2025年12月16日 朝のAIニュースまとめ
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NVIDIAの大型発表とGoogleの新モデル準備
本日はNVIDIAから2つの重要な発表がありました。オープンモデル「Nemotron 3」ファミリーのリリースと、HPC向けワークロード管理システム「Slurm」開発元の買収です。
一方、GoogleはHugging Face上で次期「Gemma 4」と見られる新モデルの公開を準備中との情報も。OpenAIからは音声モデルの更新で多言語対応が強化されました。
では、本日の主要トピックを順に確認していきましょう。
目次
- NVIDIA、オープンモデル「Nemotron 3」ファミリーを発表
- Google、次期モデル「Gemma 4」公開準備か
- ChatGPT会話分岐機能、モバイルアプリにも展開【続報】
- NVIDIA、AI向けワークロード管理「Slurm」開発元を買収
- 【続報】GPT-5.2 Pro、数学研究で「有用性の段階的な変化」と高評価
- Anthropic、Claude Pro/Maxのギフトカードを販売開始
- OpenAI音声モデルが更新 多言語対応強化とハルシネーション削減
- 第5回関東Kaggler会、1月17日に開催決定
NVIDIA、オープンモデル「Nemotron 3」ファミリーを発表
- NVIDIAが、オープンなモデルファミリー「Nemotron 3」を発表しました。エージェント開発向けに設計されており、効率的なハイブリッドMamba-Transformer MoEアーキテクチャや最大100万トークンのコンテキスト長を特徴としています。
- 30Bモデルの「Nemotron 3 Nano」は、少ないアクティブパラメータで高い性能を発揮し、同クラスのモデルで最高スコアを記録したと報告されています。
- モデルの重み、学習レシピ、データセットなどが公開されており、オープンソースAIの新たな選択肢として注目されています。
NVIDIA AI Developer: (翻訳) ✨ 新しいオープンモデルファミリー、@NVIDIA Nemotron 3をご紹介します。 重み、データ、ツール、トレーニングがオープンなNemotron 3は、マルチエージェントアプリ向けに構築されており、以下の特徴を備えています。 • 効率的なハイブリッドMamba-Transformer MoEアーキテクチャ • 長期記憶と推論向上のための1Mトークンコンテキスト https:...
Chubby♨️: (翻訳) NVIDIAがGPT-OSSとQwen3-30Bを上回り、2.2〜3.3倍高速に動作する30Bモデルをオープンソース化しました。 Nemotron 3 Nano: 最大1Mトークンのコンテキスト MoE:合計31.6Bパラメータ/アクティブ3.6B クラス最高のSWE-Benchパフォーマンス オープンな重み+トレーニングレシピ+再配布可能なデータセット そして、そうです:https:...
パウロ: Nvidia Nemotron 3やべぇ 4-bit NVFP4 で学習されたんかっ 本当に次から次へと Inside NVIDIA Nemotron 3: Techniques, Tools, and Data That Make It Efficient and Accurate | NVIDIA Technical Blog https://t.co/m5mZb6PPzI
Google、次期モデル「Gemma 4」公開準備か
- GoogleがHugging Face上で新たなオープンソースモデルの公開を準備していることが示唆され、次期モデル「Gemma 4」ではないかと憶測を呼んでいます。
- Hugging FaceのGoogleアカウントページにブックマークを促す投稿があり、コミュニティでは新たなリリースへの期待が高まっています。
- 一方で、AI Studioから既存のGemmaモデルが利用できなくなっているとの報告もあり、モデルラインナップの更新が近いことを示唆しています。
TestingCatalog News 🗞: (翻訳) Googleが@huggingfaceで新しいオープンソースリリースを準備しています。 また、最近GemmaモデルがAI Studioで利用できなくなったことに気づきました。 何を期待しますか?👀 https://t.co/zOenLbvvbb
Chubby♨️: (翻訳) アップデート:Gemma 4が登場!さあ、Google!
Aratako: Gemma 4に見せかけて2週間前にこっそりtransformersにマージされたT5Gemma2だったらみんながっかりしそう https://t.co/oAuIqDh5SC
ChatGPT会話分岐機能、モバイルアプリにも展開【続報】
- 以前Web版でのリリースをお伝えした会話の分岐機能が、iOSおよびAndroidのモバイルアプリでも利用可能になりました。
- これにより、外出先などでも手軽に、元の文脈を保ちつつ様々なアイデアやシナリオを探求できます。
OpenAI: (翻訳) 会話の分岐機能がiOSとAndroidでも利用できるようになりました。https://t.co/FsmBm5ntcP
Chubby♨️: (翻訳) ChatGPT内で会話の分岐が利用可能になりました https://t.co/fXmBRmdkGB
NVIDIA、AI向けワークロード管理「Slurm」開発元を買収
- NVIDIAが、HPCおよびAI向けのオープンソースワークロード管理システム「Slurm」を開発するSchedMD社を買収したと報じられています。
- Slurmは、スーパーコンピュータや大規模クラスタで広く利用されており、AI研究者や開発者にとって重要なツールです。
- この買収により、NVIDIAはオープンソースソフトウェアエコシステムを強化し、AIイノベーションを推進する狙いがあると見られています。
Evan: (翻訳) Nvidia $NVDA は、SchedMD の買収に合意しました。「HPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)およびAI向けのオープンソースワークロード管理システムであるSlurmの主要開発者であり、オープンソースソフトウェアエコシステムを強化し、研究者、開発者向けのAIイノベーションを推進するのに役立ちます。」https://t.co/9XReM2Zt4f
TechCrunch: (翻訳) Nvidia、買収と新しいオープンAIモデルでオープンソース製品を強化 https://t.co/EUQzRTRIGF
【続報】GPT-5.2 Pro、数学研究で「有用性の段階的な変化」と高評価
- GPT-5.2 Proの数学的能力に関する続報です。
- OpenAIの共同創業者Greg Brockman氏が、同モデルが数学研究において「有用性の段階的な変化」をもたらしたと高く評価しました。
- 特に代数幾何学や数論といった専門分野での応用で、能力が大きく向上したことを示唆しています。
- この評価は、GPT-5.2 Proが特定分野の研究を加速させる実用的なツールとして進化していることを示しています。
Greg Brockman: (翻訳) 数学研究のためのGPT-5.2 Pro:
Anthropic、Claude Pro/Maxのギフトカードを販売開始
- Anthropicが、Claude ProおよびMaxサブスクリプションを贈ることができるギフトカードの販売を開始しました。
- これにより、ホリデーシーズンの贈り物などとして、友人や同僚にClaudeの高度な機能へのアクセスを提供できます。
- 最大1年分のサブスクリプションをギフトとして購入可能で、AIアシスタントの利用を促進する新たな試みとして注目されます。
Alex Albert: (翻訳) クロードのギフトカードが利用可能になりました!このホリデーシーズンにクロードをプレゼントしましょう🎅 https://t.co/GAtH5YEZTe
TestingCatalog News 🗞: (翻訳) サンタクロードがクロードギフトカードを持ってやってきます!ユーザーは友達に最大1年間のProまたはMaxサブスクリプションをプレゼントできるようになりました。シークレットサンタのウィッシュリストに+1アイテム。https://t.co/Q9JXoxrhtA
OpenAI音声モデルが更新 多言語対応強化とハルシネーション削減
- OpenAIが、文字起こし(Speech-to-Text)と音声合成(Text-to-Speech)のモデルを更新したと発表しました。
- 今回の更新により、ハルシネーション(幻覚)が大幅に削減され、エラー率が低下、指示追従能力も向上しています。
- 特に、日本語、中国語、イタリア語など、より多くの言語で性能が強化されており、グローバルな利用シーンでの品質向上が期待されます。
TestingCatalog News 🗞: (翻訳) 新しいオーディオモデルのスナップショットは、ハルシネーション率が低く、エラーが少なく、指示への追従性が向上し、より多くの言語に強くなっています。テストの時間です👀 https://t.co/cm4ICnQFxG
leo 🐾: (翻訳) OpenAIは本日、多数の新しいTTSモデルをリリースする準備をしているようです https://t.co/BXifKwUrFd
第5回関東Kaggler会、1月17日に開催決定
- Kaggleコミュニティのイベント「第5回関東Kaggler会」が、2026年1月17日(土)にTuring社の会場で開催されることが発表されました。
- 今回は抽選ではなく先着順での申し込みとなっており、参加を希望する方は早めの登録が推奨されています。
- LT(ライトニングトーク)の発表者も募集中で、Kaggleに関心のある参加者同士の交流の場として期待されます。
Ino.Ichi: 第5回関東Kaggler会のイベントページを公開しました!次回は1/17(土)にTuring様の会場で開催させていただきます🎉 今回は抽選ではなく先着順なので、ご都合がつく方はぜひお早めにお申し込みください!LTも絶賛募集中ですので気軽にお申し込みください🙌 #kanto_kaggler https://t.co/DVeXdf27ZN
charm: 1/17に関東Kaggler会を開催します🙌 都合つく方はぜひ!!先着順です💨
こへっち: 第5回 関東Kaggler会 に参加を申し込みました! https://t.co/vccQh6b6z8 #kanto_kaggler