30 12月 2025

2025年12月30日夜のAIニュースまとめ

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MetaがManus買収、AIが自己開発コードを100%生成

本日はMetaのAIエージェント企業買収と、AnthropicにおけるAI自己開発の進化が目を引きます。

MetaがシンガポールのManusを買収してエージェント分野を強化する一方、AnthropicではClaude Codeが自身の開発コードを100%生成。AIが開発主体へと進化する象徴的な事例です。

また中国Zhipu AIの香港IPOや、OpenAIの大規模データセンター拡張計画など、AI基盤への投資加速も続いています。

では、本日の各トピックを詳しくご紹介します。

Meta、AIエージェント開発のスタートアップManusを買収
Anthropic、AIがAI自身を開発するコードを100%記述
Claude Code続報: ツールの動的検索でトークン使用量9割削減
中国AI企業のZhipu AIが香港でIPOへ
Notion、AIクレジット制とAI-firstワークスペースを準備中か
Fei-Fei Li氏「ワールドモデル版ChatGPTの瞬間は近い」
OpenAIのDC計画続報、2027年末に8GW規模へ
Samsung、HBM4を2026年末迄に月産20万枚体制へ【続報】
【続報】Minimax-M2.1、Web開発ベンチでOSSモデル中1位
Grokの画像・動画生成、5種のアスペクト比に正式対応【続報】

Meta、AIエージェント開発のスタートアップManusを買収

Metaが、シンガポールを拠点とするAIエージェント開発スタートアップManusの買収を発表しました。
Manusは、様々な業務を自動化する汎用AIエージェントを開発しており、Metaはこの買収を通じてAI事業、特にエージェント分野を強化する狙いがあるとみられています。
買収後もManusのサービスは継続され、チームはシンガポールを拠点に活動を続けるとのことです。

Manus: (翻訳) Manusは次の章に入ります。私たちはMetaと協力して、汎用エージェントを次のレベルに引き上げます。詳細はブログで: https://t.co/huPrnbITCi

Bloomberg: (翻訳) Meta、AI事業強化のためスタートアップManusを買収 https://t.co/ONUX32HAPx

ML_Bear: 年の瀬にすごいニュース来てた👀 MetaがManus買収とのこと。Manusは引き続きサービス提供され、会社は今後もシンガポールベースで継続。買収額は非公開だけどかなりの金額ついたんだろうなぁ。 https://t.co/4R16YpqXkx

Anthropic、AIがAI自身を開発するコードを100%記述

以前、Anthropic社内コードの約9割がClaude製だと報じられましたが、今回はAI自身を開発するコードが100%AIによって書かれたという、さらに驚くべき事例です。
同社のエンジニアが、コーディングAI「Claude Code」の開発に貢献したコードは、100%Claude Code自身が生成したものであると明かしました。
AIが単なる開発ツールから開発主体へと進化し、自らを改善していく能力の進化を示す象徴的な出来事として注目されています。

Chubby♨️: (翻訳) AnthropicのエンジニアであるBoris Cherryは、Claude codeへの貢献の100%をClaude codeが書いたと公に述べています。そのほとんどではなく、すべて...100%です。ダリオは正しかった。 https://t.co/aUoztJ4i90

Kol Tregaskes: (翻訳) これはClaude Codeの作成者からのとんでもない発言です。🤯 https://t.co/xBZArgDYKe

Claude Code続報: ツールの動的検索でトークン使用量9割削減

開発者向けAIアシスタント「Claude Code」の続報です。
MCPツールを動的に検索・ロードする実験的機能が追加され、必要なツールのみを読み込むことでトークン使用量を大幅に削減できます。
あるユーザーはこの機能でトークン使用量を39,000から2,800まで削減できたと報告しており、より長いコンテキストウィンドウの有効活用が期待されます。

azukiazusa9: ENABLE_TOOL_SEARCH=true で Claude Code のツール検索ツールを有効にしたら MCP ツールのトークン使用量を 39,000 から 2,800 に抑えられた https://t.co/TW4Q2eKO6H

まつにぃ: claudecodeでSkillsみたいにMCPも動的にロードするようになるらしく、まあそうなるよねという順当進化。いいね。 CommandsもSkillsみたいに付帯するスクリプトとかassetは全部動的にやってほしい。

azukiazusa9: Claude Code のツール検索ツールを有効にして MCP のトークン使用量を削減する https://t.co/V7gJge9v05

中国AI企業のZhipu AIが香港でIPOへ

中国のAIモデル「GLM」シリーズを開発するZhipu AI（智譜AI）が、1月8日に香港証券取引所に上場する見込みです。
約5.6億ドルの資金調達を目指しており、LLMネイティブなAI企業として世界で初めて株式公開する企業となる可能性があります。
中国のAI技術開発とその市場における存在感がますます高まっていることを示しています。

TestingCatalog News 🗞: (翻訳) 速報🚨: GLMモデルファミリーの背後にある企業であるZ AIが、1月8日にIPOを行い、5億6000万ドルを調達する予定です。「中国のAI企業Knowledge Atlasが香港IPOで43.5億香港ドルを求める」 https://t.co/bGRYrASVO0

Iaiso: 年内滑り込みでZhipu AI も MiniMaxに続いて香港市場にIPO調達めでたい

Notion、AIクレジット制とAI-firstワークスペースを準備中か

多機能ツールとして知られるNotionが、AIを活用した組織構築を可能にする「AI-first Workspaces」を準備していると報じられています。
この機能はアーリーアクセスでの提供が期待されており、合わせて「AIクレジット」制度の導入も噂されています。
NotionがAI機能をさらに強化し、ユーザーのワークフローに深く統合しようとする動きと見られます。

まつにぃ: うお、いよいよNotionもクレジット性になるか。これはいると一気に情勢変わる気がしなくもない。ただ開発環境的なのができるのは大賛成。

Fei-Fei Li氏「ワールドモデル版ChatGPTの瞬間は近い」

AI研究の権威であるFei-Fei Li氏が、ワールドモデルにおいて「ChatGPTの瞬間」のようなブレークスルーが間近に迫っているとの見解を示しました。
強力な基盤モデルが製品化され、広く一般に利用可能になることで、大きな飛躍が起こると予測されています。
AI技術の進化が再び大きな転換点を迎える可能性を示唆しています。

Haider.: (翻訳) Fei-Fei Li氏は、ワールドモデルにとって「ChatGPTの瞬間」はそう遠くないと述べています。ChatGPTが成功したのは、GPT-3.5が製品化されたときにバイラルになるほど強力だったからです。「ワールドモデルには、まず同じ基盤が必要です。」これらのモデルが製品化され、広くアクセスできるようになれば、それは https://t.co/SMxUF09HmY になるでしょう。

OpenAIのDC計画続報、2027年末に8GW規模へ

OpenAIのデータセンター拡張計画に関する続報です。2026年末には3GW弱、2027年末には8GWに達する見込みで、競合を大きく引き離す規模となります。
AIの性能向上においてスケール則が重要であり続ける場合、このインフラ投資の差がOpenAIの優位性をさらに強固にする可能性が指摘されています。

K.Ishi@生成AIの産業応用: AI企業のデータセンター容量の推移が一目で比較できる良い動画。 OpenAIは今年初めの100MWからスタートし、今の時点で1GW弱。2026年末には3GW弱に伸び、2027年末には8GWに到達する。他社と比べて圧倒的な速度で、もしAIにおいてスケール則が支配的であり続けるなら、ここからOpenAIの独走が始まる。

Samsung、HBM4を2026年末迄に月産20万枚体制へ【続報】

以前サンプル出荷をお伝えしたSamsungの次世代メモリHBM4について、生産能力を2026年末までに大幅に拡大する計画が報じられました。
月産20万枚体制を目指しており、AI半導体の旺盛な需要に対応する動きです。
HBMの生産が増加する一方、汎用DRAMの生産は増えない見込みで、AI向け半導体へのリソース集中がより鮮明になっています。

パウロ: SamsungはHBM4の生産を拡大来年末にはHBM20万/月体制へそう、HBMの生産は増えても汎用DRAMは増えない

【続報】Minimax-M2.1、Web開発ベンチでOSSモデル中1位

以前、オープンソースとして公開されたことをお伝えした高性能モデル「Minimax-M2.1」の続報です。
Webサイトやアプリの構築能力を測るベンチマーク「Code Arena」のWebDevリーダーボードで、オープンソースモデルとしてトップとなる総合6位にランクインしました。
クローズドモデルに迫る開発能力を示しており、オープンソースモデルの性能が着実に向上していることを示す好例です。

TestingCatalog News 🗞: (翻訳) Minimax-M2.1はWeb開発アリーナで6位を確保し、このカテゴリで主要なオープンソースモデルになりました。 https://t.co/LAaxO2C9z5

Lisan al Gaib: (翻訳) かなり良い

Grokの画像・動画生成、5種のアスペクト比に正式対応【続報】

xAIの画像・動画生成機能「Grok Imagine」に関する続報です。
新たに対応したアスペクト比は2:3, 3:2, 1:1, 9:16, 16:9の5種類です。
これにより、SNS投稿やプレゼンテーション資料など、用途に応じた柔軟なコンテンツ作成が可能になります。

TestingCatalog News 🗞: (翻訳) Web上のGrok Imagineは、画像およびビデオ生成用に5つの異なるアスペクト比をサポートするようになりました。https://t.co/602veo0Gvn