2025年12月12日 夜のAIニュースまとめ

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OpenAI設立10周年、AI規制・半導体競争の動向

OpenAIが設立10周年の節目を迎え、記念グッズの一般販売を開始しました。

規制面では、トランプ大統領がAIの国家統一規制に関する大統領令に署名。州ごとの規制乱立を防ぐ方針です。

半導体分野では、BroadcomのAI受注残高が730億ドルに到達する一方、SK HynixとNVIDIAが超高性能AI NANDの共同開発を発表しています。

では、各トピックの詳細をご覧ください。

目次

  1. OpenAIが設立10周年、記念グッズも販売
  2. Broadcom決算、AI受注730億ドルも株価は下落
  3. 【続報】トランプ大統領、AIの国家統一規制に関する大統領令に署名
  4. NotebookLM、Google AI Ultraプランに統合
  5. SK HynixとNVIDIA、超高性能AI NANDを共同開発へ
  6. 中国SMICのN+3プロセス、Huawei新チップに採用か
  7. Zoom、AIベンチマーク「HLE」でSOTAを達成
  8. Google、MCPサーバ管理レジストリをプレビュー公開【続報】
  9. Nano Banana Pro、Kaggle解法の図解活用で注目【続報】

OpenAIが設立10周年、記念グッズも販売

  • OpenAIが設立10周年を迎えました。
  • 共同創業者のGreg Brockman氏らがSNSで10年を振り返り、次の10年への期待を表明しています。
  • これを記念して、これまで従業員向けだったTシャツなどの公式グッズがオンラインストアで一般販売され、話題となっています。
OpenAI: (翻訳) 10年。 https://t.co/WdxgYWuiH2

Greg Brockman: (翻訳) 10年前の今日、私たちはOpenAIを発表しました。\n\nこれからの10年が楽しみです!

OpenAI: (翻訳) 10周年を記念した10個のイースターエッグ。幸運を祈ります。 https://t.co/BPT9kKuenb

Broadcom決算、AI受注730億ドルも株価は下落

  • 半導体大手Broadcomが最新の決算を発表し、AI関連の受注残高が730億ドルに達したと報告しました。
  • 好調な内容にもかかわらず、カンファレンスコールでの発言が市場の期待に届かず、株価は時間外取引で下落しました。
  • 背景には、AIチップ市場の競争激化や、顧客のツールに関する懸念があると見られています。
Bloomberg: (翻訳) ブロードコムは今四半期の力強い収益予測を発表し、AIデータセンター機器の需要が成長を牽引していることを示唆しました。 https://t.co/J8uQCN9Ijd

パウロ: 73BのBroadcomのバックログ、すさまじいですね\nやはり時代は3強\n先日投稿したnoteでこの3強の戦いを解説しています\n是非、読んでみてください

パウロ: Broadcom下落の原因\n\nバックログが期待外れだった2026年OpenAI売り上げを期待していた\n\n生産キャパの問題で来年は大きなアップサイドは限定的\n\nMediatekなどの競合に対してツーリングなどでモートを感じさせることは出来なかった\n\nまぁわかるけど、色々過小評価だね\n有名になりすぎたね

【続報】トランプ大統領、AIの国家統一規制に関する大統領令に署名

  • 以前報じた、AIの国家統一規制に関する大統領令にトランプ大統領が署名しました。
  • これにより、州ごとの規制の乱立を防ぎ、AIの導入を加速させることが目的です。
  • テック業界からは歓迎の声が上がる一方、州や消費者団体からの法的な挑戦が予想されています。
Evan: (翻訳) 🇺🇸 トランプ大統領が、州の権限を制限する単一の国家AI規制フレームワークのための大統領令に署名 - CNBC

Bloomberg: (翻訳) トランプ大統領は、人工知能の州レベルの規制を阻止することを目的とした命令に署名し、地域の規則の先取りを求めてきたテクノロジー業界のリーダーに政策的な勝利をもたらしました https://t.co/W23zNy66Sr

The New York Times: (翻訳) 速報:トランプ大統領は、AI業界に制限を課す州法を無力化する大統領令に署名しました。専門家によると、この命令は州や消費者団体によって法廷で異議を申し立てられる可能性があります。 https://t.co/R6F3nHmpaJ

NotebookLM、Google AI Ultraプランに統合

  • GoogleのAIノートアプリ「NotebookLM」が、有料プラン「Google AI Ultra」に統合されることが発表されました。
  • これにより、同プランの加入者はNotebookLMの高度な機能を追加料金なしで利用できるようになります。
  • 具体的には、Geminiの最新モデルへのアクセス、音声・動画の概要作成、スライドデッキ生成などの機能で、より高い利用上限が提供されます。
NotebookLM: (翻訳) NotebookLMが正式にGoogle AI Ultraプランに参加します。本日より、サブスクライバーはNotebookLMで以下を利用できるようになります:\n\n— Geminiの最新モデルへの最高レベルのアクセス\n— 音声・動画の概要、スライドデッキなど、おなじみの機能の利用上限が最高に https://t.co/qd61zRIuST

TestingCatalog News 🗞: (翻訳) Googleが@NotebookLMをUltraに!Ultraのサブスクライバーは、最大600ソースの上限まで、さらに高い使用制限といくつかの追加機能を利用できます! https://t.co/kytOhsVnx4

Kimihiko Kitase ♨️ 北瀬 公彦: これは助かる!スライド生成はもちろん、インフォグラフィック生成でも使えますね!\n\n昨日リリースされた Gemini 2.5 Pro TTS Preview の説明作ってみたました。\n\n感謝! https://t.co/lByXcaEwC1

SK HynixとNVIDIA、超高性能AI NANDを共同開発へ

  • 韓国の半導体メーカーSK Hynixが、NVIDIAと協力して「超高性能AI NAND」を開発する計画を発表しました。
  • この新しいNANDフラッシュメモリは、AIの学習や推論におけるデータ処理速度を大幅に向上させることを目的としています。
  • 来年末のサンプル製造を目指しており、AIインフラの性能向上に貢献すると期待されています。
パウロ: まぁHBFよりこの方向性ですよね\nSSD高速化\n\nSKハイニックス、NVIDIAと「超高性能AI NAND」開発協力… 「来年末のサンプル製造」 https://t.co/TLuWXIMjur

中国SMICのN+3プロセス、Huawei新チップに採用か

  • 中国の半導体メーカーSMICの最先端プロセス「N+3」が、Huaweiの新型チップ「Kirin 9030」に採用されているとの分析が報告されました。
  • EUV露光装置を使わずにDUVベースで微細化を進めており、米国の規制下で中国が半導体技術を着実に進歩させていることを示しています。
  • このチップはTSMCのN5プロセスには及ばないものの、中国の技術力の向上を示す重要なマイルストーンと見られています。
Jukan: N+3 👀

パウロ: SMIC N+3\nHuawei Kirin 9030\n7nmの3代目ですね\nやはりN5を超えるのは厳しい\nそれでもすごいけどね

Zoom、AIベンチマーク「HLE」でSOTAを達成

  • ビデオ会議サービスのZoomが、高難度のAIベンチマーク「Humanity’s Last Exam (HLE)」で最高スコア(SOTA)を達成したと発表しました。
  • HLEは専門家レベルの知識と深い推論能力を測るテストで、これまでも様々なモデルがスコアを競ってきました。
  • これまでAI開発のイメージが薄かったZoomがSOTAを達成したことは、多くの研究者に驚きを与え、今後の動向が注目されます。
Tanishq Abraham @ NeurIPS: (翻訳) Zoom、AI研究所? https://t.co/jg4xsZkfSw

Google、MCPサーバ管理レジストリをプレビュー公開【続報】

  • Googleが提唱するAIエージェント連携プロトコル「MCP」に関する続報です。
  • MCPサーバの発見や管理を容易にするためのレジストリ「Cloud API Registry」のプレビュー版が公開されました。
  • これは、既報のGoogleマップやBigQueryなどに接続できるフルマネージドMCPサーバの提供とあわせ、AIエージェント開発のエコシステム構築を加速させる狙いがあります。
Publickey: Google、すべてのサービスに生成AIと接続できるフルマネージドなMCPサーバを提供すると宣言。まずはGoogleマップ、BigQuery、Google Compute Engineで利用可能に https://t.co/E3Ajjv3ZIm

Publickey: Google、MCPサーバの発見や管理のためのレジストリ「Cloud API Registry」プレビュー公開 https://t.co/IFkCcyE9gQ

龍一郎 (f.k.a Asei Sugiyama): 真っ当なことやってるね\n\nGoogle、MCPサーバの発見や管理のためのレジストリ「Cloud API Registry」プレビュー公開 - Publickey https://t.co/p14xsuAWkl

Nano Banana Pro、Kaggle解法の図解活用で注目【続報】

  • 資料作成能力の高さで知られるGoogleのAI作図ツール「Nano Banana Pro」の続報です。
  • Kaggleコミュニティにおいて、コンペの解法をスライドで分かりやすく図解するために活用する動きが広がっています。
  • プロンプトの工夫により複雑な解法を可視化できると評価されており、Kaggle Advent Calendarでも活用事例が公開され関心を集めています。
きょうへい: Kaggle Advent Calendar 2025の12日目の記事です。先月関西Kaggler会で発表した解法の図解をNano Banana Proで試してみました! https://t.co/N5MXiZ3P7c

きょうへい: 生成結果はこんな感じ。\nプロンプトはもう少し改善の余地はありますが、期待を上回る性能で十分実用的だと感じました https://t.co/K7bOBrfFQd

ML_Bear: Nano Banana Proを使ってKaggleの過去コンペ解法をいい感じにスライド化するプロンプトの紹介。\n\nかなり綺麗、かつ指示に忠実に図解できていて驚きました。Kaggleの解法以外にも汎用的な図解に使えると思ったのでKaggle関係ない人にもおすすめです😇\n\nhttps://t.co/TaWdNGzUxV

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