2026年02月03日 夜のAIニュースまとめ
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xAIとSpaceXの合併完了、企業価値1.25兆ドルに
イーロン・マスク氏率いるxAIとSpaceXの合併が正式に完了し、企業価値は1.25兆ドルに達しました。宇宙データセンター構想など、AIと宇宙開発の統合が加速しています。
また、OpenAIのCodex AppにPlanモードが追加され、Waymoは評価額1260億ドルで160億ドルの資金調達を完了。AnthropicはAIの失敗形態に関する新研究を発表するなど、業界全体で動きが活発化しています。
それでは、本日のトピックを詳しくご紹介していきます。
目次
- xAIとSpaceXの合併完了、企業価値1.25兆ドルに【続報】
- OpenAIのCodex AppにPlanモードが追加【続報】
- S. Altman氏、OpenAIのNVIDIAチップ不満報道を否定
- 【続報】Waymo、160億ドル調達を正式完了 評価額は1260億ドルに
- 【続報】Palantir、AI事業の好調続きQ4売上70%増
- Anthropic、AIの失敗は「支離滅裂」になる可能性を示唆
- Vercel SandboxがGA、AIエージェント開発を支援
- LLM量子化の性能劣化、原因は「外れ値」と特定
- LLM活用で論文生産量が向上、非英語圏研究者に恩恵
xAIとSpaceXの合併完了、企業価値1.25兆ドルに【続報】
- 既報の、イーロン・マスク氏が率いるxAIとSpaceXの合併が正式に完了しました。
- 合併後の企業価値は1.25兆ドルと評価されています(xAI:2500億ドル、SpaceX:1兆ドル)。
- この統合により、AI、ロケット、衛星通信を組み合わせた宇宙データセンター建設構想などが伝えられています。
- GoogleはSpaceXの株式を7%保有しており、この合併でフロンティアAIラボ4社のうち3社(Anthropic、xAI、Gemini)に関与することになると指摘されています。
Bloomberg: (翻訳) イーロン・マスク氏は、SpaceXとxAIを合併させる計画だ。この取引は、人工知能と宇宙探査を支配するという、ますますコストのかかる野望を網羅するものとなる。 https://t.co/iTa3a5gor5
Evan: (翻訳) 速報:イーロン・マスクの大型合併 SpaceXはxAIの買収に正式に合意したことを確認しました。プレスリリース全文はこちら:SpaceXはxAIを買収し、AI、ロケット、宇宙ベースの技術を駆使して、地球上(および地球外)で最も野心的な垂直統合型イノベーションエンジンを形成します。
Financial Times: (翻訳) 速報:イーロン・マスク氏のSpaceXが、同氏のAIグループxAIを買収しました。これにより、宇宙のデータセンターを活用した強力なツールを開発するという同氏の野望がさらに前進します。
OpenAIのCodex AppにPlanモードが追加【続報】
- 先日リリースされたmacOS向け「Codex App」の続報です。
- 新たにタスクの計画を立てる「Planモード」が追加されました。
- Figmaのデザイン実装や反復作業の自動化など、具体的な活用法が開発者から多数共有されています。
- エージェントのスキルを標準化する動きも出ており、エコシステムの形成が進んでいます。
Kenn Ejima: CodexがMac版アプリに!これは激アツ ・過去の複数プロジェクトでのチャット履歴が全部ここに集約 ・worktreesの管理を自動で行ってくれて並列化可能 ・diff閲覧もterminalもここから直接開ける ・Skillsもオートメーションもここからできる つまりIDEに依存せずコーディングAIの良いとこどり!
Vaibhav (VB) Srivastav: (翻訳) アプリの後の最も重要なアップデート - Codexに専用のプランモードが搭載されました!🔥 質問すべきことを見つけ出し、その答えも検索してくれます - 広範囲な問題にも狭い領域の問題にもうまく機能します。アプリやCLIで/planと入力して直接試すことができます。
Oikon: Codex に Planモードが追加されています。 ・Codex CLI ・Codex IDE拡張 ・Codex デスクトップアプリ これら全てでCtrl + TabでPlanモードを有効にできました。 https://t.co/E6eTMTSpWK
S. Altman氏、OpenAIのNVIDIAチップ不満報道を否定
- Reutersが「OpenAIはNVIDIA製チップの性能に不満を持っている」と報じたことに対し、OpenAIのCEOであるSam Altman氏が自らXでこれを否定しました。
- 同氏は「NVIDIAと協力することを楽しんでおり、彼らは世界最高のAIチップを作っている。非常に長い間、巨大な顧客でありたいと願っている」と述べ、両社の強固なパートナーシップを強調しました。
- この報道は、OpenAIが推論用にBroadcomとのAI ASICを開発しているという背景から生まれた憶測との見方もありますが、トレーニングには依然としてNVIDIA製GPUが不可欠であると指摘されています。
SemiAnalysis: (翻訳) ロイター:「情報筋によると、OpenAIは一部のNvidiaチップに不満を持っており、代替品を探している」
Sam Altman: (翻訳) 私たちはNVIDIAと協力することを楽しんでおり、彼らは世界最高のAIチップを作っています。私たちは非常に長い間、巨大な顧客でありたいと願っています。この狂気がどこから来るのか理解できません。
パウロ: OpenAIはトレーニングしないといけないんだからNvidiaと仲違いする訳ないじゃん BroadcomとのAI ASICは推論用なのに
【続報】Waymo、160億ドル調達を正式完了 評価額は1260億ドルに
- 先日お伝えしたWaymoの大型資金調達に関する続報です。
- Google傘下のWaymoが160億ドルの資金調達を正式に完了したことを発表しました。
- 企業評価額は1260億ドルに達し、先日報じられた1100億ドルからさらに上昇しています。
- 調達資金はグローバルなロボタクシー展開の加速に使われるとのことです。
Sundar Pichai: (翻訳) 信じられないようなマイルストーンです!@Waymoの皆さん、おめでとうございます。前進あるのみ!
Evan: (翻訳) Waymoは、評価額1260億ドルで160億ドルを調達したことを確認しました。
TechCrunch: (翻訳) Waymoがロボタクシーの国際展開拡大のため160億ドルを調達
【続報】Palantir、AI事業の好調続きQ4売上70%増
- データ分析企業Palantirの好決算に関する続報です。市場予想を上回る2025年第4四半期の売上は、前年同期比70%増の14億ドルに達しました。
- AIプラットフォーム(AIP)への強い需要が成長を牽引しており、同社は2026年の収益予測も大幅に上方修正しています。
Bloomberg: (翻訳) パランティアは2026年度の収益予測を発表し、ウォール街の予想を大幅に上回った。今年に入って株価が低迷していたデータ分析会社にとって、これは追い風となる。
Financial Times: (翻訳) パランティア、旺盛なAI需要で収益見通しを上方修正
Forbes: (翻訳) パランティア、70%の増収でウォール街の予想を上回る
Anthropic、AIの失敗は「支離滅裂」になる可能性を示唆
- AnthropicがAIの安全性に関する新たな研究を発表しました。高度なAIが失敗する際、特定の悪意ある目標を追求するのではなく、思考が長くなるにつれて一貫性を失い「支離滅裂(hot mess)」になる可能性が高いと指摘しています。
- これは、将来のAIの失敗が、首尾一貫した目標追求よりも産業事故のようになるとするもので、AIの安全性研究に新たな視点を提供しています。
- また、安全対策を施したクローズドモデルの応答が、オープンソースモデルに有害な化学知識を教えてしまう可能性があるという別の研究も報告されており、AIの安全性確保の難しさが示されています。
Lisan al Gaib: (翻訳) 驚くことではないが、それでも興味深い。また、素晴らしい例だ。「我々の結果は、将来のAIの失敗が、訓練されていない目標の一貫した追求というよりは、産業事故のようになる可能性が高いことを示している。(例:AIが原子力発電所を運転しようとするが、途中で混乱してしまう)」
Rohan Paul: (翻訳) Anthropicの論文によると、保護されたクローズドモデルは、安全な応答がトレーニングデータになるため、オープンなLLMに有害な化学を教える可能性があることが示されています。クローズドモデルからの安全に見えるフィルタリングされた応答は、オープンなLLMに有害な能力を教えるトレーニングデータになる可能性があります。問題は...
Rohan Paul: (翻訳) Anthropicの新しい研究によると、より恐ろしいAIの失敗モードは、モデルが悪意のある計画を追うことではなく、考える時間が長くなるにつれて一貫性がなくなるモデルであることがわかりました。モデルがより長く推論するにつれて、エラーの大部分は安定した間違いではなく、ランダム性から生じるようになると主張しています。
Vercel SandboxがGA、AIエージェント開発を支援
- Vercelが、AIエージェント向けの安全な分離実行環境「Vercel Sandbox」の一般提供(GA)を開始しました。
- これにより、開発者は信頼できないコードを並行して実行する際にも、高速な起動と強力な分離環境を利用できるようになります。
- AIエージェントが自律的にコードを生成・実行・テストするようなワークフローの安全性を高めるものとして期待されています。
Charly Wargnier: (翻訳) これは私がエージェントワークフローで見てきたことと一致します。信頼できないコードを並行して実行すると、エージェントの周りのシステムがすぐに本当の制約になります。@Vercelのサンドボックスで@blackboxaiを使用することは、実際には非常に理にかなっています。高速な起動、強力な分離、よりスムーズなイテレーション!
Publickey: 人間よりも高速にコード生成、実行、テストを繰り返すAIエージェントに適した、高速に起動終了する安全な分離環境「Vercel Sandbox」正式リリース https://t.co/m1nNZ54JrR
LLM量子化の性能劣化、原因は「外れ値」と特定
- LLMを量子化(軽量化)する際に性能が劣化する主な原因が、異常に巨大な値を持つ外れ値「Residual Sink」であることが特定されました。
- この外れ値はバグではなく、正規化層で他の値の重要度を調整(リスケーリング)するために使われているとのことです。
- 研究では、この役割を「ゲート機構(GatedNorm)」に代替させることで外れ値をなくし、4bit量子化でも性能劣化を劇的に改善することに成功したと報告されています。
webbigdata: LLMを量子化すると性能が劣化する主犯は、異常に巨大な値を持つ外れ値(Residual Sink)だった これはバグではなく、正規化層で他の値の重要度を調整(リスケーリング)するために使われていると判明 「ゲート機構 (GatedNorm)」に肩代わりさせたところ外れ値が消滅し4bit量子化でも性能劣化が劇的に改善
LLM活用で論文生産量が向上、非英語圏研究者に恩恵
- 210万本以上の論文を分析した研究により、LLMを論文執筆に活用する研究者は論文の生産量が格段に向上していることが明らかになりました。
- 特に、英語を母国語としない研究者が大きな恩恵を受けていると報告されています。
- また、LLMが新しくまだ注目されていない文献を発見し引用する能力も、研究の質向上に貢献している可能性が示唆されています。
AIDB: 210万本超の論文を分析した結果、LLMを論文執筆に活用する研究者は”論文生産量”が格段に上がっていることが浮き彫りになり、とくに英語圏でない国の研究者がエンパワーメントされています。 また「新しくてまだ注目されていない文献を発見でき、引用する」力を手にしていることも明らかに。