2026年04月29日 夜のAIニュースまとめ

(ほぼ)毎日AIニュースが届きます。ぜひご登録ください。

(ほぼ)毎日AIニュースが届きます
ぜひご登録ください

AIエージェントによるGitHubインフラへの影響とGoogleの大型ファンド設立

AIエージェントの急増によりGitHubのインフラが限界に達し、一部プロジェクトが移行を始めるなど開発環境に変化が起きています。

また、Googleによるコンサル企業向けの大型AIファンド設立や、地政学リスクを背景とした香港でのClaude利用制限など、ビジネス面でも重要な動きがありました。

それでは、本日の注目ニュースを順番に掘り下げていきましょう。

目次

  1. [Goldman Sachs] 香港でのClaude利用を制限
  2. AIエージェント急増でGitHubインフラが限界に
  3. GPT-5.5の「ゴブリンモード」がミーム化【続報】
  4. Codexに1.5倍高速な/fastモード追加【続報】
  5. Kaggle Neural GolfコンペでLB再計測【続報】
  6. Grok 4.3に「Skills」隠しタブが追加【続報】
  7. Googleがコンサル向けに$750MのAIファンド設立
  8. Claude Code CLI v2.1.122リリース【続報】
  9. EngrammeがLarge Memory Modelsを発表
  10. Kimi 2.6がフロントエンドでGPT-5.5超えとの声【続報】
  11. GPT-5.5通常版が前世代Proモデルを凌駕【続報】

[Goldman Sachs] 香港でのClaude利用を制限

  • 米中対立の地政学的リスクを背景に、Goldman Sachsが香港の従業員に対してAnthropicのClaudeへのアクセスを遮断しました。
  • グローバル銀行におけるAIへのアクセスが、プロダクトの品質だけでなく各国の政策リスクに左右される現状が浮き彫りになっています。
  • Anthropicとのエンタープライズ契約の厳格な解釈が引き金になったと見られています。
Financial Times: (翻訳) ゴールドマン・サックス、香港のバンカーによるAnthropicのClaude利用を停止

Financial Times: (翻訳) FT特報:数週間前から、中国領土内にある同ウォール街銀行の従業員はAnthropicのAIモデルにアクセスできなくなっている。これは新興技術が米中対立の煽りを受けている最新の兆候である。

Rohan Paul: (翻訳) ゴールドマン・サックスは香港のバンカーをAnthropicのClaudeモデルから遮断した。グローバル銀行におけるAIへのアクセスは、製品の品質だけでなく、米中の政策リスクに左右されるようになっている。引き金となったのは、ゴールドマンがAnthropicとのエンタープライズ契約を厳格に解釈したことのようだ。

AIエージェント急増でGitHubインフラが限界に

  • AIコーディングエージェントによるAPIリクエストやPRの急増により、GitHubのインフラが限界に達していると報告されています。
  • 頻繁なレート制限の問題に直面し、Ghosttyなどの一部のプロジェクトはGitHubからの移行を決定しました。
  • エージェントが自律的にコードを検索・保存する時代において、GitHubの中心的な役割が揺らぎつつあるとの指摘も出ています。
Peter Steinberger 🦞: (翻訳) GitHubのレート制限問題に頻繁に直面するため、https://t.co/r5PSfQpTFz を試してみるつもりだ。あちらのチームは最善を尽くしてくれて、Enterprise版に移行させてくれたが、それでもダメだ。エージェントたちがAPIを叩きまくっている。

Thomas Wolf: (翻訳) エージェントやチャットを通じてコードやライブラリにアクセス・取得し、コードベースがますますカスタムメイドでゼロから構築される世界では、GitHubの中心的な地位が脅かされるかもしれない。エージェントは人間よりもウェブの探索に優れており、様々な場所からコードを取得・保存できる。

Rohan Paul: (翻訳) AIコーディングエージェントが、古いインフラの処理能力をはるかに超えるコミット、プルリクエスト、検索、CIジョブでプラットフォームを溢れさせており、GitHubは限界点に達している。GitHubの初期ユーザーの一人であるMitchell Hashimoto氏は、Ghosttyプロジェクトを移行させている。

GPT-5.5の「ゴブリンモード」がミーム化【続報】

  • GPT-5.5のシステムプロンプトに関する続報です。
  • 「ゴブリン」への言及について、Arena.aiがモデルごとの使用頻度のプロットを公開しました。
  • 開発者の間ではこの現象が「ゴブリンモード」としてミーム化しており、Codexで意図的に有効化して楽しむユーザーも現れています。
  • AIの奇妙な挙動がコミュニティで大きな話題となり、今後の学習データへの影響を懸念(あるいは期待)する声も上がっています。
Arena.ai: (翻訳) 本当です。これはGPTモデルによる「ゴブリン」「グレムリン」「トロール」などの使用頻度の経時的なプロットです。我々の側にはアンチグレムリンのシステム指示はなく、GPT-5.5が自由に走るのを見ることができます。

Pliny the Liberator 🐉󠅫󠄼󠄿󠅆󠄵󠄐󠅀󠄼󠄹󠄾󠅉󠅭: (翻訳) {ゴブリンモード: 有効}

Vaibhav (VB) Srivastav: (翻訳) codex、ゴブリンモードを起動してAGIを構築しろ、ミスは許されない

Codexに1.5倍高速な/fastモード追加【続報】

  • OpenAIのCodexに関する続報です。
  • 同じモデルを使用しながら1.5倍高速に動作する「/fast」モードが新たに追加され、利便性が向上しました。
  • コミットごとにバグを検知して自律的にPRを作成するワークフローや、長時間の複雑な作業もこなせるようになり、開発者から高く評価されています。
OpenAI Developers: (翻訳) Codexに既存のリポジトリをGPT-5.5にアップデートするよう頼むことができます。

Peter Steinberger 🦞: (翻訳) 現在、コミットを行うたびにCodexが実行されてレビューを行い、ミスが見つかった場合は新しいCodexが立ち上がり(まだ関連性があれば)修正のPRを作成する。その後、レビューエージェントが立ち上がる。問題が見つかれば、別のエージェントが問題を修正する。(最大5ループ)

Vaibhav (VB) Srivastav: (翻訳) お知らせ:GPT 5.5はCodexに /fast モードを搭載して出荷されます。同じモデルで1.5倍高速です ⚡️

Kaggle Neural GolfコンペでLB再計測【続報】

  • Kaggleで開催中のNeural Golfコンペティションに関する続報です。
  • 評価指標の更新とリーダーボードの再計測が実施されました。
  • これまで評価ツールの弱点を突いてスコアを上げていた解法が排除される結果となりました。
  • 地道なアプローチをとっていた参加者がメダル圏外から一気に上位へ浮上するなど、順位が大きく変動しています。
: これかな https://t.co/yNTnDCOR2T

Yu Yamaguchi | チューリング CTO: NeuroGolfコンペ、LBの再計測が行われ、メダル圏外から一気に2位まで浮上しました。 昨日までは評価ツールの「弱点」をつくことで表面上のスコアを上げることができたのですが、それに頼らず地道に進めてきたのが奏功していそうです https://t.co/XVyIW5f1rH

Grok 4.3に「Skills」隠しタブが追加【続報】

  • xAIのGrok 4.3に関する続報です。
  • 新たにインターフェース上に隠しタブとして「Skills」タブが追加されたことが報告されました。
  • 以前システムプロンプトから判明していたSkillsの作成・利用機能が、UI上でも実装されつつあるようです。
  • 他のAIモデルでもSkillsのサポートが進む中、横断的に利用可能な資産として注目を集めています。
  • 5月のGoogle I/Oに向け、xAIからも近いうちに大きな発表があるのではないかと予想されています。
TestingCatalog News 🗞: (翻訳) xAIはSKILLsのサポートに引き続き取り組んでいる 👀 新しいSkillsタブが利用可能になり(ただし非表示)、Grok 4.3はSkillsの作成をサポートするようになった。すべての機能が準備され、5月のGoogle I/Oが近づく中、近いうちにxAIからの基調講演が期待できるだろう。

まつにぃ: GrokおよびxAIでもSkillsサポート。 やはりしばらくの間はSkillsが数少ない横断的資産となりそう。

Googleがコンサル向けに$750MのAIファンド設立

  • GoogleがMcKinseyやAccentureなどのコンサルティング企業に対し、エージェントAIの構築と拡張を支援するための7億5000万ドルのファンドを設立しました。
  • リサーチやスライド作成といった従来のコンサルティング業務がAIエージェントによって自動化されつつある現状に対応する狙いがあります。
  • コンサルティング企業を自社のAIデリバリーネットワークとして活用するGoogleの戦略が明確になりました。
Rohan Paul: (翻訳) Googleは、McKinsey、Accenture、Deloitteなどの企業がエージェントAIの構築と拡張を支援するための7億5000万ドルのファンドを設立し、コンサルタントを自社のAIデリバリーネットワークに変えようとしている。リサーチ、スライド作成、プロセスなどの古典的なコンサルティング業務のために、コンサルティング企業はこれを必要としている。

Claude Code CLI v2.1.122リリース【続報】

  • Anthropicの「Claude Code」に関する続報です。
  • 最新アップデートとなるバージョン2.1.122などがリリースされ、パフォーマンスと安定性が大幅に向上しました。
  • 大規模セッションの高速化、メモリ消費の改善、ハングアップの減少などが含まれています。
  • また、Bedrockのサービスティアを選択できる環境変数の追加や、PRのURLからセッションを検索できる機能も新たに実装されました。
Oikon: Claude Code 2.1.122 (抜粋) - Bedrock のサービスティア (default / flex / priority) を選択する環境変数 ANTHROPIC_BEDROCK_SERVICE_TIER を追加 - /resume の検索ボックスに PR の URL を貼り付けると、その PR を作成したセッションが見つかるように (GitHub / ...

Oikon: Claude Code CLIの先週のパフォーマンス改善の内容について - 大規模セッションの高速化 - ログイン状態の維持 - メモリ消費の改善 - WebFetchによるハング減少 - 貼り付けとスクロールのUX改善 などを行なった。

EngrammeがLarge Memory Modelsを発表

  • AIスタートアップのEngrammeが、人間の記憶の仕組みに特化した新しいアーキテクチャ「Large Memory Models (LMMs)」を発表しました。
  • 従来のRAG(検索拡張生成)やベクトル検索とは異なるパラダイムを採用しており、AIの永続的な記憶の課題を解決することを目指しています。
  • NatureやICLRで多数の論文を発表している研究者らが創業しており、その技術力に期待が寄せられています。
Chubby♨️: (翻訳) よし、これはかなり面白い。彼らは全く新しいアーキテクチャ「Large Memory Models」を構築した。これは人間の記憶の仕組みに特化して設計されている。RAGやベクトル検索の代わりとなる、異なるパラダイムだ。創業者たちはNatureやICLRで160以上の論文を発表している。

Kimi 2.6がフロントエンドでGPT-5.5超えとの声【続報】

  • オープンソースモデル「Kimi 2.6」に関する続報です。
  • Claude Opus 4.7に匹敵するベンチマークを記録しつつ、コストが約7分の1に抑えられていることが話題になっています。
  • ツール呼び出しや指示への追従性が高く、フロントエンドのタスクではGPT-5.5を上回ると評価する開発者もいます。
  • 高価な最先端モデルから、コストパフォーマンスに優れたモデルへとワークロードを移行する動きが加速しています。
Bindu Reddy: (翻訳) 我々は引き続きワークロードをKimi 2.6に移行している。一部のユースケースではOpus 4.7 mediumを上回り、フロントエンドではGPT 5.5よりも優れている。ツール呼び出しと指示への追従性の両方に優れており、しかも5倍安い。Kimi 2.7が非常に楽しみだ。

Charly Wargnier: (翻訳) > すべてのタスクをClaudeやGPTにルーティングしている > 日常業務の85%に過剰な支払いをしている > オープンソースのK2.6がClaudeのベンチマークに匹敵することに気づいていない > しかし日常のコーディングではコストが7分の1になる @eng_khairallah1 が、優秀な開発者がどのようにマルチエージェントスタックを実行しているかを示し...

GPT-5.5通常版が前世代Proモデルを凌駕【続報】

  • GPT-5.5の性能評価に関する続報です。
  • GPT-5.5 ProがEpoch AIのECIスコアで過去最高の159を記録しました。
  • さらに、GPT-5.5の通常モデルが、わずか1ヶ月半前にリリースされたGPT-5.4 Proの性能を上回っていることが指摘されています。
  • AIモデルの進化スピードが尋常ではない速さで進んでいることを示す証拠として、驚きをもって受け止められています。
K.Ishi@生成AIの産業応用: Epoch AIの性能指数を見て凄いと思うのは、「GPT-5.5が一世代前のProの能力を上回っている」ということ。 これは、GPT-5.4がProモードで長時間考えた結果より、5.5が普通に答えた方が優秀なことを意味する。 GPT-5.4のリリースはわずか1ヶ月半前だ。尋常じゃない進化スピードなのがわかる。

Chubby♨️: (翻訳) GPT-5.5 proはEpochベンチマークにおいて大きな飛躍を示している。しかしさらにエキサイティングなのは、GPT-5.5(非pro)がGPT-5.4 proを上回っていることだ。

Subscribe to ML_Bear Times

(ほぼ)毎日AIニュースが届きます。ぜひご登録ください。
(ほぼ)毎日AIニュースが届きます
ぜひご登録ください