2025年12月18日 夜のAIニュースまとめ

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Gemini 3 Flash登場、OpenAI評価額7500億ドル協議

Googleが発表したGemini 3 Flashに早くも高評価が集まっています。前モデルを上回る性能と最大3倍の速度を実現し、複数の開発ツールが対応を表明しました。

一方OpenAIは評価額7500億ドルでの資金調達を協議中と報じられ、Amazon AWSとの提携でインフラ多角化を進める模様です。また、AIメモリ不足が深刻化し、NVIDIAがゲーム用GPU減産を検討しているとの報道も。

それでは本日の主要トピックを詳しくご紹介します。

目次

  1. Gemini 3 Flash、早くも高評価相次ぐ【続報】
  2. OpenAI、評価額7500億ドルで資金調達協議か【続報】
  3. メモリ不足でNVIDIAがゲーム用GPU減産報道、Micron好決算
  4. ChatGPT内アプリストア、開発者からの申請受付を開始【続報】
  5. OpenAI、新コーディングモデルGPT-5.2-Codex-Maxを準備中か
  6. ブラウザ操作AI、Claude Code拡張機能として提供開始
  7. ChatGPT、新たにApple Musicとの連携を開始
  8. Grok音声API、ロボット実装デモ公開【続報】
  9. AIネイティブな開発者の台頭が話題に

Gemini 3 Flash、早くも高評価相次ぐ【続報】

  • 本日朝に正式発表されたGoogleの「Gemini 3 Flash」について、早くも多くのユーザーから高い評価の声が上がっています。
  • 前モデルのGemini 2.5 Proを多くのベンチマークで上回りながら、コストを抑え、最大3倍高速であると報告されています。
  • API提供も開始されており、開発ツール「Cline」や「Antigravity」など、すでに対応を表明するサービスも出てきています。
G3mini: (翻訳) Gemini 3 Flashが本日、全世界で公開されます。⚡⚡⚡ 返信でどのように使っているか教えてください↓

Christopher Manning: (翻訳) 「Googleは3.0 Proのユースケースの大部分をカニバリゼーションした」について:\n\n自己をカニバリゼーションする意欲を持つことが、イノベーターのジレンマ(https://t.co/pyztGAkzT1)を回避する唯一の方法です。そして、@Googleは低価格を実現するための業界最高の経済性を備えているという幸運な立場にあります。

Rohan Paul: (翻訳) 本日GoogleがリリースしたGemini 3 Flash Previewは、Gemini 3 Pro Previewより約2倍安いにもかかわらず、Intelligence Indexでわずか2ポイント低いだけで、ほぼ同等の賢さを維持しています。Gemini 3 Flash Previewのスコアは71で、Gemini 3 Pro Previewの約2ポイント後ろですが、約2倍安価です...

OpenAI、評価額7500億ドルで資金調達協議か【続報】

  • OpenAIの資金調達に関する続報です。The Informationが、OpenAIが7500億ドルという巨額の評価額で新たな資金調達を協議していると報じました。
  • この評価額は以前報じられた5000億ドルから大幅に引き上げられたもので、実現すれば世界で最も価値のあるスタートアップの一つとなります。
  • この資金調達にはAmazonとの提携も含まれるとされ、OpenAIはAmazonのクラウドサービスAWSやAIチップ「Trainium」を利用する計画だと伝えられています。
  • Microsoftとの既存のパートナーシップに加え、AI開発に必要なコンピューティングリソースを確保するためインフラの多角化を進める狙いがあるようです。
The Information: (翻訳) 独占記事:OpenAIは、約7500億ドルの評価額で新たな資金調達ラウンドについて協議しました。 @SriMuppidiと@Katie_Roofによる詳細はこちら👇 https://t.co/YhMutcTD09

Evan: (翻訳) OpenAIは、約7500億ドルの評価額で最大1000億ドルを調達することについて予備的な協議を行ったと報じられています。

The Information: (翻訳) The Informationが最初に報じた:OpenAIは、新たな投資契約の一環として、AmazonのTrainium AIサーバーチップを自社のオペレーションに組み込む計画だ。続きを読む:https://t.co/6VADcdUEF1

メモリ不足でNVIDIAがゲーム用GPU減産報道、Micron好決算

  • AIサーバーに不可欠なHBM(広帯域幅メモリ)の供給不足が深刻化している問題の続報です。
  • Micron Technologyが市場予想を大幅に上回る好決算を発表し、AI向けメモリの強い需要を改めて示しました。
  • 一方で台湾メディアは、NVIDIAがメモリ不足を理由に2026年からゲーミング向けGPUの生産を3〜4割削減する方針だと報じています。
  • ハードウェアの供給網がボトルネックとなり、今後のAI開発ペースに影響を与える可能性があります。
パウロ: Nvidia 2026年のGPUの生産を30-40%カット GDDRが足りないんですよね 全てメモリネックに

パウロ: 調達能力が極めて高いNvidiaがGPU減産するぐらい悲惨ということですよ

Jukan ✈️Semicon Japan: (翻訳) モルガン・スタンレーのマイクロンの決算に関するコメント:「この決算結果は、Nvidiaを除けば、米国の半導体史上最大のサプライズだ」

ChatGPT内アプリストア、開発者からの申請受付を開始【続報】

  • 以前報じられたChatGPTのApp Store化に関する続報です。OpenAIが、開発者が作成したカスタムアプリの申請受付を正式に開始しました。
  • 承認されたアプリはChatGPT内の「アプリディレクトリ」に掲載され、ユーザーは直接アプリを検索・利用できるようになります。
  • これにより、以前発表されたApps SDK(MCPベース)を活用したアプリ開発が本格化し、開発者にとって大きな機会となりそうです。
Romain Huet: (翻訳) ChatGPTアプリを提出できるようになりました!ビルダーがMCPを使用してChatGPTのUI駆動型エクスペリエンスを提供し、会話の自然な延長のように感じられるアプリを形成するエキサイティングな瞬間です。最初の承認済みアプリは新年に展開されます。

Greg Brockman: (翻訳) 今日、ChatGPTアプリを作ろう:

TestingCatalog News 🗞: (翻訳) 速報🚨: OpenAIは、ウェブおよびモバイルのChatGPT内に新しいアプリディレクトリを展開しています。現在、設定のアプリメニューからアクセスできます。 AIアプリストア👀

OpenAI、新コーディングモデルGPT-5.2-Codex-Maxを準備中か

  • OpenAIが、コーディングに特化した新たなモデル「GPT-5.2-Codex-Max」を準備している可能性が浮上しました。
  • この情報は、コードネーム「caribou」とされるプロジェクトに関するリーク情報として、一部の開発者やメディアによって報告されています。
  • もし実現すれば、既存のCodexを大幅にアップグレードするモデルとなり、AIによるソフトウェア開発の能力がさらに向上することが期待されます。
TestingCatalog News 🗞: (翻訳) 速報🚨:OpenAIはCodexのアップグレードを準備しており、おそらくGPT-5.2-Codex-Maxになるでしょう。今年最後の飛躍となるでしょうか? Caribou 👀

Alexander Embiricos: 🤔

ブラウザ操作AI、Claude Code拡張機能として提供開始

  • 以前「Claude for Chrome」として発表されていたブラウザ操作AIが、「Claude Code」のChrome拡張機能としてベータ版で登場しました。
  • ユーザーはチャットインターフェースから指示を出すことで、ブラウザの閲覧や操作をAIに任せることができます。
  • この機能はMCP(Model Context Protocol)サーバーを利用して実現されており、AIエージェントによるウェブ操作の新たな可能性を示すものとして注目されています。
Oikon: Claude Code 2.0.72 https://t.co/pArVuj3h4p

Oikon: Claude in Chrome は残念ながらMCPサーバーのようです。 https://t.co/gfDItLqD71

Oikon: ちなみにCluade CodeとChromeの連携がうまくできない方は、Chrome拡張側を再インストールすると上手くいくかもしれないです。 私もなぜか最初連携できませんでしたが、再インストールでうまくいきました。

ChatGPT、新たにApple Musicとの連携を開始

  • ChatGPTの外部サービス連携が拡大しており、新たにApple Musicとの連携が報じられました。
  • この連携により、ChatGPTを通じて音楽の再生やプレイリストの操作が可能になる見込みです。
  • 先日のDoorDash連携に続く動きで、日常生活の様々な場面でChatGPTの活用が進みそうです。
Evan: (翻訳) DoorDash $DASHは、OpenAIとの計画的なパートナーシップの一環として、ChatGPT内に食料品ショッピング機能を立ち上げます - Bloomberg

Evan: (翻訳) CHATGPTのAPPLE MUSIC $AAPL統合が開始 - Mac Rumors

Grok音声API、ロボット実装デモ公開【続報】

  • 先日公開されたxAIの「Grok Voice API」の続報です。
  • オープンソースロボット「Reachy Mini」に実装され、音声で対話するデモが公開されました。
  • Hugging FaceのCEOらが投稿した動画では、ロボットが自己認識について語るかのような様子が収められています。
  • 音声、視覚、リアルタイム対話を組み合わせたこのデモは、物理的な身体を持つAIエージェントの可能性を示唆しています。
clem 🤗: (翻訳) @atariorbitのおかげで、@xaiのGrok Voice Agentが1時間もかからずにReachy Miniに移植されました!

clem 🤗: (翻訳) これは@atariorbitのおかげで、ロボットに@xaiのGrok音声APIを初めて実装したものです(まだ完璧ではありません)!主要な音声推論ベンチマークであるBig Bench Audioで1位にランク付けされていることを考えると、これによりロボットエージェントの新しい楽しいユースケースがいくつか開かれる可能性があると感じています。

AIネイティブな開発者の台頭が話題に

  • AI開発ツールの進化に伴い、「AIネイティブ」な開発者の重要性が高まっていると話題になっています。
  • これは、単にコードを書くだけでなく、CursorのようなAIツールやモデルの特性を深く理解し、その能力を最大限に引き出して開発を行うスキルを指します。
  • このような開発者は、従来の開発者とは異なる思考法やワークフローを持ち、生産性を飛躍的に向上させる可能性を秘めていると指摘されています。
Ryo Lu: (翻訳) 本当のブレークスルーは単なる「雰囲気コーディング」ではない。Cursorやモデルとの対話方法を深く理解しているAIネイティブのコーダーだ。彼らは自分の強みを理解し、AIを使って得意なことをさらに増幅させる。そのときこそ、単なる雰囲気だけでなく、100倍の成果が得られる。

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