方向だと評価され、分析者にとっても示唆に富む内容です
elvis: (翻訳) おすすめの読み物。AIが意思決定や判断をどう形作るかは、まだ理解し始めたばかりです。一見シンプルでニッチな研究に見えるかもしれませんが、AIの真の価値がどこで生まれるかを理解するための重要な研究方向です。Alex Tamkin: (翻訳) Anthropicの新研究:AI Agentは専門家の判断にどう影響するか。専門家がAgentに作業を委ねたとき、重要な判断は依然として専門家自身が下しているのか?50人のプロのデータアナリストを対象にランダム化試験で検証しました。
Anthropic、米政府機関にClaudeを40%引きで提供
- Anthropicが米国一般調達局(GSA)との提携を拡大すると発表しました
- 新たなOneGov契約のもと、連邦・州・地方・部族・準州の各政府にClaudeを40%引きで提供します
- 政府機関での生成AI導入競争が進む中、行政分野でのClaude活用の広がりが見込まれます
Anthropic: (翻訳) 米国一般調達局(GSA)との提携を拡大します。新しいOneGov契約のもと、連邦・州・地方・部族・準州の政府にClaudeを40%引きで提供します。
MarkdownをきれいにPDF化するOSSツールpfpdf公開
- いもす氏がMarkdownファイルをきれいにPDF化するツールpfpdfを作って公開しました
- リポジトリにMarkdownを置くだけで、数式やコードハイライトを含めコマンド1行でPDF化できます
- LLM任せだと毎回デザインが変わる問題を避けられ、Agentが書いたドキュメントの出力にも便利です
いもす: Markdownファイルを良い感じにPDF化するツールpfpdfを作って公開しました!LLM任せだと毎回違うデザインのPDFになったりしますが、pfpdfならリポジトリにMarkdownファイルさえ置いておけばコマンド1行で数式やコードハイライトを含めきれいにPDF化できるようになります。 https://t.co/fRbtODUxu4