2025年12月01日 朝のAIニュースまとめ

Gemini UI刷新とMidjourney新機能、ロボティクスの転換点

GoogleがGeminiアプリの大規模UI刷新とmacOS版を開発中です。Midjourneyはプロンプトなしでスタイルを作成できる「Style Creator」をリリースしました。

NVIDIA CEOは汎用ロボティクスのブレークスルーが目前と発言。中国ではNVIDIA超えを謳うAIチップも登場しています。

では、本日のトピックを詳しくご紹介します。

目次

1. GeminiアプリがUI刷新とmacOS版を開発中か
2. Claude Code続報: Web版の利点と新たな課題
3. Midjourney、新機能「Style Creator」をリリース
4. 中国AIチップ開発続報、NVIDIA超えを謳う新興企業も
5. Kaggle atmaCup開幕、テーマはLLMの安全機構突破
6. NVIDIA CEO「ロボティクスのChatGPT時代は目前」
7. AI開発は静的型付け言語が主流に、GitHubが予測

GeminiアプリがUI刷新とmacOS版を開発中か

• GoogleがGeminiアプリのUIを大幅に刷新する「UX 2.0」に多額の投資を行っていることが明らかになりました。
• さらに、スタンドアロンのmacOSアプリケーションも開発中であるとの情報もあり、ユーザー体験の向上に向けたGoogleの強い意欲が示されています。

TestingCatalog News 🗞: (翻訳) GoogleはGemini UIの刷新と、スタンドアロンのmacOSアプリケーションに取り組んでいます。非常に必要です🔥

Chubby♨️: (翻訳) なぜGoogleは台頭しているのか？彼らはコミュニティのフィードバックを真剣に受け止め、常に新機能を開発しており、問題を個人的に解決してくれる優れたコミュニティマネージャーの@OfficialLoganKがいます。コミュニティの問題と開発に取り組む他のAI企業を教えてください。

Claude Code続報: Web版の利点と新たな課題

• AnthropicのAIコーディングアシスタント「Claude Code」に関する続報です。
• Web版はサンドボックスの制約があるものの、PythonやJavaScriptの軽度なプロジェクトであれば安価に実行できると評価されています。
• 計画をより正確に立てられるように改善された「プランモード」ですが、毎回詳細な仕様書が作成される点には改善を望む声もあがっています。

Iaiso: 先週からClaude Code on the Web https://t.co/hMAu4sjyT5 使い始めたけどこいつはいいですね。 Devinでやっていた中でマシンインスタスタンスをあまり使わない軽度作業がサブスクで格安にできるようになっている。サンドボックスの制約は強いけどPython/JSプロジェクトならそれなりに色々動く

azukiazusa: Claude Code のプランモードがより正確な計画を立てられるようになっていた https://t.co/gtxIm8fQtE

Iaiso: https://t.co/W4wXPceK0H 読んでて気づいたけどデスクトップ版Claude Codeは単にクラウド版のコンソールではなくて、独自にローカルでworktree操作する別のインテグレーションになっているぽい

Midjourney、新機能「Style Creator」をリリース

• 画像生成AIのMidjourneyが、待望の新機能「Style Creator」の早期バージョンをリリースしました。
• この機能により、ユーザーは単語を使わずに新しい美的感覚（スタイル）を作成・探求できるようになります。
• AI画像生成におけるプロンプトのあり方を変える可能性を秘めた大きな一歩として注目されています。

Kol Tregaskes: (翻訳) Midjourneyは待望のスタイルクリエーターをリリースし、AI画像にプロンプトを出す新しい方法の始まりとなりました。https://t.co/unob87obCK 私はまだこれを理解しようとしているので、理解できたらガイドを投稿してみます。いくつかの使い方があると思いますが、簡単なヒントです。

中国AIチップ開発続報、NVIDIA超えを謳う新興企業も

• 米国の輸出規制を背景に、中国でAIチップの国産化が加速しています。
• 新たに、中国のスタートアップがNVIDIAのA100を速度と電力効率で上回ると主張するAIチップを発表しました。
• メモリのボトルネックを解消する新たな設計コンセプトも登場しており、中国の半導体自給率向上への動きがさらに活発化しています。

Rohan Paul: (翻訳) 🇨🇳 中国のスタートアップZhonghao Xinyingは、新しい汎用テンソルプロセッシングユニット（GPTPU）AIチップが、速度と電力でNvidiaのA100を上回ると主張しています。GPTPUは、グラフィックスロジックを省略し、トランスフォーマーが多用する行列演算用のハードウェアを搭載したASICです。

Rohan Paul: (翻訳) 🇨🇳 中国は、1ワットあたり2 TFLOPSで120 TFLOPSを達成すると主張する14nmロジック+18nm DRAM AIアクセラレータのコンセプトを宣伝しており、およそNvidia A100クラスの性能を目指しています。そのパッケージングが大規模に機能すれば、GPUがデータを待ってアイドル状態になる通常の「メモリの壁」を攻撃します。

The Information: (翻訳) 日曜日の洞察：米国の輸出規制から3年後、中国はAIチップの不足を黒字に変えました。@QianerLiuから詳細を読む👇 https://t.co/La3GmgJgcM

Kaggle atmaCup開幕、テーマはLLMの安全機構突破

• データ分析コンペティションプラットフォームKaggleで開催されている「atmaCup」のリーダーボードが公開され、早くもハイレベルな戦いが繰り広げられています。
• LLMの安全機構を突破するプロンプト生成が求められるなど、参加者は様々な工夫を凝らしてスコアを競っています。

星ちゃん: これに気づいてからが本番です😇 #atmaCup

星ちゃん: リーダーボード出た！！ スコア結構出てる！？👀👀 #atmaCup https://t.co/iJkKTmxVAU

kami: なんか2位だった。publicだから結構ブレそうかな～ 時間かけるつもりあまりないのでゆるく参戦 #atmacup https://t.co/Ze128CipxG

NVIDIA CEO「ロボティクスのChatGPT時代は目前」

• NVIDIAのCEOであるジェンスン・フアン氏が「汎用ロボティクスのChatGPTモーメントは目前に迫っている」と発言し、注目を集めています。
• また、現実世界のデータなしでロボットが家事を学習できる合成データ生成ワールドモデル「GigaWorld-0」のような研究も発表されており、ロボット技術のブレークスルーへの期待が高まっています。

Evan: (翻訳) Nvidia $NVDA CEO ジェンスン・フアン：「汎用ロボット工学におけるChatGPTの瞬間はもうすぐそこだ」

Rohan Paul: (翻訳) この論文では、ロボットが合成データのみから学習できるように、現実的なロボット体験を大量生産するワールドモデルであるGigaWorld-0を紹介しています。GigaWorld-0データでトレーニングされたロボットは、現実世界での練習なしに、洗濯物をたたんだり、皿を動かしたりするなどの実際の家事をこなします。

AI開発は静的型付け言語が主流に、GitHubが予測

• GitHubが、AIを活用する開発者は今後、AIのハルシネーション（幻覚）が少ないTypeScriptのような静的型付け言語を好むようになるとの予測を発表しました。
• AIによるコード生成の信頼性を高める上で、型の存在が重要になるとの見方です。

Publickey: ブログ書きました： AIを使う開発者は自分の好みの言語よりも、AIのハルシネーションが少ないTypeScriptのような型付け言語を選ぶようになる。GitHubがAIによる変化を予想 https://t.co/FG3GlceuOY