2025年11月30日 朝のAIニュースまとめ
(ほぼ)毎日AIニュースが届きます。ぜひご登録ください。
(ほぼ)毎日AIニュースが届きます
ぜひご登録ください
ChatGPT広告導入検討とAGI到来予測
ChatGPTのアプリから広告機能の記述が発見され、OpenAIが新たな収益源確保に向けて動き出している可能性が浮上しています。
一方、AGI到来時期については研究者間で2年から10年以上まで予測が大きく分かれており、技術開発のスピードを巡る議論が活発化しています。中国のロボタクシーや人型ロボット開発の躍進、Gemini 3 Proの実務評価なども注目を集めました。
それでは本日の主要トピックを詳しくご紹介していきます。
目次
- ChatGPT、広告導入を検討か アプリから関連記述
- AGI到来予測にばらつき 2年から10年以上まで様々
- Anthropic、AIエージェントの新手法「PTC」を提唱【続報】
- MetaのAI開発に遅れか、中国勢にも先行許すとの見方
- AI開発の焦点、事前学習から事後学習へ
- 中国、ロボタクシーや人型ロボット開発で躍進
- Gemini 3 Pro続報、コーディングは高評価も新たな課題判明
- AIロボット掃除機Maticが今年のヒット商品に、各誌絶賛
ChatGPT、広告導入を検討か アプリから関連記述
- ChatGPTのAndroidアプリのベータ版から、広告機能に関連する記述が発見され、OpenAIが広告導入を検討している可能性が浮上しました。
- 発見された記述には「bazaar content」「search ad」「search ads carousel」といった文言が含まれており、検索連動型広告のような形式が考えられます。
- 背景には、データセンターパートナーへの約1000億ドルにのぼる負債があると見られており、新たな収益源の確保が急務となっている可能性があります。
Rohan Paul: (翻訳) 🧮 OpenAIの拡大は、データセンターパートナーに負わされた約1000億ドルの負債によって賄われており、OpenAI自体はほとんど負債を抱えていません。FTがレポートを発表しました。ソフトバンク、オラクル、CoreWeaveなどは、オラクルがOpenAIとの取引に関連してすでに約580億ドルを借り入れています。
Chubby♨️: (翻訳) 次期ChatGPT Androidアップデートで広告機能が発見される。これが現実にならないことを願う。そうなればAIにおける広告の始まりとなるだろう。一方で、OpenAIがどれだけ多額の負債を抱え、どれだけのお金を燃やし続けているかを考えれば、理にかなっている。なぜなら、それは素晴らしいことを意味するからだ。 https://t.co/7haktOhOBk
ML_Bear: OpenAIのAndroidアプリの中で広告関連と思われるデータ構造(?)が見つかったとのこと。近いうちに広告導入されるのでしょうか? https://t.co/6GlmcFzmgR
AGI到来予測にばらつき 2年から10年以上まで様々
- AGI(汎用人工知能)やASI(人工超知能)の到来時期を巡り、トップ研究者たちの間で見解が分かれています。
- AnthropicのDario Amodei氏が「2年」の可能性に言及する一方、DeepMindのDemis Hassabis氏やMetaのYann LeCun氏などは「5-10年」と予測しています。
- 現在の技術的課題は、AI自身が研究を加速させることで解決が早まるとの期待も、早期到来を予測する一因となっています。
Yann LeCun: (翻訳) その通り。
Haider.: (翻訳) OpenAIのNoam Brownは正しい。トップの研究者や科学者でASIが幻想だとか100年以上先だとか考えている人は誰もいない。現在のシステムに本当の問題があることには誰もが同意しているが、本当の問題はそれを修正するのにどれくらいの時間がかかるかだ。現在のパラダイムでは、AIが助けになると思う。
Rohan Paul: (翻訳) ASIは避けられない、ただタイミングが不確かなだけだ。デミス・ハサビス:5~10年 フランソワ・ショレ:約5年 サム・アルトマン:数千日(約8年) ヤン・ルカン:約10年 イリヤ・サツケバー:5~20年 ダリオ・アモデイ:おそらく2年、しかしもっとかかる可能性もある
Anthropic、AIエージェントの新手法「PTC」を提唱【続報】
- Anthropicが提唱するAIエージェントのツール呼び出しに関する続報です。
- 以前紹介したMCPと同様の概念で、新たに「Programmatic Tool Calling (PTC)」という名称が使われています。
- コード実行によってツールを起動するこの手法について、LangChainコミュニティではDeepAgentsへの実装が進められています。
Haider.: (翻訳) すごい…「Anthropicのエージェントは、セッションをまたいで、より実際のソフトウェアチームのように動作するようになりました」彼らがソフトウェアエンジニアリングに注力するのは理にかなっています。ソフトウェアエンジニアリングを自動化すれば、他の多くのデスクワークもそれに続くからです。それがAnthropicの当初からの計画でした。しかし、問題は、これらのエージェントがまだ本当に学習し...
Harrison Chase: (翻訳) 🤖「プログラムによるツール呼び出し」(PTC)を備えたDeepAgents PTC(Anthropicによって導入)により、エージェントは個別のツール呼び出しではなく、コード実行でツールを呼び出すことができます。LangChainコミュニティの誰か(Alan Chen)がDeepAgentsにそれを追加したのを見るのはクールです:https://t.co/nY0avbRIYl http...
Oikon: Claude CodeのSkillsとSubagentが。うまく発火しない原因とその対策について詳しく書かれていて参考になる。 https://t.co/N7bYglMeHN
MetaのAI開発に遅れか、中国勢にも先行許すとの見方
- MetaのAI開発が、GoogleやOpenAIなどの競合他社だけでなく、一部の中国製モデルにも遅れを取っているとの見方が強まっています。
- 当初はオープンソース戦略で優位に立つと見られていましたが、最近の進捗は期待外れとの声が上がっています。
- 以前報じられた、Metaが自社サービスに競合のAIモデル利用を検討しているというニュースを裏付ける状況と言えそうです。
Haider.: (翻訳) 今年のMetaのAIの進歩は期待外れだった。Google、OpenAI、xAI、Anthropicに遅れをとっているだけでなく、一部の中国製モデルにも追い抜かれている。Mistralの衰退は、ヨーロッパの小さなスタートアップなので理解できるが、Metaの凋落は驚きだ。当初、私はMetaが...と考えていた。
Jukan: (翻訳) 私の説では、MetaはGoogleのTPUを取得するという話を意図的にThe Informationにリークした。Metaにとって、これは典型的なリスクのないパワープレイだ。ジェンスン・フアンがMetaがGoogleのシリコンを使っていると知った瞬間、Nvidiaは投資を急ぐだろう。(彼らはそうするかもしれない)
The Information: (翻訳) Google、Meta、Amazon、MicrosoftによるAI設備投資の急増は、彼らのフリーキャッシュフローを圧迫し、富のNvidiaへの大規模なシフトを生み出しています。同社の現金創出は、今後も急速に拡大し続ける可能性があります。詳細はこちら:https://t.co/SVbmXJROu2
AI開発の焦点、事前学習から事後学習へ
- AIモデルの性能向上において、事前学習だけでなく、特定ドメインに特化させる事後学習の重要性が高まっています。
- 基礎となる事前学習モデルの性能が改善されなければ、事後学習の効果にも限界があるという指摘もされています。
- 医療AIなどの分野では事後学習から開発を始める戦略も取られるなど、目的に応じたアプローチが模索されています。
The Information: (翻訳) AIの事後学習は、コーディングや数学などの特定のドメインの事前学習を基盤としています。しかし、研究者によると、基礎となる事前学習済みモデルが改善されない限り、事後学習には限界があります。その理由をご覧ください:https://t.co/tu8lMO1x65
Tanishq Mathew Abraham, Ph.D.: (翻訳) これも私たちが取っている戦略です!医療でうまく機能する言語モデルを構築するには、継続的な事前学習と事後学習の両方が必要です。しかし、事後学習から得られるものが非常に多いため、私たちは事後学習から始めています...
The Information: (翻訳) OpenAIはGoogleに先んじるために事前学習方法を改善する必要がある。同社が来年初めまでにどのように追いつくかを知るべきだ。記事を読む:https://t.co/tu8lMO1x65
中国、ロボタクシーや人型ロボット開発で躍進
- 中国が自動運転タクシーや人型ロボットの分野で急速な進歩を遂げており、世界のAI開発における存在感を増しています。
- The Economist誌は、強力な国家支援と低コストを背景に、中国がロボタクシー産業の競争で勝利する可能性があると報じています。
- LimX Dynamics社の人型ロボット「OLi」が悪路を安定して歩行する動画も公開され、その高い技術力が示されています。
The Economist: (翻訳) 中国がロボタクシー産業を大規模に構築する競争に勝つかもしれないと信じる理由はいくつかある。一つは強力な国家支援だ。もう一つは、その自動運転車が驚くほど安いことだ。
Rohan Paul: (翻訳) 中国のLimX Dynamics社のOLiが悪路を走行。全身のロコ・マニピュレーションと能動的知覚の一例。OLiは搭載されたセンサーとAI知覚を用いて、環境にリアルタイムで動的に反応し、正確に歩行・屈伸することができます。
The Economist: (翻訳) 中国が未来を所有しなければならないという決まりはない。しかし、西側が自動運転車や医療、さらには電気自動車、太陽光発電、その他の重要な技術で競争したいのであれば、中国の台頭から正しい教訓を学ばなければならない。
Gemini 3 Pro続報、コーディングは高評価も新たな課題判明
- 先日リリースされたGoogleの最新モデル「Gemini 3 Pro」に関する続報です。
- 多くの開発者による実務利用が進む中、コーディング能力については、間違いを的確に指摘するなど品質の高さが改めて評価されています。
- 一方で、知識が古い、画像編集の指示に従えない、創造的な文章生成は苦手といった新たな課題も明らかになりつつあります。
おじろ | 223: Gemini 3 Proの以下の返答とか結構気になっちゃうんだよな。知識が古いって結構きつい。 > すべてGPT-4oで処理すると高すぎる。タスクの難易度を判定し、安価なモデル(GPT-4o-miniやClaude Haiku)と高性能モデルを動的に切り替えるWorkflowの組み方。
Bilzard: コードの品質が体感的に良いGeminiに乗り換えた。Geminiの方がちゃんと間違ってる時に指摘してくれる感じがする。 ただ、論文読ませた時に自然に見える紛らわしい嘘をついてくるところはGPTとあまり変わらない。
Haider.: (翻訳) Gemini 3は価格の割に素晴らしいです。特にAI Studioで大きなコードベースや大規模なコンテキストのタスクを扱う場合に優れています。200kトークンを超えても有用です。しかし、創造的な文章作成やEQに関しては、Opus 4.5、特にGrok 4.1の方が優れています。Gemini 3はその分野では少し弱いと感じます。
AIロボット掃除機Maticが今年のヒット商品に、各誌絶賛
- Matic社のAI搭載ロボット掃除機が、主要なテクノロジーメディアから絶賛され、今年のヒット商品となっています。
- 「WIRED」誌が10点満点、「The Verge」が「最高のロボット掃除機」と評価するなど、その性能の高さが伺えます。
- 当初は懐疑的な見方もあったものの、優れたAI技術によってユーザーの支持を獲得し、テクノロジー好きの必須アイテムとなりつつあります。
The Information: (翻訳) 当初は懐疑的な見方もあった「より良いルンバ」が、今や今年最大のコンシューマーテクノロジーヒット商品の1つとなった。MaticのAI搭載ロボットが、いかにしてセクシーでない製品からテクノロジー通の必需品へと変貌を遂げたのかを報告する。全文はこちら:https://t.co/aKh3NJIoBs
Taro Fukuyama: 投資先のAI家庭用掃除機のMatic @maticrobots)が、米国メジャー雑誌全てからほぼ最高の評価をもらいました🤖🤖🤖 私も自宅で愛用しています🤝
The Information: (翻訳) Maticは現在、年間売上高が約2600万ドルに達しており、月間2,000台の1,245ドルのロボット掃除機を販売しています。しかも、マーケティングには1ドルも費やしていません。記事を読む:https://t.co/aKh3NJIoBs