2025年12月29日 朝のAIニュースまとめ

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Karpathy氏のAIエージェント実演と半導体市場の新展開

Andrej Karpathy氏がClaude Codeで自宅のホームオートメーションを制御し、AIエージェントが物理世界と対話する時代の到来を示しました。

半導体市場では、BroadcomのAIチップ収益が急拡大する予測が発表され、台湾地震によるメモリ供給への懸念も高まっています。また、OpenAIの2029年設備投資額が7000億ドルに達する可能性も報告されました。

それでは、主要なトピックを詳しく見ていきます。

目次

  1. Karpathy氏、Claude Codeでのホームオートメーション制御に成功
  2. Citiレポート、BroadcomのAIチップ収益が急拡大と予測
  3. 【続報】台湾地震、半導体メモリの品薄に拍車をかける懸念
  4. Karpathy氏が提唱する「仕事のJIT化」が話題に
  5. OpenAIの巨額投資に新たな予測、2029年に7000億ドル規模か
  6. OpenAI、自己改善AIに備える準備部門の責任者を募集
  7. 【続報】NVIDIA次世代機「Vera Rubin」の画像リークか
  8. 【続報】Zhipu AIのGLM-4.7、推論速度で高評価

Karpathy氏、Claude Codeでのホームオートメーション制御に成功

  • Andrej Karpathy氏が、AIエージェント「Claude Code」を使い、自宅のLutron社製ホームオートメーションシステムを制御することに成功したと報告し、大きな注目を集めています。
  • AIエージェントがローカルのWi-Fiネットワーク上のデバイスを発見し、ポートをスキャン、接続してデバイスを特定、最終的に制御するまでの一連の流れを実演しました。
  • この事例は、AIエージェントがデジタルなタスクだけでなく、物理世界のシステムと対話・操作する能力を持ち始めていることを示す象徴的な出来事として話題になっています。
Andrej Karpathy: (翻訳) これに触発されて、Claude Codeが私のLutronホームオートメーションシステムに侵入できるか試してみました。 - ローカルwifiネットワーク上で私のLutronコントローラーを発見しました - オープンポートをチェックし、接続し、メタデータを取得してデバイスとそのファームウェアを特定しました - 検索しました

Chubby♨️: (翻訳) Claude CodeとOpus 4.5:これは業界にとっての警鐘です。誰もが初めてLLMの即時的な影響を目の当たりにしています。そして、Boris Chernyが言ったように、私たちはまだ始まったばかりです。

elvis: (翻訳) Claude Codeは私にとって画期的なものでした。しかし、私が本当の魔法を感じたのは、それがマルチタスクを可能にする方法です。現在のインターフェースの制限があっても、適切な使用法とコンテキストエンジニアリングのパターンを磨けば、毎日がロケットで飛び立つような気分になります。

Citiレポート、BroadcomのAIチップ収益が急拡大と予測

  • Citiの2026年半導体見通しレポートが公開され、その内容が注目を集めています。
  • 特にBroadcomは、Googleからの収益が2026年に2025年比で倍増、2027年にはさらに倍増する可能性があると予測されています。
  • これは、大手テック企業がNVIDIA以外のカスタムAIチップ(ASIC)開発を加速させていることを示唆しており、Broadcomがその主要な供給元として台頭する可能性を示しています。
Jukan: (翻訳) シティの2026年の半導体見通しを読み始めたところですが、この表は本当に興味深いです。 1. BroadcomのGoogleからの収益は、2026年には2025年比で約2倍になると予想されており、2027年には2026年比で再びほぼ2倍に成長する可能性があります。 2.

パウロ: Broadcom来年と再来年楽しみですよね MicrosoftのAI ASICも奪ったし、この表ではゼロになっているネットワーキングもまだまだ伸びる ByteDanceがさらに↑を行く予想しています

Rohan Paul: (翻訳) シティバンクの調査によるブロードコムの2026年の半導体見通し。誰もが独自のシリコン、つまりASICを大規模に欲しがっており、そのためブロードコムは上昇しています。ブロードコムのAIチップ事業は、「主にGoogle TPUサプライヤー」であることをやめ、「最大のAI購入者の多くが集まる場所」に変わります。

【続報】台湾地震、半導体メモリの品薄に拍車をかける懸念

  • AIサーバー需要を背景とした半導体メモリの品薄が続く中、台湾で発生した地震が供給に追い打ちをかける可能性が懸念されています。
  • 震度4を観測した新竹や台中にはTSMCのほか、メモリメーカーNANYAやWinbondの工場が集中しており、被害状況が案じられています。
  • この影響で、特にDDR4/LPDDR4などのメモリがさらに品薄となり、価格が高騰する可能性が指摘されています。
パウロ: 台湾で昨日27日の夜地震発生 TSMCはどうだったのかな TSMC: 12月27日の地震後、一部の工場エリアは避難しましたが、現在、すべての工場エリアの安全システムが正常に稼働しています。

パウロ: 台湾地震、ニッチメモリのWinbondが被害あるかも もしそうなら、メモリ、特にDDR4/LPDDR4がさらに爆上げしそう というか足りなさすぎる

パウロ: NANYAもダメっぽいね これダメだったら、とんでもない供給不足になりそう 特にDDR4/LPDDR4

Karpathy氏が提唱する「仕事のJIT化」が話題に

  • Andrej Karpathy氏が「自分の仕事を積極的にJIT(ジャストインタイム)化せよ」と投稿し、AI時代の新たな働き方を示唆しています。
  • これは、目の前のタスクを直接こなすのではなく、そのタスクを自動化するためのシステムを構築することに注力すべきだという考え方です。
  • 多くの開発者がこの考えに共感を示しており、AIを使って自身のワークフローを最適化し、生産性を飛躍的に向上させる動きが加速しそうです。
Andrej Karpathy: (翻訳) 積極的に仕事をJIT化しましょう。それは手元のタスクXに関するものではなく、Xについては少しだけですが、ほとんどは、いかにして遅延なく、行動もほとんどなく貢献すべきかということです。デジタルのファクトリオの時間です。

Junyang Lin: (翻訳) エージェントコーディングのおかげで、今日ではアイデアがはるかに簡単に実現できます。新年には、エージェントコーディングがqwenチャットのユーザーエクスペリエンスを向上させ、AIをより効率的にトレーニングするのに本当に役立つことを願っています🥹

Rohan Paul: (翻訳) マグニチュード9の地震がソフトウェアエンジニアリング業界を揺るがしており、そして、他の多くの知的専門職も同様です。

OpenAIの巨額投資に新たな予測、2029年に7000億ドル規模か

  • OpenAIの巨額な資金計画に関する続報です。新たにCitiが発表したレポートによると、2029年までの設備投資額が7000億ドルに達する可能性があると予測されています。
  • この額は、同年の大手クラウド4社の合計設備投資額(6000億ドル)を上回る規模であり、AGI開発に必要なインフラコストの巨大さを示しています。
  • この巨額の負債が懸念材料となり、投資家はOpenAIへのエクスポージャーが低い銘柄を好むようになる可能性があると指摘されています。
Jukan: (翻訳) シティは、OpenAIの請求書が26年後半に支払期限を迎え、AIインフラ構築資金を調達するために必要な負債負担への懸念が高まるにつれて、投資家はOpenAIへのエクスポージャーが低い銘柄を好むようになると主張しています(また、AMDはOpenAIへのエクスポージャーが高いため、より多くの影響を受けると予想しています)。

Rohan Paul: (翻訳) シティグループ・リサーチによるOpenAIの将来の設備投資と財務に関する調査。OpenAIは2029年に約7000億ドルの設備投資を行う可能性があると述べています。一方、「ビッグ4」のクラウド企業は同年に合計で6000億ドルの設備投資を行うと予想されています。つまり、OpenAIの設備投資は非常に大きいということです。

Financial Times: (翻訳) AIスタートアップ、バブル懸念が高まる中、過去最高の1500億ドルの資金クッションを蓄積

OpenAI、自己改善AIに備える準備部門の責任者を募集

  • OpenAIが、自己改善可能なAIの登場に備える「Preparedness(準備)」部門の責任者の募集を開始しました。
  • これは、AIの能力向上に伴う潜在的なリスクへの備えを強化する動きで、同社が以前発表した安全性フレームワークに基づく具体的な取り組みです。
  • モデルの急速な進歩を受け、安全性への投資を加速させる姿勢を示しています。
Chubby♨️: (翻訳) サム・アルトマンが、急速に改善するモデルのための新しい準備責任者の採用についてツイートし、「自己改善できるシステムの運用」に言及しています。それが実現しつつあります!

Haider.: (翻訳) サムのツイートを真剣に受け止めている人は多くありません。「モデルが重大なセキュリティバグを発見し、自己改善するシステムを運用しています」と彼は言っていますが、それほど間違ってはいません。アンスロピックやOpenAIを含む複数の研究所は、AIが現在、コードの大部分を作成しており、さらに多くのコードを作成するようになっていると述べています。

TechCrunch: (翻訳) OpenAI、新たな準備責任者を募集

【続報】NVIDIA次世代機「Vera Rubin」の画像リークか

  • 以前よりお伝えしているNVIDIAの次世代プラットフォーム「Vera Rubin」に関する続報です。
  • 今回、Kyberスイッチブレードとコンピュートブレードとされる画像がリークされ、話題となっています。
  • Rubin世代ではテスト工程が大幅に複雑化すると見られており、Samsung、SK Hynix、Micronの3社によるHBM(広帯域メモリ)の開発競争の行方も注目されます。
パウロ: GB300とH200爆売れ そして後半から満を持して登場の史上最強の推論モンスター Vera Rubin CPX NVL144 強すぎます。

パウロ: わぁ NvidiaのVera Rubin KyberのSwitchブレードとComputeブレードだ 右はVera 2個とRubin4個かな上にAmphenolのPadadinコネクタがある

パウロ: さぁ次のHBMの競争始まったよ。 まぁNvidiaはJEDEC基準なんて関係ないので、少し厚くなっても16Hiを受け入れますね。 Rubin Ultraのような気もするけど、H100->H200の時のように、メモリ量増大バージョンのVera Rubinかもね

【続報】Zhipu AIのGLM-4.7、推論速度で高評価

  • 先日公開された中国Zhipu AIのオープンソースモデル「GLM-4.7」の続報です。
  • AIモデルの性能評価指標「Artificial Analysis Intelligence Index」で6位にランクインしたことが報告されました。
  • 特に推論速度が非常に高速であると評価されており、あるユーザーの環境では431.1 tps(トークン/秒)という驚異的な数値を記録したとの報告もあがっています。
TestingCatalog News 🗞: (翻訳) 見逃した方へ:GLM-4.7がArtificial Analysis Intelligence Indexで6位に入り、Kimi K2を上回りました。

Lisan al Gaib: (翻訳) ZAI上のGLM-4.7の推論は正の無限大を突破し、負の無限大からループバックし、現在は負のレイテンシで未来からのトークンを提供しています!

Camaro: opencode+glm-4.7がいいぞという噂を聞いたので一応試してみたら、普通にpythonのコードで文法エラーかましてくるレベルだったので解散・・・

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