2025年12月19日 夜のAIニュースまとめ

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Claude Codeが全有料プラン開放、主要AIツールにアップデート続々

Anthropicが「Claude Code」のChrome拡張機能を全有料プランで提供開始しました。ブラウザ操作を通じたWeb開発支援が本格化します。

ChatGPTにはチャットピン留め機能が、NotebookLMにはData TableとGoogleエコシステムへのエクスポート機能が追加されました。

また、米国のAI国家プロジェクト「Genesis Mission」には大手テック企業が正式参加。日本からは「Swallow Project」がNVIDIA GTC 2025に採択されました。

詳細は以下の各トピックでご確認ください。

目次

  1. Claude CodeのChrome拡張機能、全有料プランで利用可能に
  2. ChatGPTに待望のチャットピン留め機能が追加
  3. NotebookLM、新機能Data Tableとエクスポート機能を追加
  4. 【続報】米AI国家PJ「Genesis Mission」に大手テック企業集結
  5. AI能力規格「Agent Skills」がオープン標準化、VSCode Copilotも対応
  6. Gemini 3 FlashがCLIに対応、複数ベンチマークで高評価続く【続報】
  7. LayerX、就業規則から勤怠設定を自動生成するAIを発表
  8. 日本語LLM「Swallow Project」NVIDIA GTC 2025に採択
  9. 定番のKaggle入門書、第7版の執筆プロジェクトが始動

Claude CodeのChrome拡張機能、全有料プランで利用可能に

  • 以前「Claude for Chrome」として発表され、ベータ提供されていたブラウザ操作AIが、「Claude Code」のChrome拡張機能として全有料プランで利用可能になりました。
  • この拡張機能を使うと、チャットでの指示を通じてブラウザのDOMにアクセスしたり、ネットワークリクエストを検査したりでき、Web開発やデバッグ作業が効率化されます。
  • 将来的には会話セッションの共有機能も予定されており、チームでのコードレビューなどでの活用が期待されています。
TestingCatalog News 🗞: (翻訳) Claude in Chrome拡張機能が、Claude Proユーザーを含むすべての有料プランで利用可能になりました。 Claude in Chromeは、ページのDOMにアクセスしたり、ネットワークリクエストを検査したりすることもできます。 まさに私が必要としていたもの👀 https://t.co/IPfpH9FT5t

まつにぃ: Chrome版ClaudeCodeが全課金ユーザーに配布されたようです。 さらばChromeDevtool MCP。

azukiazusa: Chrome in Claude が Pro プランでも使えるようになったから Claude Code からこのツイートを投稿しているよ

ChatGPTに待望のチャットピン留め機能が追加

  • ChatGPTのWeb版およびiOS/Androidアプリで、チャットをピン留めする機能が追加されました。
  • 重要な会話や頻繁に参照するチャットをサイドバーの上部に固定できるようになり、アクセス性が向上します。
  • この機能は全ユーザーに順次展開されています。
TestingCatalog News 🗞: (翻訳) 速報:ChatGPTユーザーはついにウェブとモバイルでチャットをピン留めできるようになります! 速報:ChatGPTユーザーはついにウェブとモバイルでチャットをピン留めできるようになります! 速報:ChatGPTユーザーはついにウェブとモバイルでチャットをピン留めできるようになります! https://t.co/OV4bJzStMc

NotebookLM、新機能Data Tableとエクスポート機能を追加

  • GoogleのAI搭載ノートツール「NotebookLM」に、ソース内の情報を整理して構造化テーブルを生成する「Data Table」機能が追加されました。
  • この機能はProおよびUltraユーザーに先行して展開され、無料ユーザーにも近日中に提供される予定です。
  • また、作成したノートやレポートをGoogle DocsやGoogle Sheetsにエクスポートする機能も追加され、他のツールとの連携が強化されました。
NotebookLM: (翻訳) 今年は皆さんがとても親切だったので、もう一つプレゼントがあります🎁🎁: データテーブルがすべてのProおよびUltraユーザーに展開されました(無料ユーザーには数週間以内に展開されます!)。事実を統合し、ソース全体に散らばっている隠れた洞察を整理します。そして、Googleスプレッドシートにエクスポートすることもできます! https://t.co/tSfZuRsTCO

TestingCatalog News 🗞: (翻訳) NotebookLMでデータテーブルアーティファクトが展開中です。データを使用して構造化テーブルを生成できます。このアーティファクトはGoogleスプレッドシートにもエクスポートできます。 メモとレポートは、DocsとSheetsにもエクスポートできます。https://t.co/oVB7AJ8Wvx

まつにぃ: Notebooklmで出力形式にスプレッドシートなども対象になったDataTable出現。 やっぱりRAG兼DBみたいな様相を呈してきてますね。 DBも将来的にはこんな感じの機能も生えてくるのかな。

【続報】米AI国家PJ「Genesis Mission」に大手テック企業集結

  • 以前お伝えした、米政府が主導するAI科学研究の国家プロジェクト「Genesis Mission」の続報です。
  • 米エネルギー省が、このプロジェクトに参加するパートナー企業としてOpenAI、Google DeepMind、Anthropic、NVIDIA、Microsoft、Amazonなどを正式に発表しました。
  • エネルギーやバイオセキュリティなどの分野で、政府、産業界、学術界が連携し、共有のAIインフラとツールを構築することを目指します。
Anthropic: (翻訳) @ENERGYとのGenesis Missionにおけるパートナーシップの一環として、私たちはDOEエコシステムにClaudeを専門のエンジニアリングチームと共に提供しています。 このパートナーシップは、エネルギー、バイオセキュリティ、基礎研究における科学的発見を加速させることを目的としています。https://t.co/cCywLCjK2w

Greg Brockman: (翻訳) エネルギー省との提携によるAIによる科学の推進:

Evan: (翻訳) アメリカ合衆国🇺🇸エネルギー省は、ジェネシスミッションに参加する多くの企業を発表しました。 「人工知能による科学を加速するための国家ミッション」 このイニシアチブには以下が含まれます: NVIDIA xAI Google OpenAI Amazon Web Services Microsoft Palantir AMD https://t.co/TSuGsAELGm

AI能力規格「Agent Skills」がオープン標準化、VSCode Copilotも対応

  • 以前お伝えした、AIエージェントに能力を付与する共通規格「Agent Skills」の続報です。
  • この規格がオープンスタンダードになり、開発者は一度スキルを作成すれば、異なるプラットフォームやエージェントで再利用できるようになります。
  • VSCode Copilotもサポートを開始しており、業界標準としての普及が加速しそうです。
Alex Albert: (翻訳) エージェントスキルがオープンスタンダードになりました 業界ですでにスキルが注目されているのを見るのは素晴らしいことであり、これにより誰もがスキルを構築し、貢献しやすくなります🚀 https://t.co/8SSD67MCNA

まつにぃ: Vscode CopilotもAgentsSkillsもサブエージェントもサポートしており、いよいよAgentsSkillsはデファクトスタンダードになりそうですね。 やり込むしかない。

まつにぃ: Agents SkillがMCPのような共通規格となり、今後様々なサービスでも導入されていくようになるでしょう。 と言うことは今作っているSkillsは凄くレバレッジが効くものになるので、少なくともCursorなり触っている非エンジニアでも最大限恩恵が受けられると思います。 やっていきましょうSkills

Gemini 3 FlashがCLIに対応、複数ベンチマークで高評価続く【続報】

  • Googleの軽量モデル「Gemini 3 Flash」が、新たにGemini CLIで利用可能になりました。
  • コストと速度のバランスに優れ、迅速なプロトタイピングや自動化タスクでの活用がさらに容易になります。
  • 性能面では、既報のSWE-Benchに加え、新たにToolathlonベンチマークでもGPT-5.2やGemini 3 Proを上回るスコアを記録したと報告されています。
Google Cloud Tech: (翻訳) Gemini 3 FlashがGemini CLIに搭載されました✨ コストと速度のバランスを取りながら、プロ級の推論をターミナルにもたらします。日常業務や、ラピッドプロトタイピングやヘッドレスオートメーションなどのタスクに最適です。 今すぐビルドを始めましょう→ https://t.co/XhJIUUJwcd https://t.co/YZOIZB40Um

Lisan al Gaib: (翻訳) Gemini 3 Flashは、SWE-Bench VerifiedでGPT-5.2、Opus 4.5、Gemini 3 Proよりも高いスコアを記録しました。 ??? https://t.co/QzPTlfxSdf

Lisan al Gaib: (翻訳) Gemini 3 FlashがToolathlonで1位を獲得 https://t.co/wpxoKngBKm

LayerX、就業規則から勤怠設定を自動生成するAIを発表

  • LayerXが提供する「バクラク」シリーズに、AIエージェントが勤怠管理の初期設定を自動化する新機能「AI勤怠初期設定」が登場しました。
  • ユーザーが就業規則のPDFをアップロードするだけで、AIが内容を読み解き、複雑な有給休暇の付与ルールなどを自動で提案します。
  • これにより、導入時の煩雑な設定作業が大幅に削減され、スムーズな利用開始を支援します。
福島良典 | LayerX: AIが初期設定してくれます。ずっと作りたかったエージェントです! LayerX、「バクラクAIエージェント」の新機能として「AI勤怠初期設定」を提供開始 AIが就業規則を読み解き、複雑な有給休暇の付与ルールを自動提案 https://t.co/OSW1zrgKId

福島良典 | LayerX: AI勤怠初期設定のイメージです。便利すぎる

松本 勇気 (Yuki Matsumoto) | LayerX CTO: 新たな面白いAgent機能です。

日本語LLM「Swallow Project」NVIDIA GTC 2025に採択

  • 日本語と英語に優れたバイリンガル大規模言語モデル(LLM)の開発を目指す「Swallow Project」が、NVIDIA主催の技術カンファレンス「GTC 2025」に採択されました。
  • 開発中のモデル「Qwen3-Swallow」に関するポスター発表と、プロジェクトに関する40分のトークセッションが行われる予定です。
  • 日本のLLM開発コミュニティにおける注目すべき成果として、期待が高まります。
Kazuki Fujii: (翻訳) 素晴らしいニュースです!Swallowプロジェクトによって現在開発中のQwen3-Swallowに関する私たちのポスターが、GTC 2026に採択されました!🎉 Swallowプロジェクトは、日本語と英語の両方で優れたオープンなバイリンガルLLMを開発することに専念する研究イニシアチブです。もっと詳しく知る

Kazuki Fujii: NVIDIAの会議であるGTC2026にSwallow Projectが開発中のQwen3-Swallowに関するポスターが採択されました! また、Posterとは別にSwallow Projectに関する40分のTalkもGTC2026で行います! 今後も研究開発を続けていきます!

定番のKaggle入門書、第7版の執筆プロジェクトが始動

  • Kaggleコミュニティで長年親しまれてきた入門書「Kaggleのチュートリアル」の第7版に向けた執筆プロジェクトが始動しました。
  • 2021年の第6版から内容をアップデートするため、現在、執筆協力者とレビュアーを募集しています。
  • Kaggleに挑戦する多くのデータサイエンティストにとって、貴重な学習リソースの更新となります。
カレーちゃん: 2021年の第6版から4年が経過。アップデートをしたいと思い、寄稿してくれる方・レビュアー募集します! Kaggle入門のバイブルをアップデート!『Kaggleのチュートリアル第7版』執筆開始と執筆者・レビュアー募集のお知らせ|カレーちゃん @currypurin https://t.co/2QbF8DHtH9

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