2025年12月17日 夜のAIニュースまとめ
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AmazonがOpenAIへ100億ドル超の出資を検討
Amazonが100億ドル超の出資でOpenAIとの提携を検討中との報道です。OpenAIの評価額は5,000億ドル超になる可能性があります。
一方、OpenAIからはGPT-5.2のコーディング性能が「野獣」級との評価や、画像生成モデルがGoogleを抜いて首位獲得などの技術進展も伝えられています。GoogleもGeminiのDeep Researchに視覚的レポート生成機能を追加するなど、競争が激化しています。
それでは本日の注目トピックを順に確認していきましょう。
目次
- AmazonがOpenAIに100億ドル超の出資を検討か
- 【続報】GPT-5.2のコーディングは「野獣」、Proは推論で最高性能
- OpenAI画像モデル、ベンチマークでGoogleを抜き首位に
- Claude Code続報: Delegate Modeなど開発者向け新機能
- GeminiのDeep Researchが視覚的レポートを生成可能に
- GoogleのOpal、Geminiに「Gem」として統合【続報】
- Waymoが1000億ドル評価で150億ドル超の調達を協議
- ChatGPTモバイルアプリUI刷新、画像生成タブを新設
- MCP/Skills活用法巡り議論、実践的ノウハウも
AmazonがOpenAIに100億ドル超の出資を検討か
- 米メディアThe Informationは、AmazonがOpenAIに100億ドル以上の出資を検討していると報じました。OpenAIの評価額は5,000億ドル以上になる可能性があるとされています。
- この提携の一環として、OpenAIはAmazonのカスタムAIチップ「Trainium」を利用する計画も含まれているとのことです。
- この動きは、AIインフラにおけるNVIDIAへの依存を減らすための戦略と見られており、AmazonとAnthropicの関係性にも影響を与える可能性が指摘されています。
The Information: (翻訳) スクープ:OpenAIはAmazonから少なくとも100億ドルを調達し、そのAIチップを使用するための交渉を行っています。 詳細は@AnissaGardizy8、@SriMuppidi、@CoryWeinberg、@Amirの記事をご覧ください👇 https://t.co/PqPmhcQLB8
Evan: (翻訳) Amazon $AMZNは、OpenAIに5000億ドル以上の評価額で100億ドル以上を投資する交渉を行っていると報じられています - The Information https://t.co/VMvsFfcwnR
パウロ: うおおお、まじか Amazon OpenAIに出資を検討中 OpenAIはAmazonのTrainiumを使うことを検討中 GPU VS AI ASIC熱いっ
【続報】GPT-5.2のコーディングは「野獣」、Proは推論で最高性能
- GPT-5.2およびGPT-5 Proモデルの性能に関する続報です。
- OpenAIのGreg Brockman氏によると、コーディング支援ツールCodexでのGPT-5.2の性能は「野獣」と表現されるほど質的に大きな飛躍を遂げたとのことです。
- また、GPT-5 Proは複数の推論ベンチマークで最高性能を記録しており、複雑な問題解決能力の高さを示しています。
Greg Brockman: (翻訳) Codexのためのgpt-5.2:
Greg Brockman: (翻訳) 非常に難しい問題に対するGPT-5 Pro:
Haider.: (翻訳) gpt 5.2は私の日々の仕事で素晴らしい活躍をしています。 難しいことに対してより鋭く、信頼性が高く、2年前には考えられなかったようなことです。 そして、ええ、私はこの技術が世界を変えると心から確信しています。 この種の助けが当たり前になれば、人々はもっと先に進むでしょう。
OpenAI画像モデル、ベンチマークでGoogleを抜き首位に
- 先日発表されたOpenAIの画像生成モデル「GPT Image 1.5」の続報です。
- 画像生成モデルのベンチマークサイト「Image Arena」で、これまで首位だったGoogleの「Nano Banana Pro」を上回り1位を獲得しました。
- 指示追従性や特定要素の修正能力は高い評価を得ていますが、日本語のテキスト生成など一部のタスクではNano Banana Proに軍配が上がるとの声もあります。
TestingCatalog News 🗞: (翻訳) OpenAIのGPT Image 1.5が、テキストから画像への変換カテゴリでLM Arenaの首位を29ポイント差で獲得しました。 競争が激化しています🍿 https://t.co/I0GDRug8Is
ChatGPT研究所: 【速報】OpenAIの新しい画像生成AIがNano Banana Pro越え なんと OpenAI が今日新しく公開した GPT Image-1.5 は Image Arena において Google の Nano Banana Pro を超えた数値を記録。すでにChatGPT Webアプリや、API経由で使うことができます。 https://t.co/Cm8VEFzgsP
まつにぃ: GPT Image1.5は、Nanobananaほど日本語描写とよしな力が強くないので、しっかりプロンプトで指示してあげるのがいいですね。 一方で画像のリファレンス力はめちゃくちゃ高く、一部修正とかの部分修正力もすごいので、画像として使いたいなら遜色ない印象。 しっかり指示しよ。
Claude Code続報: Delegate Modeなど開発者向け新機能
- AnthropicのAIコーディング支援ツール「Claude Code」の続報です。
- 差分表示のシンタックスハイライトやプロンプト提案機能が追加されました。
- 特に、謎の「Delegate Mode」やショートカットキーで切り替え可能な「Thinking Mode」が開発者の間で注目されています。
Oikon: Claude Codeの最新の変更について公式ポスト⬇️ ・差分のシンタックスハイライト ・Promptの提案 ・公式プラグインマーケットプレイス ・フリーゲストパス
Oikon: Claude Code 2.0.71 に delegate mode とかいう謎のモードがしれっと入ってるんだけど🤔 https://t.co/F3cIMqoRkb
Oikon: Claude Code 2.0.71のリリースノートには書いてないですが、alt + tで Thinking modeを切り替えられるようになりました。 /config を経由しなくてもチャット画面で変更できるます。 もともとのTabキーだと、誤って押してしまうことがあるからでしょうね。 https://t.co/G8MUdaPxrw
GeminiのDeep Researchが視覚的レポートを生成可能に
- GoogleのAI「Gemini」に搭載されている高度な調査機能「Deep Research」がアップデートされました。
- このアップデートにより、テキストベースの回答に加えて、グラフや図、アニメーションなどの視覚的なレポートを生成できるようになりました。
- これにより、複雑なデータや理論をより深く、直感的に理解することが可能になり、学習や分析の質が向上すると期待されています。
Chubby♨️: (翻訳) GeminiのDeepResearchに非常に便利なアップデートが施されました。 これからは、より深い理解のために図やアニメーションなどが表示されるようになります。 Googleは遅れをとった後も、提供を止めませんでした。まるで首位を守るだけでなく、その差を広げたいかのようです。
Rohan Paul: (翻訳) Gemini Deep Researchは、Google AI Ultraユーザー向けに統合されたビジュアルレポートをサポートするようになりました。 複雑なデータを説明するために、カスタム画像、チャート、シミュレーションを追加できます。 ユーザーはシミュレーションを操作して、さまざまな結果シナリオを探索できます。
GoogleのOpal、Geminiに「Gem」として統合【続報】
- 以前お伝えした、ノーコードでAIミニアプリを構築できるGoogleのツール「Opal」の続報です。
- Opalが、GeminiのWebアプリに実験的な機能「Gem」として直接統合されたことが発表されました。
- これにより、ユーザーはGemini内で直接、再利用可能なミニアプリを作成し、よりパーソナライズされたAI体験を構築できます。
- この統合は、Geminiのプラットフォームとしての拡張性を示し、ノーコードでのAIアプリ開発をさらに促進する動きです。
Google Labs: (翻訳) Opal、@Geminiapp との出会いです。🤝 AI搭載のミニアプリを構築するためのツールであるOpalを、実験的なGemとしてGeminiウェブアプリに直接導入しました。GemsマネージャーでOpal Gemを見つけて、再利用可能なミニアプリの作成を開始し、さらにカスタマイズされたGeminiを体験してください。
Waymoが1000億ドル評価で150億ドル超の調達を協議
- Alphabet傘下の自動運転開発企業Waymoが、1000億ドル近い評価額で150億ドル以上の資金調達を協議していると報じられました。
- この資金調達は親会社のAlphabetが主導するラウンドとされており、自動運転技術への継続的な巨額投資の姿勢を示しています。
- この動きは、AI業界における大規模な資金調達が続いていることを示しており、自動運転技術の実用化に向けた競争がさらに激化することを示唆しています。
Bloomberg: (翻訳) Alphabetの自動運転部門であるWaymoは、親会社が主導するラウンドで、評価額1000億ドル近くで150億ドル以上を調達するための協議を行っています https://t.co/EefFwedDsf
The Information: (翻訳) 独占記事:Waymoは1000億ドル以上の評価額で数十億ドルの資金調達を協議しました。 @Katie_Roof の記事で詳細を読む 👇 https://t.co/wyptKl5tau
ChatGPTモバイルアプリUI刷新、画像生成タブを新設
- ChatGPTモバイルアプリのUI刷新に関する続報です。
- 新しい画像生成モデルの展開に合わせ、プロンプトバーやスタイルセレクターを備えた「画像タブ」が新たに導入されました。
- また、Web版で先行提供されていた会話の分岐機能も、モバイルアプリで利用可能になっています。
TestingCatalog News 🗞: (翻訳) 会話の分岐機能がChatGPTモバイルアプリで利用可能になりました。 ウェブ版と同様に、元の会話と分岐した会話の両方が履歴に別々の会話として表示されます。https://t.co/11JMH42bYh
TestingCatalog News 🗞: (翻訳) 新しい画像タブがChatGPTモバイルアプリでも利用可能になりました。 「より良く、より速い画像を生成」👀 https://t.co/Jak78xn9C0
Charly Wargnier: (翻訳) OpenAIがChatGPTの「画像」セクションを刷新しました。かなりいい感じです👀 https://t.co/dtGfB36saY
MCP/Skills活用法巡り議論、実践的ノウハウも
- AIエージェントの挙動を制御するMCPとSkills機能について、開発者コミュニティで議論が続いています。
- ルールで縛らず自由な思考をさせた方が性能が向上するという意見や、MCPを外部ツール制御に限定する使い方などが共有されています。
- セッション開始時にSkillsで重要な知識を読み込ませると作業効率が大幅に向上するなど、より実践的なノウハウも報告されています。
Kenn Ejima: MCP/Skills論争とかAIガードレール論とかで思うのは 「人間もAIも頭(コンテキスト)空っぽで、ルールでがんじがらめになっておらず、ノイズが少なくて自由な思考をするやつが強い」 ということだったりする AIがうまく動かない、という人はMCPぜんぶ外してAGENTS .md (or CLAUDE .md) だけにして
からあげ: ナル先生のMCPで無職になるの決意した話面白すぎるw > OpenAIとGoogleが結集!最強連合「AAIF」始動でAIエージェントが標準化へ┃スマホを過去にするGoogleの空間OS┃嘘を自白するA... https://t.co/bwShU2SCPf
Kazunori Sato: ここ何ヶ月かSkillsとMCPの使い方変わってないな。セッションごとにまずSkillsで超重要な基礎知識(いま扱ってるSDKとかベスプラとか)を読み込んでから作業を始めるとめちゃ効率いい。MCPは外部アクセスに補助的に使う。