2025年12月23日 朝のAIニュースまとめ
(ほぼ)毎日AIニュースが届きます。ぜひご登録ください。
(ほぼ)毎日AIニュースが届きます
ぜひご登録ください
NVIDIA H200の中国出荷計画とGoogleの大型クリーンエネルギー買収
NVIDIAのH200チップが2026年2月に中国への出荷を開始する見込みで、初回4万~8万ユニットが計画されています。一方、Googleは47.5億ドルでクリーンエネルギー企業を買収し、AIデータセンターの電力確保を加速。
中国Zhipu AIの新モデルGLM-4.7がClaude Sonnet 4.5に匹敵する性能を達成し、オープンソースの進化が続いています。
では、本日の主要トピックを詳しくご紹介します。
目次
- 【続報】NVIDIA H200、2026年2月に中国へ出荷開始か
- Google、クリーンエネ企業を買収 AIデータセンターの電力確保へ
- Zhipu AIの新OSSモデルGLM-4.7、性能でClaude Sonnet 4.5に匹敵
- Gemini 3 Flash、100万トークン長文脈で高精度を達成
- MicrosoftナデラCEO、Copilotの改善加速を強く要求か
- OpenAI Codex続報、バックグラウンドでのプロセス実行が可能に
- Claude Code東京ミートアップ開催、エージェント連携「Swarm」構想も
- 中国CATL、人型ロボットをバッテリー生産ラインに本格導入
- Kaggle類似コンペ解法検索サイトが公開、プロンプト生成も
【続報】NVIDIA H200、2026年2月に中国へ出荷開始か
- NVIDIAのAIチップ「H200」の中国向け輸出に関する続報です。
- 2026年2月中旬までに出荷が開始される計画で、初回出荷数は4万から8万ユニットにのぼると報じられています。
- 米国の輸出規制に対応した動きですが、中国側では国産品を優先する動きもあり、今後の動向が注目されます。
Evan: (翻訳) Nvidia $NVDAは、2月中旬までに最初のH200 AIチップを中国🇨🇳に送り始める計画だと報じられており、初期出荷台数は約4万〜8万ユニットになる見込みです。 https://t.co/FCBA7RYZDw
パウロ: Nvidia ホルダー ついにきたぜっ 独占:NVIDIAは2月中旬までにH200チップの中国への出荷を開始する予定と情報筋が語る https://t.co/u1BoEs8gcp
パウロ: これH200が来年200万基出荷になったら さらにDRAMが.....
Google、クリーンエネ企業を買収 AIデータセンターの電力確保へ
- Googleの親会社Alphabetが、クリーンエネルギー開発企業Intersect Powerを47.5億ドルで買収することに合意したと報じられました。
- AIの需要拡大に伴うデータセンターの電力需要に対応するための動きと見られています。
- この買収は、AlphabetにとってAIインフラを強化するための大規模な投資となります。
Bloomberg: (翻訳) Alphabetは、クリーンエネルギー開発会社のIntersect Powerを現金47.5億ドルと既存の負債を引き継ぐ形で買収することに合意しました。これは、AIを動かすためのデータセンターのフットプリントを拡大するハイテク大手による最大級の取引の1つです。
Evan: (翻訳) Googleが約50億ドルの買収を完了 Google $GOOGLは、「データセンターおよびエネルギーインフラ企業」であるIntersectを、負債の引き受けに加えて現金47.5億ドルで買収することに合意した - CNBC
Forbes: (翻訳) Alphabet、AIデータセンター向けにクリーンエネルギースタートアップを47.5億ドルで買収
Zhipu AIの新OSSモデルGLM-4.7、性能でClaude Sonnet 4.5に匹敵
- 中国のZhipu AIから、オープンソースモデルの続報として新モデル「GLM-4.7」が公開されました。
- SWE-benchなどのベンチマークにおいて、クローズドモデルであるClaude Sonnet 4.5に匹敵する高いスコアを記録したと報告されています。
- この結果は、オープンソースモデルの性能がクローズドモデルに肉薄しているという最近のトレンドを裏付けるものです。
- 特に数学的推論やツール使用能力に優れており、オープンソースモデル全体の性能向上を象徴する出来事として注目されています。
Lisan al Gaib: GLM-4.7 https://t.co/SZGpLO0R9I
Lisan al Gaib: (翻訳) DeepSeek、Kimi、クローズドモデルよりもはるかに小さいサイズを考えると、正直信じられない。基本的にOpus 4.1レベルのパフォーマンスで、わずか4か月後にはるかに安く、はるかに小さいパッケージで、より高速な推論が可能になった。
Cline: (翻訳) OSSコーディングモデルが急速に追いついています。SWE-benchで検証済み: - GLM-4.7: 73.8% - Kimi K2 Thinking: 73.4% - DeepSeek-V3.2: 73.1% 参考までに、Claude Sonnet 4.5 (クローズド): 77.2% GLM-4.7の強み: 数学的推論 (95.7% AIME) とツール使用 (87.4% τ²-...
Gemini 3 Flash、100万トークン長文脈で高精度を達成
- Googleの最新モデル「Gemini 3 Flash」が、100万トークンという長文脈のタスクにおいて90%の精度を達成したことが話題になっています。
- この性能は、OpenAIのMRCRベンチマークにおいて、他の多くのモデルが達成できていない256kトークンを超えるレベルでの最高水準となります。
- Google DeepMindの研究者もこの成果に言及しており、長文脈処理における新しい強力な技術が開発されたことを示唆しています。
Haider.: (翻訳) gemini 3 flashは非常に強力です。速度と知能のバランスがようやくリアルタイムでの使用に適したものになりました。しかし注意が必要です。応答が非常に速いため、プロバージョンよりも簡単に自信過剰の罠に陥る可能性があります。論理的に聞こえるが間違っている答えを出すことがあります。
Denny Zhou: (翻訳) 「Gemini 3 flashは100万コンテキストで90%の精度を達成しました...彼らはどんな黒魔術を使ったのでしょうか?」 はい、私たちはGemini 3の長文脈推論のために強力な新しい技術を開発しました。@urialon1とチームの皆さん、おめでとうございます!
G3mini: (翻訳) Gemini 3 Flashの助けを借りて中小企業を経営し、数時間の作業を数分に変えましょう。顧客からのフィードバックをアップロードするだけで、データの分析、ローンチメールの下書き、さらにはブランドのランディングページのコーディングまで、作業に取り掛かることができます。
MicrosoftナデラCEO、Copilotの改善加速を強く要求か
- Microsoftのサティア・ナデラCEOが、AIアシスタント「Copilot」の改善を加速するよう、幹部社員にプレッシャーを強めているとThe Informationが報じました。
- 最近、ナデラCEOはCopilotのプロダクトマネジメントに深く関与し、技術開発を自ら監督しているとされています。
- 基盤技術が整いつつある一方で、モデルとの連携が不十分であるとの指摘もあり、今後の改善が期待されています。
The Information: (翻訳) 独占記事:マイクロソフトのナデラCEO、Copilotの改善を加速するよう幹部たちに圧力をかける ここ数ヶ月、マイクロソフトのサティア・ナデラCEOは、同社のCopilot AIアシスタントを改善するよう幹部たちへの圧力を強め始めている。 @aaronpholmes、@erinkwoo、@Amirによる詳細記事はこちら👇
まつにぃ: MSのCopilotってあれだけ基盤側整ってきてるのに肝心なCopilotがモデル側と密結合出来てない感があるのが本当に勿体ないなぁと感じてます。 モデル能力で相当良くなってきてますが、じゃあGPTと並んだかと言うとそうは感じず。 CopilotStudio周りは好きなのであともうちょいを期待。
The Information: (翻訳) 独占:サティア・ナデラは、従来のビジネス機能から焦点を移し、マイクロソフトのAIへの取り組みのプロダクトマネージャーとして活動し、個人的にスタッフを厳しく尋問し、技術開発を監督しています。全容はこちら:https://t.co/ahkd0reVMU
OpenAI Codex続報、バックグラウンドでのプロセス実行が可能に
- OpenAIのAIコーディングツール「Codex」に、バックグラウンドでターミナルを実行できる実験的な設定が追加されました。
- これにより、開発サーバーの起動やログの監視など、時間のかかるプロセスを実行している間も、Codexでの作業を継続できます。
- 開発者の作業効率を向上させる待望の機能として、注目が集まっています。
Greg Brockman: (翻訳) codexでバックグラウンドプロセスを有効にしてみてください:
Claude Code東京ミートアップ開催、エージェント連携「Swarm」構想も
- 東京で開発者向けイベント「Claude Code Meetup」が開催され、Claude Codeに関する新たな情報が共有されました。
- イベントではAnthropicの今後の構想として、長時間実行可能なエージェントや、複数のエージェントが協調する「Swarm」といった機能が語られました。
- その他、Claude Codeが元々は社内テスト用ツールだったという豆知識や、ステッカーが買える隠しコマンド「/stickers」なども紹介され、コミュニティの交流を深めました。
ML_Bear: Claude Code Meetup Tokyo に来ました😇 めちゃくちゃ濃密なスケジュール! https://t.co/c1Vh9WBAz4
Oikon: Claude Code Meetup Tokyoの質問 #aimeetup Oikon「今後6ヶ月後で、Anthropicがやろうとしていることと、開発者が考えるべきことを教えてください」 Boris「次にやろうとしていることは、Long running (長時間実行)とSwarm
Oikon: Claude Code Meetup Tokyo に出席された方は全員、このインタビューを見てください! Everyone who attended the Claude Code Meetup Tokyo should watch this interview! #aimeetup https://t.co/tQE7cyiY4B
中国CATL、人型ロボットをバッテリー生産ラインに本格導入
- 中国のバッテリー大手CATLが、人型ロボットをバッテリー生産ラインに大規模に導入したことを報告しました。
- 同社のAIモデル「Xiaomo」を搭載したロボットは、高電圧プラグの接続作業で99%の成功率を達成し、人間のシフトの約3倍の作業量をこなしているとのことです。
- これは、製造業における人型ロボットの実用化が本格的に進んでいることを示す事例として注目されています。
Rohan Paul: (翻訳) 🇨🇳中国のCATLは、工場フロアのバッテリー生産ラインに人型ロボットを大規模に配備しました。同社のSpirit AIのXiaomoモデルは、人間のシフトの約3倍の日量をこなしながら、99%の成功率で高電圧プラグインを実現していると報告されています。これは、https://t.co/llgufdMixB を対象としています。
Kaggle類似コンペ解法検索サイトが公開、プロンプト生成も
- Kaggleの類似コンペの解法を検索できるウェブサイトが個人開発者によって公開され、Kaggleコミュニティで話題になっています。
- このサイトでは、参加したいコンペを選択するだけで、過去の類似コンペの解法をまとめたプロンプトを自動で生成できます。
- 生成されたプロンプトをLLMに渡すことで、コンペの初期戦略立案などを効率化できると期待されています。
かまろ/Camaro: Kaggleの類似コンペの解法検索サイトを公開しました。コンペ選択するだけで類似コンペの解法を詰め込んだLLMに渡せるプロンプトが生成できます! https://t.co/XXp9RUxkpI
ML_Bear: すごいめちゃくちゃかっこいい!! 応援RT😇