2025年11月25日 朝のAIニュースまとめ

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Claude Opus 4.5が価格3分の1でSOTA達成、Gemini 3 ProはIQ130を記録

AnthropicがClaude Opus 4.5をリリースし、コーディング性能で最高水準を更新しながら価格を約3分の1に引き下げました。一方、GoogleのGemini 3 Proは人間の上位2%に相当するIQ130を記録し、AIの知能進化を印象づけています。

また、教育現場ではKarpathy氏がAI利用検知は不可能と指摘し、新たなアプローチの必要性を提起。インフラ面では、GoogleのTPUが年間400億ドル以上のコスト削減効果を持つことや、AmazonによるAIインフラへの500億ドル投資計画も明らかになりました。

では本日の各ニュースを詳しくご紹介していきます。

目次

  1. Anthropic、Claude Opus 4.5発表 価格3分の1で性能SOTA更新
  2. Gemini 3 Proが人間を超えるIQスコア130を記録
  3. Karpathy氏、学校でのAI利用検知は不可能と指摘
  4. Google TPU、年間400億ドル以上のコスト削減効果か 詳細レポート公開
  5. Amazon、米国政府向けAIインフラに500億ドル投資計画
  6. 【続報】ChatGPT、パーソナルショッパー機能を正式導入
  7. Andrew Ng氏、論文査読を支援するAIエージェントを公開
  8. NotebookLMのスライド作成機能が多様な活用法で話題に
  9. Broadcom、NVIDIAに隠れたAI半導体のキープレイヤーに
  10. Kaggle API v1.8.0がリリース、複数アカウント管理などに対応

Anthropic、Claude Opus 4.5発表 価格3分の1で性能SOTA更新

  • AnthropicのClaude 4シリーズに関する続報として、最新モデル「Claude Opus 4.5」がリリースされました。
  • SWE-Benchで80.9%というスコアを記録し、コーディング性能で新たな最高水準(SOTA)を達成したと報告されています。
  • 前モデルのOpus 4.1から価格が約3分の1に大幅に引き下げられたことも大きな話題となっており、性能とコストの両面でAI開発の新たなスタンダードとなる可能性を秘めています。
Chubby♨️: (翻訳) さあ、Claude Opus 4.5が公式に発表されました。SOTAのベンチマーク評価はもちろんですが、さらに重要なのは、Opus 4.1よりもはるかに安価になったことです!

Haider.: (翻訳) Claude Opus 4.5が発表されました。SWE-benchで80%を達成し、現在コーディングモデルのSOTA(最高性能)を達成しています。比較として、gpt-5.1とgemini 3 proはどちらも76%です。

Chubby♨️: (翻訳) ずっと良くなって、ずっと安くなった。なんてことだ、やったな @AnthropicAI!

Gemini 3 Proが人間を超えるIQスコア130を記録

  • GoogleのGemini 3 Proが、オフラインのIQテストで130というスコアを記録したことが大きな話題となっています。
  • このスコアは、人間のテスト受験者の上位約2%に相当する知能レベルであり、特定のテストにおいてはAIが多くの人間を上回る能力を持つことを示唆しています。
  • Mensaのテストでも142相当と報告されており、AIの知能進化の速さを物語る出来事として注目されています。
Haider.: (翻訳) Gemini 3 Proはオフラインテストで約130点を記録しました。この種のテストでのIQ 130は、人間の受験者の上位約2%に相当します。また、Mensaノルウェーのテストでは、IQ約142に相当するスコアを記録し、これは人間の上位約0.3%にあたります。参考:平均的な人:IQ 100、博士号取得者

Lisan al Gaib: (翻訳) Gemini 3 ProはIQ130に到達した最初のモデルです

K.Ishi@生成AIの産業応用: Gemini 3 ProのIQを測定したところ、全モデル中1位の130だった。 これはつまり、99.7%の人よりIQが高いことを意味する。 そして、半年ちょっと前の2.5と比べても10~20高く、進化のスピードも早い。 こういった知能テストだと、来年にはもはやほとんどの人間は全く勝負にならなくなるだろう。

Karpathy氏、学校でのAI利用検知は不可能と指摘

  • Andrej Karpathy氏が、学校教育におけるAI利用について見解を述べ、注目を集めています。
  • 同氏は、宿題などでのAI利用を検知することは「完全に不可能」であり、AI検知ツールは機能しないと断言しました。
  • この問題に対し、教育現場ではAIの利用を禁止するのではなく、AIを計算機のように活用することを前提としたアプローチへの転換が必要だと指摘しています。
Andrej Karpathy: (翻訳) 多くの人々がAIの学校への影響について話しています。以前、教育委員会で私の考えをいくつか話しました。ハイライトは以下の通りです:1. 宿題でのAIの使用を検出することは絶対にできません。以上です。私の意見では、AIの「検出器」はすべて実際には機能せず、回避可能です。

Google TPU、年間400億ドル以上のコスト削減効果か 詳細レポート公開

  • GoogleのAI開発を支えるカスタムチップ「TPU」に関する詳細な分析レポートが公開されました。
  • レポートでは、NVIDIA製GPUとの性能比較や、GoogleのAI戦略におけるTPUの優位性が論じられています。
  • TPUの活用により、Googleは来年だけで400億ドル以上の設備投資を節約できる可能性が指摘されており、AIインフラにおける同社の強力な競争力となっていることが示されています。
Rihard Jarc: (翻訳) GoogleのTPUに関する詳細な分析を公開しました。1. TPUとNVIDIAの性能比較(元Google社員、顧客、競合他社の意見)。2. なぜTPUは今後10年間Googleの最も重要な堀となるのか。3. なぜGoogleはTPUのおかげで来年400億ドル以上の設備投資を節約できるのか。

Chubby♨️: (翻訳) Googleに称賛を送るべき点が一つあります。それは彼らの先見の明です。彼らは2013年か2014年にはTPUの開発を始め、2015年からは積極的に展開していました。GoogleはAI(「ML」)を未来の技術と見なしていました。それは2017年や「Attention is all you need」以前のことです。

パウロ: TPUはBroadcom無しでは成り立たないことを理解している人は少ないですね それほどCoWoSとHBMは難しい

Amazon、米国政府向けAIインフラに500億ドル投資計画

  • Amazonが、米国政府機関向けのAIおよびスーパーコンピューティング能力を拡大するため、最大500億ドルを投資する計画を発表しました。
  • この投資は2026年に着工予定で、約1.3ギガワットの能力増強を目指すものです。
  • 国家レベルでのAIインフラ強化の動きとして、また今年のAI関連ディールの中でも最大級の案件として注目されています。
Evan: (翻訳) Amazon $AMZN は、Amazon Web Services (AWS) の米国政府顧客向けにAIおよびスーパーコンピューティング能力を拡大するため、最大500億ドルを投資する計画を発表しました。2026年に着工予定のこの投資により、約1.3ギガワットのAIおよびスーパーコンピューティングが追加されます。

Bloomberg: (翻訳) Amazonは、米国政府機関に人工知能と高性能コンピューティングサービスを提供する能力を拡大するために、最大500億ドルを費やすと発表しました。

Forbes: (翻訳) Amazonの500億ドル規模の米国インフラ投資計画が2025年のトップAI案件に。Amazonは月曜日、米国政府向けのAIおよびスーパーコンピューティング能力を拡大するために最大500億ドルを投資すると発表しました。これはウォール街が注目する中、今年のAI関連で4番目に大きな取引となります。

【続報】ChatGPT、パーソナルショッパー機能を正式導入

  • 以前より開発中と報じられていた「パーソナルショッパー」機能が、ショッピング調査機能としてChatGPTに正式に導入されました。
  • ユーザーが探している商品を伝えると、対話を通じてニーズを深掘りし、パーソナライズされた購入候補を提案してくれます。
  • 複雑な商品リサーチをAIとの会話に集約し、よりスマートな購買決定を支援します。
Bloomberg: (翻訳) OpenAIは、ホリデーシーズン中にChatGPTユーザー向けにパーソナライズされた購入ガイドを生成できる、AI搭載の無料ショッピングリサーチツールを発表しました。

Chubby♨️: (翻訳) OpenAIがリサーチ機能付きのショッピングアシスタントを導入。正直なところ、AIのショッピング機能がようやく試す価値のあるものになったのはこれが初めてかもしれない。

Greg Brockman: (翻訳) ショッピングリサーチ — あなたにぴったりの製品を見つけるための詳細なリサーチ。

Andrew Ng氏、論文査読を支援するAIエージェントを公開

  • Andrew Ng氏が、研究論文の査読プロセスを支援する新しいAIエージェント「Agentic Reviewer」を公開しました。
  • このツールは、ある学生が1つの論文を6回却下され、フィードバックを得るのに3年を費やした経験に着想を得て開発されたものです。
  • 研究者が査読者からのフィードバックを迅速に得られるようにすることで、研究サイクルの高速化に貢献することが期待されています。
Andrew Ng: (翻訳) 研究論文のための新しい「Agentic Reviewer」をリリースします。週末のプロジェクトとしてコーディングを始め、@jyx_suがさらに良くしてくれました。ある学生が3年間で6回も論文を却下されたことに触発されました。彼らのフィードバックループ(毎回約6ヶ月待つ)は…

NotebookLMのスライド作成機能が多様な活用法で話題に

  • GoogleのNotebookLMに搭載されたスライド作成機能が、その手軽さと多様な活用法で注目を集めています。
  • 単にスライドを作成するだけでなく、既存の資料からストーリー仕立てのプレゼンテーションを生成したり、乱雑なメモを整理したり、デザインの悪いスライドを洗練させたりといったユースケースが紹介されています。
  • 開発チームは現在、編集機能の追加を最優先課題としており、今後のさらなる進化が期待されます。
NotebookLM: (翻訳) スライドデッキは、スライドを作ることよりも物語を語ることが重要です。これらの4つのユースケースを試してみてください!1. ソースをストーリーブックに 2. 詳細な調査レポートを簡略化したスライドに 3. 散らかったメモを整理された思考に 4. 見栄えの悪いスライドをきれいなスライドに

まつにぃ: NotebookLMのスライド作成機能が編集機能を最優先課題として開発を進めているそうで、これはいよいよスライド生成戦争に終止符を打つか。 Microsoftも頑張って欲しい。

Broadcom、NVIDIAに隠れたAI半導体のキープレイヤーに

  • NVIDIAの独壇場と見られがちなAI半導体市場で、Broadcomが「隠れたキープレイヤー」として存在感を高めています。
  • 特にGoogleのAIチップ「TPU」はBroadcomの技術なくしては成り立たないと指摘されるなど、大手テック企業のカスタムAIチップ開発を支える重要な役割を担っています。
  • 過去にはxAIやMicrosoft、OpenAIとの協業も報じられており、AIインフラの裏側を支える同社の動向に注目が集まっています。
パウロ: TPUはBroadcom無しでは成り立たないことを理解している人は少ないですね それほどCoWoSとHBMは難しい

パウロ: かなり前のnoteですが、BroadcomがなぜAI ASICに強いか、その核心を解説しています。是非、読んでみてください。 https://t.co/a3WpCBlYGl

パウロ: AmazonもMicrosoftもMetaもAppleも結局みんなBroadcomに頼むんか ゴ、ゴ、ゴクリ

Kaggle API v1.8.0がリリース、複数アカウント管理などに対応

  • データサイエンスプラットフォームKaggleのAPIがバージョン1.8.0にアップデートされました。
  • 今回のリリースでは、データセット、モデル、コンペティションをページネーション付きで閲覧できる機能が追加されました。
  • また、複数のアカウントを管理するためのマルチトークンサポートや、よりシンプルなコマンドエイリアスも導入され、利便性が向上しています。
Kaggle: (翻訳) 🚀 Kaggle API v1.8.0が登場!ページネーション付きでデータセット、モデル、コンペティションを閲覧し、マルチトークンサポートで複数のアカウントを管理し、よりシンプルなコマンドエイリアスを使用できます。CLIをアップグレードしてください 👇

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