2026年03月30日 朝のAIニュースまとめ

(ほぼ)毎日AIニュースが届きます。ぜひご登録ください。

(ほぼ)毎日AIニュースが届きます
ぜひご登録ください

Anthropic次期モデルの動向とAI半導体不足の長期化

Anthropicの次世代モデル「Mythos」は、高性能な反面非常に高価になるとの噂が飛び交っています。

また、AI半導体の供給不足は2027年後半まで続くとの予測が示され、需給の逼迫が改めて浮き彫りになりました。

AppleのAI戦略転換や、AIエージェント普及に伴う開発者の役割変化など、業界構造に関わる動きも注目されます。

それでは、各ニュースの詳細を紐解いていきましょう。

目次

  1. Anthropic次期モデルMythosの続報 高性能だが高価か
  2. AIエージェントの普及で開発者はコーダーから監督者へ
  3. AI半導体不足は2027年後半まで継続か、TSMCがHBMを供給条件に
  4. Eli Lilly、AI創薬で最大27.5億ドルの大型契約
  5. 【続報】Apple、AI戦略をプラットフォーム事業へ転換
  6. OpenAIの脆弱性修正AI、数千組織で導入進む【続報】
  7. AIの旅行計画や助言に危険性、不正確さを指摘する報告相次ぐ
  8. 後継者不足にAI僧侶、24時間稼働の清掃ロボットも登場

Anthropic次期モデルMythosの続報 高性能だが高価か

  • 以前お伝えしたAnthropicの次世代モデル「Mythos」に関する続報です。
  • 非常に高性能である一方、トークン単価が100ドルを超える高価なモデルになる可能性が指摘されています。
  • すでにベータ版が展開されているとの情報も流れましたが、Anthropicの従業員を名乗る人物がこれを否定するなど、情報は錯綜しています。
  • このモデルはゼロデイ脆弱性を発見する能力を持つとも言われており、サイバーセキュリティへの応用が期待されています。
Lisan al Gaib: (翻訳) 恒久的な下層階級は冗談ではなかった。サンフランシスコの億万長者以外、誰も100〜200ドル/Mトークンの推論モデルを買う余裕はないだろう。

leo 🐾: (翻訳) これは完全にでっち上げです。このアカウントはモデルにアクセスできません(そして実際にはv5よりもさらに進んでいます!)。

Chubby♨️: (翻訳) マジで、Mythosは強烈なインパクトを与えるだろう。

AIエージェントの普及で開発者はコーダーから監督者へ

  • AIエージェントの活用により、開発者の役割がコーディング作業から、複数のAIエージェントを管理・監督するプロダクトマネージャーのような役割に移行しつつあると指摘されています。
  • Anthropicの従業員から、毎日「AGIを構築したかもしれない」というメールが複数届くという状況が共有され、話題を呼んでいます。
  • エージェントを動作させる仕組みである「エージェントハーネス」という概念についても議論が活発化し、その定義や役割の整理が進められています。
Addy Osmani: (翻訳) コーディングの問題で本当に手詰まりになったのがいつだったか思い出せない。AIエージェントがこれを変えた。「時々ブロックされる」から「常に進み続ける」への変化はすごい。

Boris Cherny: (翻訳) Anthropicで働くことの奇妙な点:毎日こういうのをいくつか受け取ること

Rohan Paul: (翻訳) 「あなたはプロダクトマネージャーであり、エージェントはあなたのエンジニアです。そしてあなたの仕事は、彼ら全員を常に稼働させ続けることです」 「AIがコーディングを速くするのを助ける」というメンタルモデルは、すでに時代遅れかもしれません。 より破壊的なモデルは、エンジニアがプロダクトマネージャーに似てくるというものです。

AI半導体不足は2027年後半まで継続か、TSMCがHBMを供給条件に

  • AI開発を支える半導体の供給不足問題に関する続報です。
  • 一部で噂されたDRAM価格の下落やOpenAIの大量購入契約キャンセルについて、専門家はこれらを否定し、需給は依然として逼迫していると指摘しています。
  • NVIDIA B200のレンタル価格は過去最高値を更新しており、TSMCがHBMの確保をウェーハ割り当ての条件にするなど、供給側の強い立場が鮮明になっています。
  • この状況は2027年後半まで続くと予測されています。
パウロ: OpenAI は長期購買契約は結んでいませんね MOUだけですね 大口価格は上がり続けています

パウロ: 結構イマイチなコスパのB200のレンタル価格がATH エージェントAIで全てが足りない

パウロ: この情報は大きいですね さすがTSMCはしっかりしている TSMCはウェーハ枠を割り当てる際、顧客が自前でメモリ(HBM)を確保できているかを条件にするなど「キングメーカー」として振る舞っており、この状況は2027年後半まで劇的な改善は見込めないとされています。

Eli Lilly、AI創薬で最大27.5億ドルの大型契約

  • 大手製薬会社のEli Lillyが、AI創薬を手がけるInsilico Medicineと最大27.5億ドル規模の大型契約を締結したと報じられました。
  • この契約では、Insilicoが初期費用として1.15億ドルを受け取り、その後のマイルストーン達成に応じて追加の支払いが行われるとされています。
  • 医薬品開発の分野でAIの活用が本格化し、巨額の投資が集まっていることを示す象徴的な出来事として注目されています。
Financial Times: (翻訳) イーライリリー、香港のバイオテクノロジー企業とAI創薬で20億ドルの契約を締結へ

Evan: (翻訳) イーライリリー($LLY)は、インシリコ・メディシンと最大27億5000万ドル規模のAIを活用した医薬品開発契約を締結しました。契約内容は以下の通りです: - インシリコは1億1500万ドルの前払い金を受け取る資格があり、その他のマイルストーンにより、将来の段階的なロイヤルティに加えて、契約額は27億5000万ドルに達する可能性があります。

Financial Times: (翻訳) 米国の製薬会社イーライリリーは、AIを創薬に活用する香港上場企業と20億ドルの契約を結ぶと、事情に詳しい関係者が明らかにした。これは、世界の製薬業界が中国で開発された医薬品への依存度を高めていることを浮き彫りにしている。

【続報】Apple、AI戦略をプラットフォーム事業へ転換

  • Bloombergの報道によると、AppleはAI戦略を転換し、App Storeのようなプラットフォーム事業としての展開を目指しているとのことです。
  • 自社ですべてのAI機能を開発するのではなく、他社のAI技術を統合し、ハードウェアとサービスの販売という中核ビジネスを強化する方針を示唆しています。
  • この戦略転換が、今後のiPhoneやMacにどのようなAI機能として実装されるのか、注目が集まります。
Bloomberg: (翻訳) Appleの新しいAI戦略は、同社がハードウェアとサービスの会社であることに二重に力を入れていることを示している、と@markgurmanはPower Onで書いています。

Mark Gurman: (翻訳) Power On:AppleはAIへの取り組みをApp Storeや検索のようなプラットフォームプレイに転換。詳細と理由はこちら —

Bloomberg: (翻訳) Appleの刷新されたAIとSiriの戦略は、同社がハードウェアとサービスの販売という中核的なビジネスモデルに再びコミットしていることを示している、とMark Gurmanは書いています。今週のPower Onニュースレターはこちら:

OpenAIの脆弱性修正AI、数千組織で導入進む【続報】

  • 以前プレビュー版の公開をお伝えした、OpenAIの脆弱性修正ツール「Codex Security」の続報です。
  • リリース以来、数千の組織で利用が急速に拡大しており、数十万件のセキュリティ問題を特定するなど、大きな成果を上げています。
  • セキュリティ研究者からも、人間では見つけにくい巧妙な脆弱性を発見できると高く評価されています。プレビュー期間中は無料で提供されています。
OpenAI Developers: (翻訳) Codex Securityで脆弱性を発見、検証、修正する:

Vaibhav (VB) Srivastav: (翻訳) 多くのセキュリティ研究者やメンテナーの友人からのフィードバックによると、Codex Securityは非常に深く、彼らでさえ見つけられなかった巧妙なバグや脆弱性(そして修正案)を見つけてくれるとのことです!もしあなたが優秀なセキュリティエンジニアや研究者、あるいはオープンソースの

AIの旅行計画や助言に危険性、不正確さを指摘する報告相次ぐ

  • スタンフォード大学の研究により、AIチャットボットに個人的なアドバイスを求めることの危険性が指摘されています。
  • また、旅行保険会社の調査では、ChatGPTやGeminiなどの主要LLMが、旅行関連の情報について不正確な内容を提供することが判明しました。
TechCrunch: (翻訳) スタンフォード大学の研究、AIチャットボットに個人的なアドバイスを求める危険性を概説

Forbes: (翻訳) 次の休暇の計画にAIを使用する際は、細心の注意を払ってください。新しい研究によると、人工知能は旅行関連の不正確な情報を提供することが多いことがわかりました。旅行保険会社の研究者によって、3つの大規模言語モデル(ChatGPT、Gemini、AIモード)がテストされました。

後継者不足にAI僧侶、24時間稼働の清掃ロボットも登場

  • AIのユニークな活用事例が報告されています。日本では、僧侶不足に悩む寺院の後継者として、仏教の経典を学習した人型ロボット「Buddharoid」が開発されました。
  • 中国では、人間の作業が困難な場所や過酷な条件下でも24時間稼働できる清掃ロボットが、多くの都市で導入されています。
  • 一方で、採用担当者の67%が「AIで作成された履歴書は採用プロセスを妨害する」と考えているという調査結果もあり、AIの社会実装における課題も浮き彫りになっています。
Rohan Paul: (翻訳) 信じられないが本当の話。日本の僧侶不足は深刻で、寺院が閉鎖に追い込まれている。その解決策が「ブッダロイド」。京都大学が発表した本物の人型ロボット僧侶だ。1000年以上にわたる膨大な仏教経典を学習し、導きを与え、儀式を執り行う。

Rohan Paul: (翻訳) 🇨🇳 中国は、幹線道路や商業地区から高速道路やトンネルまで、都市全体に清掃ロボットを広く配備しています。それらはノンストップで働き、人間がアクセスしにくい場所を清掃し、過酷な条件下でも優れた性能を発揮します。

Forbes: (翻訳) AI履歴書は採用プロセスを妨害している、とマネージャーの67%が明らかに

Subscribe to ML_Bear Times

(ほぼ)毎日AIニュースが届きます。ぜひご登録ください。
(ほぼ)毎日AIニュースが届きます
ぜひご登録ください