2026年03月23日 夜のAIニュースまとめ

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AIによる開発体制の変革と各社の新戦略

OpenAIがAIを活用して開発基盤を再設計する動きや、SalesforceがAI導入によりエンジニア増員をゼロにする方針など、開発体制の変革が加速しています。

また、Appleの新たなAIウェアラブル戦略や、Sakana AIによるSNS情報工作の分析といった動向も注目を集めています。

それでは、各ニュースの詳細を順に追っていきましょう。

目次

  1. Claude Codeに新機能、対話形式のセットアップが可能に
  2. Anthropic製モデルの性能低下、Sonnet 4時代から続くとの指摘
  3. Sakana AI、読売新聞と共同でSNS上の情報工作を分析
  4. AppleのAI戦略続報 ハードウェア責任者が新製品開発を主導か
  5. OpenAI、Codex自身を使い開発基盤を大規模再設計【続報】
  6. 【続報】Salesforce、AI活用でエンジニア増員ゼロに
  7. 韓国Upstage、AMD製AIチップを1万個購入交渉か
  8. 製薬大手Roche、Nvidia製チップで「AI工場」を設立
  9. CLIブラウザ操作AI「Browser Use CLI 2.0」登場、速度2倍に

Claude Codeに新機能、対話形式のセットアップが可能に

  • Claude Codeに、ユーザーとの対話を通じて設定ファイルを作成する新しい「/init」コマンドがテスト導入されました。
  • 非エンジニアからの関心も高まっており、UIの使いやすさなどが評価されています。
  • 一方で、ライブラリのバージョン差異などにより、コーディング支援が混乱する場面も報告されています。
Oikon: Claude Code の /init コマンドを実行する際に、ユーザーとの対話式でCLAUDE.mdを作成することが可能に。 CLAUDE_CODE_NEW_INIT=1 を環境変数に設定することで有効化可能。 https://t.co/6FFyCKNVb0 https://t.co/apGJEoE5XV

Odashi: vLLMの現在の実装とドキュメントが対象にする実装と手元で動いている実装の全てが異なるせいでClaude Codeが完全に混乱しており、結局すべて自分でコーディングしている

Oikon: 最近エンジニア以外の方の、Claude Codeへの関心が高まっているように見える。非エンジニアの方にフォローされることも増えた気がする。 初心者向けのポストの需要ありますかね🤔

Anthropic製モデルの性能低下、Sonnet 4時代から続くとの指摘

  • 以前から報告されていたAnthropic製モデルの性能低下に関する続報です。
  • リリースから約1ヶ月で性能が大幅に低下する現象が、複数のユーザーから改めて指摘されています。
  • 特にOpus 4.6は大規模なコードベースの作業で競合モデルに劣るとの声があり、この問題はSonnet 4の時代から続いているとの意見も出ています。
Haider.: (翻訳) アンスロピックは、発売当初は素晴らしいモデルなのに、1ヶ月後にはずっと悪くなるということを続けている。opus 4.6は現在、gpt-5.3 codexに大きく遅れをとっており、大規模なコードベースで作業する場合はgpt-5.4 highにさらに遅れをとっている。驚くことではないが、これはsonnet 4から起こっていることだ。

Sakana AI、読売新聞と共同でSNS上の情報工作を分析

  • Sakana AIが読売新聞社と共同で、SNS上の国家が支援する情報キャンペーンを分析したことを発表しました。
  • 複数のLLMをアンサンブルで利用する独自技術を活用し、100万件以上の投稿から文脈やニュアンスを読み取り、対日批判の構造を可視化したとのことです。
  • この分析と仮説をもとに、読売新聞が実際の取材と検証を行ったと報告されています。
hardmaru: (翻訳) 私たちは最近、読売新聞と協力して100万件以上のソーシャルメディア投稿を分析し、国家主導の情報キャンペーンを明らかにしました。キーワード検索は現代のOSINTにとっては脆弱です。これを解決するため、私たちのチームはさまざまなLLMのアンサンブルを使用しました。

heartkilla: インテリジェンスチームのエンジニアとして開発した技術(Narrative Novelty Search via Multi-LLM Reasoning)を社内のアナリストに活用してもらい、読売新聞の記事のタネを発掘しました。 読売新聞の方は、こうした分析や仮説をもとに実際に取材を行い、検証しました。

AppleのAI戦略続報 ハードウェア責任者が新製品開発を主導か

  • AppleのAI戦略に関する続報です。ハードウェア責任者のジョン・ターナス氏が、3種類の新しいAIウェアラブルやスマートホーム分野への大規模投資を推進していると報じられました。
  • 同氏はこれまでVision ProやApple Carに反対の立場だったとされ、今回の動きは今後の製品戦略の転換点となる可能性があります。
  • AI分野で大胆な新製品が求められる中、同社の具体的な製品開発の動きとして注目されます。
Mark Gurman: (翻訳) Appleのハードウェア責任者であるターナス氏は、大胆な新しいAI製品が必要であることを認識しており、3つの新しいAIウェアラブルとスマートホームへの大きな推進力の原動力となっています。しかし、彼は良くも悪くも、Vision Pro、Apple Car、そしてオリジナルのHomePodの強化には反対でした。

OpenAI、Codex自身を使い開発基盤を大規模再設計【続報】

  • 以前から報じられてきた、AI(Codex)自身を活用した開発体制について、OpenAIが新たな取り組みを明かしました。
  • 将来のモデルの進化に対応するため、既存のシステムを全面的に再設計する大規模なリファクタリング作業にCodex自身が活用されています。
  • このAIを活用したAI開発基盤のスケールアップにより、従来は数ヶ月かかっていた開発が大幅に短縮されると期待されています。
Tibo: (翻訳) Codexチームは、将来のモデルの進歩に合わせてすべてがどのように機能するかをエンドツーエンドで再検討することにほとんど忙殺されています。Codexがすべてをリファクタリングするのを手伝ってくれるので、何ヶ月もかからずに済んでよかったです。

【続報】Salesforce、AI活用でエンジニア増員ゼロに

  • SalesforceのAI活用に関する続報です。同社は2026年度のエンジニア増員をゼロにすると報じられました。
  • AIによるコーディング支援やAIサービスエージェントが業務を吸収していることが背景にあり、既報の採用減からさらに踏み込んだ形です。
  • AIの進化がソフトウェア開発のあり方やビジネスモデルに大きな変化をもたらす可能性を示唆しています。
Rohan Paul: (翻訳) SalesforceのCEOである@Benioffは、2026年度にエンジニアをゼロにし、サービス担当者をわずかに削減し、AIコーディングとAIサービスエージェントを使用して業務を吸収しました。需要がかつてないほど好調だったため、販売員の採用を約20%拡大しました。

Logan Kilpatrick: (翻訳) AIコーディングを使えば、すべてのアプリ/ウェブサイトがApp Storeになる可能性があります。これによる二次的、三次的な影響を考えるのは興味深いことです。

韓国Upstage、AMD製AIチップを1万個購入交渉か

  • 韓国のAIスタートアップUpstageが、AMDの最新AIアクセラレータを1万個購入するために交渉中であると報じられました。
  • これは、大規模な計算資源を国内に確保し、独自のLLM開発を推進する動きの一環と見られています。
  • NVIDIA製GPUへの依存を減らし、サプライチェーンを多様化する狙いもあると考えられます。
Bloomberg: (翻訳) 韓国のAIスタートアップUpstageは、大規模なコンピューティングを国内に導入する取り組みの一環として、AMDの最新AIアクセラレータを1万個購入することで同社と協議中である。

製薬大手Roche、Nvidia製チップで「AI工場」を設立

  • スイスの製薬大手Rocheが、数千個のNvidia Blackwellチップを導入し、大規模な「AI工場」を設立すると発表しました。
  • この最先端の計算インフラを活用し、新薬や診断法の開発を加速させることを目指しています。
  • 製薬業界におけるAI活用の大規模な投資事例として注目されます。
Forbes: (翻訳) 製薬大手のロシュは、最新のNvidiaチップを数千個搭載した新しい大規模な「AI工場」を立ち上げ、新薬や診断薬の開発を加速すると発表しました。ロシュは、Nvidia Blackwellを2,176個購入することでAI能力を増強したと述べています。

CLIブラウザ操作AI「Browser Use CLI 2.0」登場、速度2倍に

  • コマンドライン(CLI)でブラウザを自動操作するAIエージェントツール「Browser Use CLI 2.0」がリリースされました。
  • Chrome DevToolsに接続することで、従来のツールと比較して操作速度が2倍に向上したとされています。
  • ウェブ上の情報収集や反復作業を自動化する、AIエージェント開発の進展が期待されます。
Publickey: AIエージェントがコマンドラインでブラウザを自動操作できる「Browser Use CLI 2.0」リリース。Chrome DevToolsへの接続などで操作速度が2倍に https://t.co/N5C5r7eRae

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