2025年12月11日 夜のAIニュースまとめ
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OpenAIの次期モデル示唆と宇宙データセンター競争
OpenAIがニンニクの絵文字で次期モデル「Garlic」を示唆し、コミュニティで話題となっています。一方、Elon Musk氏もJeff Bezos氏に続き宇宙データセンター構想に参入。
また、OpenAIはエージェント開発フレームワーク「AgentKit」をAgentic AI Foundationに寄贈し、業界標準化の動きが加速しています。
では、本日の各ニュースを詳しくご紹介します。
目次
- OpenAI、ニンニクの絵文字で次期モデルを示唆か【続報】
- OpenAI、Agentic AI Foundationに「AgentKit」を寄贈
- Gemini 2.5 TTSがアップデート、より感情表現豊かに【続報】
- 宇宙データセンター構想にMusk氏も参入、Bezos氏に続く
- Google DeepMind、英国に材料科学研究所を新設
- 【続報】NVIDIA H200輸出許可、中国大手テックが発注検討か
- OpenAI、安全性フレームワークに基づきサイバーセキュリティを強化
- GoogleのAIコーディング支援Stitch、Gemini 3 Proを標準搭載
- Kaggleのキャリアへの有用性を説く記事が話題に
OpenAI、ニンニクの絵文字で次期モデルを示唆か【続報】
- 以前から噂されているOpenAIの次期モデルに関する続報です。
- OpenAIがニンニクの絵文字をSNSに投稿し、コミュニティでは次期モデルの発表を示唆するものだと話題になっています。
- この次期モデルはコードネーム「Garlic」と噂されており、以前から報道のあったGPT-5.2ではないかと憶測が広がっています。
TestingCatalog News 🗞: (翻訳) 速報🚨: OpenAIが、次期モデルの噂のコードネームである「garlic」をほのめかしています。\n\nGPT-5.2は明日登場予定👀
Chubby♨️: (翻訳) OpenAIがGPT-5.2を大々的に宣伝しています\n\n「彼らは料理している」ようです\n\n素敵なリファレンス。5.2が誇大広告に応えられるかどうか、リリースはおそらく明日でしょう
Charly Wargnier: (翻訳) [🚨 Gar-Leak アラート]\n\n@OpenAI が、多くの人が次のモデルに関連すると信じているコードネーム「Garlic」への、それほど微妙ではないヒントを投下しました。\n\nGPT-5.2 は明日公開予定です 👀
OpenAI、Agentic AI Foundationに「AgentKit」を寄贈
- AIエージェントの標準化を目指す新団体「Agentic AI Foundation」の続報です。
- OpenAIが、自社のエージェント開発フレームワーク「AgentKit」を同財団に寄贈することを発表しました。
- この財団はLinux Foundation傘下に設立され、Anthropic、Blockなども参加しています。
Greg Brockman: (翻訳) エージェントAI財団 — オープンソースのエージェントAIを推進:
Gemini 2.5 TTSがアップデート、より感情表現豊かに【続報】
- 以前お伝えしたGoogleのテキスト読み上げモデル「Gemini 2.5 TTS」の続報です。
- 今回のアップデートで、FlashおよびProモデルの感情表現の多様性、文脈に応じたペース制御、複数話者対応の能力が向上しました。
- これにより、より自然で表現力豊かな音声生成が可能になります。
TestingCatalog News 🗞: (翻訳) Googleは、Gemini 2.5 FlashおよびProのテキスト読み上げ(TTS)モデルを新しい機能で更新しました。\n\n- 感情的なスタイルとトーンの多様性\n- コンテキストを意識したペース制御\n- 複数話者機能の改善\n\n両方のモデルは、AI Studioで古いバージョンを置き換えました
Patrick Loeber: (翻訳) 2つの新しいTTSモデルのアップデートを開始しました🚀\n\n- Gemini 2.5 Flash TTS - Gemini 2.5 Pro TTS
べいえりあ☔🌿: Gemini 2.5 Pro TTS、最早人類では?(驚き屋仕草)
宇宙データセンター構想にMusk氏も参入、Bezos氏に続く
- Jeff Bezos氏に続き、Elon Musk氏率いるSpaceXも宇宙空間にデータセンターを構築する構想を進めていると報じられました。
- 衛星上でAIコンピューティングを行うことで、地上のデータセンターが抱えるエネルギーコストや冷却の問題を解決する狙いがあると見られています。
- 宇宙空間でのLLM学習成功の報告もあり、宇宙でのAI開発競争が本格化しそうです。
Evan: (翻訳) イーロン・マスクとジェフ・ベゾスが宇宙にデータセンターを建設する競争\n\nイーロン・マスクとスペースXは、アップグレード版のスターリンク衛星を使用してAIコンピューティングペイロードをホストする計画だと述べている\n\nジェフ・ベゾスのブルーオリジンは、1年以上にわたり、そのために必要な技術に取り組むチームを擁している
Rohan Paul: (翻訳) 🛰️ Starcloudが軌道上でNvidia H100 GPUを使って初のLLMをトレーニング。\n\n宇宙のデータセンターはすでに実現しています。\n\n同社は、4kmのソーラーパネルと冷却パネルを備えた5GWの軌道プラットフォームを計画しており、同等の地上データセンターと比較してエネルギーコストと排出量を約10分の1にすることを目指しています。
clem 🤗: (翻訳) 彼らはnanoGPTやHFデータセット、トークナイザーのおかげで宇宙でモデルをファインチューニングしているというのに、あなたの組織では地球上でそれができないと言うのですか? この時点でもう、独自のモデルをトレーニングしないのは単なるスキル不足です!
Google DeepMind、英国に材料科学研究所を新設
- Google DeepMindが、バッテリーや半導体などに使われる新材料を発見するための研究施設を英国に開設すると発表しました。
- この施設は、AIを物理科学や生命科学といったより多くの科学分野に応用する同社の取り組みの一環です。
- 英国政府との広範なパートナーシップの中心となるプロジェクトであり、AIによる科学的発見の加速が期待されます。
Evan: (翻訳) Google DeepMindは、バッテリーや半導体に使用されるような新素材を発見するための最初の研究所を開設します。\n\n来年英国🇬🇧に開設されるこの施設は、英国政府との広範なパートナーシップの中心です - Bloomberg
Bloomberg: (翻訳) Google DeepMindは、AIをより多くの科学分野に適用する取り組みの一環として、バッテリーや半導体で使用されるような新しい材料を発見するための最初の研究所を開設します。
【続報】NVIDIA H200輸出許可、中国大手テックが発注検討か
- 米政府によるNVIDIA H200 AIチップの対中輸出承認に関する続報です。
- AlibabaやByteDanceなどの大手テック企業がH200の発注を検討していると報じられました。
- この動きを受け、中国政府はこれらの企業と緊急会議を開いたとされており、今後の動向が注目されます。
パウロ: やっぱりね 後は北京が承認するかですが、これは理由が妥当なので、承認するでしょう\n\nAlibanaとByteDanceはH200の注文をする意向
Rohan Paul: (翻訳) ByteDanceとAlibabaは、トランプ大統領の承認後、Nvidia H200チップの大量発注を計画しています。\n\nH200の生産量はまだ少なく、Nvidiaはほとんどの生産能力を新しいBlackwellおよびRubin世代に投入しているため、承認された中国のバイヤーでさえ、実際のアクセスは困難になります。
Rohan Paul: (翻訳) 🇨🇳🇺🇸Nvidia H200の中国への輸出承認を受け、北京はAlibaba、ByteDance、Tencentと緊急会議を開催。\n\n米国の計画では、TSMCが台湾でH200を製造し、米国に輸入して安全保障審査を受け、25%の関税を課した後、承認された中国の購入者にのみ再輸出される。
OpenAI、安全性フレームワークに基づきサイバーセキュリティを強化
- OpenAIが、自社モデルのサイバーセキュリティ能力向上に伴い、セーフガードを強化するための投資を行うと発表しました。
- これは同社の「Preparedness Framework」に基づくもので、将来モデルが高度な能力を持つことに備え、世界中の専門家と協力していくとしています。
- AIの能力向上と安全確保の両立を目指す長期的な取り組みの一環です。
Greg Brockman: (翻訳) 私たちはサイバーセキュリティ対策に投資しています。
Chubby♨️: (翻訳) 「たとえば、キャプチャー・ザ・フラッグ(CTF)チャレンジを通じて評価された能力は、2025年8月のGPT-5(新しいウィンドウで開く)の27%から、2025年11月のGPT-5.1-Codex-Max(新しいウィンドウで開く)では76%に向上しました。」\n\n私たちがよく冗談を言う多くの事実に関係なく
GoogleのAIコーディング支援Stitch、Gemini 3 Proを標準搭載
- AIコーディング支援ツール「Stitch」に関する続報です。
- 搭載されるモデルがGemini 3 Proにアップグレードされ、標準で利用可能になりました。
- 高度な推論能力を用いてデザインを「思考」してからコードを生成するため、より複雑な要求に応えられるようになります。
TestingCatalog News 🗞: (翻訳) GoogleはStitchデザインエージェントをGemini 3 Proでアップグレードし、これが新しいデフォルトモードになりました。\n\nテストの時間です👀
Kaggleのキャリアへの有用性を説く記事が話題に
- Kaggleでの経験がどのようにキャリアに繋がったかを綴ったQiitaの記事が公開され、開発者の間で話題となっています。
- この記事は「Kaggle Advent Calendar 2025」の11日目の記事として投稿されたものです。
- Kaggleコミュニティ内での活動が実務にどう活かされるかについて、実体験に基づいた内容が述べられています。
eikichi: 「Kaggleはキャリアの役に立つ」の記事を公開しました。\nKaggleがどうキャリアにつながったのかのポエムです。\n「Kaggle Advent Calendar 2025」の11日目です。\nhttps://t.co/hApofOgsNn\n#Qiitaアドカレ #Qiita