2025年11月28日 夜のAIニュースまとめ

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NVIDIAのメモリ調達難と台湾外交、Google次世代モデル予告

AI向け高性能メモリの供給不足が深刻化し、NVIDIAも在庫確保に苦慮している模様です。同社CEOは台湾を訪問しTSMC創業者と面会、次世代GPU生産について協議しました。

一方GoogleはCEO自ら次世代モデル「Gemini 3.0 Flash」を予告。OpenAIのAltman氏はLLMがAGI実現への突破口になると語り、業界の未来像が議論されています。

それでは、本日の注目トピックを詳しくご紹介していきます。

目次

  1. AI向けメモリ供給不足が深刻化、NVIDIAも在庫確保に苦慮か【続報】
  2. NVIDIA CEOが台湾訪問、TSMC創業者と面会 次世代GPUの生産協議か【続報】
  3. Google Colab、Kaggleデータセットの直接検索に対応
  4. Google CEO、次世代モデル「Gemini 3.0 Flash」予告
  5. 半導体国際学会ISSCCで中国が論文採択数トップを維持
  6. OpenAIのSam Altman氏「LLMはAGIへの突破口を駆動する」
  7. Opus 4.5対Gemini 3 Pro: コーディングと多言語理解で性能差
  8. ナレッジワークが「AI営業ロープレ」をリリース
  9. LayerX CTO、AI活用のリサーチ手法を公開

AI向けメモリ供給不足が深刻化、NVIDIAも在庫確保に苦慮か【続報】

  • AIサーバーの需要急増を受け、DRAMやHBMといった高性能メモリの供給不足が深刻化している問題の続報です。
  • NVIDIAですらグラフィックボード用のメモリ在庫が不足しているとの情報もあり、メモリメーカー各社は強気の価格設定を続けている模様です。
  • この供給逼迫は、今後のAIハードウェア市場全体に大きな影響を与える可能性があります。
パウロ: うおおおお Nvidia グラボ用?のGPUのメモリを供給出来ない状態の模様

パウロ: DRAMが全く足りません

パウロ: 今は安売りする必要がないよね サムスン電子、SKハイニックスとHBM4価格合わせる…来年2Q出荷 https://t.co/EK2AyYsARg

NVIDIA CEOが台湾訪問、TSMC創業者と面会 次世代GPUの生産協議か【続報】

  • NVIDIAのJensen Huang CEOが再び台湾を訪問し、今回はTSMCの創業者であるモリス・チャン氏と面会した模様です。
  • 面会の目的は、次世代GPU「Rubin」のCoWoS生産能力の確保や、今後のサプライチェーンに関する協議と推測されています。
  • AI半導体市場における両社の協力関係の重要性を改めて示す動きとして注目されます。
パウロ: 革ジャン、また台湾訪問中 何だろね https://t.co/Gu4tD9gSEx

パウロ: 革ジャンは昨日27日にモリス・チャンを訪問 https://t.co/4UDVD93uQF

パウロ: サンクスギビング中に来年のRubinのCoWoSの詰めなのか、中国へのH200解禁のASEへのCoWoS-S発注の事前調整なのか

Google Colab、Kaggleデータセットの直接検索に対応

  • Google ColabとKaggleの連携強化に関する続報です。
  • ColabのData explorerから、Kaggle上のデータセットやモデルを直接検索し、ノートブックに読み込めるようになりました。
  • これにより、Kaggleの豊富なリソースを活用した分析やモデル開発が、よりシームレスになります。
u++: [Google Colab と Kaggle 連携の新機能] https://t.co/tXfTVz0aIp Data explorer から、Kaggle 上のデータセットやモデルが検索可能に。自分でアップロードせずとも、手軽に Google Colab 上で読み込みができる。 https://t.co/mOTxvkR51a

Google CEO、次世代モデル「Gemini 3.0 Flash」予告

  • Googleの次世代モデルに関する続報です。Sundar Pichai CEOが、次世代モデル「Gemini 3.0 Flash」の登場を予告しました。
  • このモデルは、開発者がより多くのユーザーに効率的にサービスを提供できるよう支援することに重点を置いており、Google史上最高のモデルになる可能性があると述べられています。
  • 社内ではすでに次世代モデルの事前学習が進んでいることも明かされました。
Haider.: (翻訳) Google CEO、Sundar Pichai氏: Gemini 3.0 Flashが登場します。開発者がより多くのユーザーに効率的にサービスを提供するのに役立つため、おそらく我々の史上最高のモデルになるでしょう。 社内チームはすでに次世代モデルの事前学習を行っており、絶え間ないイノベーションが2026年に向けてフルスタックを推進しています。

半導体国際学会ISSCCで中国が論文採択数トップを維持

  • 半導体分野で最も権威のある国際学会の一つであるISSCCにおいて、中国からの論文採択数が96本となり、4年連続で世界一となったことが報告されています。
  • 一方で、韓国はメモリ半導体以外の分野での採択がなく、国の産業構造が研究分野にも影響を与えている可能性が指摘されています。
arutema47: 中国がISSCCで論文96本採択し4年連続1位に躍進 https://t.co/YGq4EKFvp1 🧐中国と異なり韓国はTD分科で昨年に続いて論文が一本も採択されず、未来技術分野に対する研究が必要だという声が出た。クォン・ギョンハKAIST電気・電子工学部教授は「韓国の産業構造自体がメモリ半導体中心で回っている」

OpenAIのSam Altman氏「LLMはAGIへの突破口を駆動する」

  • OpenAIのSam Altman氏が「LLMは直接AGIを達成しないかもしれないが、そこに至るために必要な突破口を駆動するだろう」と語ったことが注目されています。
  • これは、LLMが自己再帰的な改善を可能にするための重要なステップであり、完全なAGIがなくとも強力な特化型AIが重要であるという考えを示唆しています。
Haider.: (翻訳) サム・アルトマン: 「LLMは直接AGIを達成しないかもしれないが、そこに至るために必要なブレークスルーを推進するだろう」 これは今日のAIにおける最も賢明な点の一つだと思います。 真の目標は再帰的な自己改善に到達することです。 だから完全なAGIは必要ありません。 実際、強力で、狭い

Opus 4.5対Gemini 3 Pro: コーディングと多言語理解で性能差

  • 先日お伝えしたAnthropicのOpus 4.5の優れたコーディング性能に続き、GoogleのGemini 3 Proとの性能比較に関する議論の続報です。
  • Opus 4.5がコーディングタスクで強みを持つ一方、Gemini 3 Proは多言語理解や数学、マルチモーダルタスクで依然として優位性を持つと評価されています。
  • それぞれのモデルの得意分野を理解し、タスクに応じて使い分けることの重要性が改めて示されています。
Haider.: (翻訳) opus 4.5がgemini 3 proより優れているというのは間違いです。 主にコーディングとARC-AGIタスクでより強力です。 gemini 3 proはもともと(Swe-Benchのような)コーディングベンチマークでトップモデルになることは稀でした。 しかし、HLE、GPQA、マルチモーダルタスク、数学、NYT拡張ベンチマークでは依然としてリードしています。

ナレッジワークが「AI営業ロープレ」をリリース

  • 株式会社ナレッジワークが、新プロダクト「ナレッジワークAI営業ロープレ」をリリースしました。
  • このツールは、複雑な商談への対応やコミュニケーション能力の向上を目的としたもので、AIが的確な評価やフィードバックを行うことで、営業担当者のスキルアップを支援します。
  • 社内のロールプレイングを代替できるクオリティを目指しているとのことです。
Taro Fukuyama: ナレッジワーク社から「ナレッジワークAI営業ロープレ」がリリースされました🎉 すでに大企業様を中心に導入が加速しています。 「AI営業ロープレ」と「AI商談記録」の相性の良いプロダクト組み合わせによって、マルチプロダクト戦略が一気に花開いてきました!

LayerX CTO、AI活用のリサーチ手法を公開

  • LayerXのCTOである松本勇気氏が、自身のAIを活用したリサーチ手法を社内で共有したことを報告しました。
  • 「Claude Code」や「o3-search mcp」、「NotebookLM」といった複数のAIツールを駆使する具体的なワークフローが示唆されています。
  • 第一線で活躍する開発者のAI活用術として注目されます。
松本 勇気 (Yuki Matsumoto) | LayerX CTO: 社内に私のClaude Codeやo3-search mcp、NotebookLMなどフル活用したリサーチ手法マニュアル(雑)を展開した。

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