2025年11月21日 朝のAIニュースまとめ

Google画像AI大幅進化、OpenAIコーディングモデルが最長自律実行を記録

Googleが画像生成AI「Nano Banana Pro」を正式リリース。テキスト描画能力が飛躍的に向上し、AI生成判別技術SynthIDも搭載されました。

OpenAIのGPT-5.1-Codex-Maxは約2時間42分の自律実行を達成し、AIエージェント能力の新段階を示しています。また、Allen AIが完全オープンソースの言語モデル「Olmo 3」を公開し、透明性の高い研究開発を推進しています。

それでは、本日の注目トピックを詳しくご紹介します。

目次

1. Google、画像AI「Nano Banana Pro」公開 テキスト描画が大幅向上
2. Anthropic、次期モデルClaude 4.5のコードネーム発見か
3. ChatGPTグループチャット機能、全ユーザーに提供開始【続報】
4. xAI、Grok 4.20をクリスマスまでにリリースとの報道【続報】
5. Kaggle、賞金総額200万ドルの数学コンペ第三弾を開始
6. PerplexityのAIブラウザComet、Android版をリリース【続報】
7. Allen AI、完全オープンソースの言語モデル「Olmo 3」を公開
8. GPT-5.1-Codex-Max、約2時間42分の自律実行を達成【続報】
9. GoogleのAI IDE「Antigravity」社内利用は不可と判明

Google、画像AI「Nano Banana Pro」公開 テキスト描画が大幅向上

• 以前よりお伝えしている画像生成AI「Nano Banana」の最新版、「Nano Banana Pro」(Gemini 3 Pro Image)が正式にリリースされた続報です。
• 特に画像内のテキストを正確に描画する能力が飛躍的に向上し、インフォグラフィック作成などで高い性能を発揮します。
• あわせて、AI生成画像を判別する電子透かし技術「SynthID」がGeminiアプリに搭載されました。
• このモデルはGeminiアプリやVertex AI、Google AI Studioなどで利用可能です。

Sundar Pichai: (翻訳) 今すぐチェック 😀

Jeff Dean: (翻訳) レンダリングされたテキストの精度のこれらの大幅な改善は、Nano Banana Proモデルが以前のNano Bananaモデルからのアップグレードである理由の一部です（たとえば、エラー率はNano Banana、別名Gemini 2.5 Flash Imageの56％から、Nano Banana Pro、別名Gemini 3 Pro Imageの8％に低下します）。

石川陽太 Yota Ishikawa: Nano Banana Pro やばすぎる。。。 漫画翻訳がワンショットて。勝手に高解像度化までしているしw （プロンプト：この漫画を日本語に翻訳して画像化して下さい） https://t.co/XpQhJlGChp

Anthropic、次期モデルClaude 4.5のコードネーム発見か

• 以前から噂されているAnthropicの次期モデルに関する続報です。
• Webアプリケーション内から、次期モデルのものと思われる「octopus_owl_obsidian」というコードネームが発見されました。
• 過去のモデルでもリリース前に同様の痕跡が見つかっており、正式発表への期待が高まっています。

Chubby♨️: (翻訳) Claude Opus 4.5のリリースが間近 https://t.co/mw13uyRXGb

Lisan al Gaib: (翻訳) Claude 4.5 Opusが発売される可能性は急速に高まっています

石川陽太 Yota Ishikawa: 今夜はClaude Opus 4.5の日ですか？あとnanobanana 2も今夜かもしれない。いい加減今週やばすぎませんか😅

ChatGPTグループチャット機能、全ユーザーに提供開始【続報】

• 以前、日本などで試験提供されていたChatGPTのグループチャット機能が、無料ユーザーを含むすべてのユーザーに正式に展開されました。
• この機能により、複数人での共同作業やブレインストーミングがより手軽になります。
• Plus、Pro、Go、無料の各プランで順次利用可能になる見込みです。

Tibor Blaho: (翻訳) OpenAIは、ChatGPTのグループチャットを、無料、Go、Plus、Proプランのすべてのログインユーザーに、今後数日間でグローバルに展開します。https://t.co/JYE5niAwpI

Kol Tregaskes: (翻訳) ChatGPTのグループチャットが、すべてのサインインユーザーに展開されるようになりました。https://t.co/Fx28sH0Qvt

TechCrunch: (翻訳) ChatGPTがグループチャットをグローバルに開始 https://t.co/YRoyS3XhEF

xAI、Grok 4.20をクリスマスまでにリリースとの報道【続報】

• 以前xAI従業員が示唆し否定した次期モデル「Grok 4.20」について、クリスマスまでにリリースされる可能性があると新たに報じられました。
• 現行のGrok 4.1 Fastが優れたエージェント性能を持つと評価される中、さらなる大幅な改良が期待されています。
• Grokの知識ベースであるGrokipediaに新しい記事が追加され、編集履歴をスライドで確認できる機能も実装されるなど、継続的な改善も見られます。

TestingCatalog News 🗞: (翻訳) Grok 4.20はクリスマスまでにリリースされる予定です！このバージョンは特別なものになるはずです。 大幅な改善 👀 https://t.co/rNlXnH38nT

Kol Tregaskes: (翻訳) Grok 4.1 Fastが現在最高のAIモデルとなった後、イーロンはGrok 4.20が2025年末までにリリースされる予定だと述べた。https://t.co/vUPRcDqhhA

Tech Dev Notes: (翻訳) Grokipediaに、記事に加えられたすべての編集をスライドで確認できる機能が追加されました。https://t.co/64cyOsj6aJ

Kaggle、賞金総額200万ドルの数学コンペ第三弾を開始

• 先日NVIDIAチームの優勝をお伝えしたKaggleの数学コンペの第三弾「AI Mathematical Olympiad - Progress Prize 3」が開始されました。
• 賞金総額は200万ドル以上で、国際数学オリンピックレベルの問題を解くAIモデルの開発が目標です。
• コンペはH100 GPUが利用可能な環境で、2026年4月まで開催されます。

Kaggle: (翻訳) コンペティション開始アラート！ @AIMOprize主催のAI数学オリンピック。 🎯 LaTeX形式で書かれたオリンピックレベルの数学の問題を解くことができるオープンソースのアルゴリズムとモデルを作成します 💰 賞金総額200万ドル以上 ⏰ 応募締切：2026年4月8日 https://t.co/bCvweXH72U

Kagoole: (翻訳) 新しい#kaggleコンペティション「AI Mathematical Olympiad - Progress Prize 3」が開始されました。 メダル：真 カーネルのみ：真 締切：2026-04-15 23:59:00+00:00 https://t.co/waFlG78pfr

Takami Sato: Kaggle新コンペ AIMOコンペ第三弾。LaTeXで記述されたオリンピックレベルの数学問題を解くAIの開発コンペ。問題の難易度が大きく向上し、解答のとる値の幅も増加 https://t.co/7p6HdugDAd

PerplexityのAIブラウザComet、Android版をリリース【続報】

• 以前から開発中と報じられていた、PerplexityのAIブラウザ「Comet」のAndroid版が正式にリリースされました。
• これにより、デスクトップ版と同様に、エージェントによるタスク処理や音声モードなどの機能をモバイル環境でも利用できるようになります。
• Androidユーザーにとって、高度なAI機能を搭載したブラウザの新たな選択肢となります。

TestingCatalog News 🗞: (翻訳) 速報🚨: PerplexityがAndroid向けCometブラウザをリリースしました。エージェントタスクサポート、音声モード、タブコントロールを備えています。 多くのAndroidユーザーにとって大きな助けとなります。Androidファーストのアプローチに特に敬意を表します！https://t.co/aZ4r2RM2bc

Bloomberg: (翻訳) Perplexity AIは、モバイルデバイス向けのCometウェブブラウザのバージョンを発表し、検索大手のAndroidオペレーティングシステムでGoogleとの競争を拡大しました https://t.co/SsvHmtrEeC

TechCrunch: (翻訳) PerplexityがAIブラウザCometをAndroidに提供 https://t.co/uZtUokIeZB

Allen AI、完全オープンソースの言語モデル「Olmo 3」を公開

• Allen Institute for AI (AI2) が、完全にオープンな言語モデルスイート「Olmo 3」をリリースしました。
• 7Bと32Bのモデルファミリーが含まれており、最終的な重みだけでなく、データからデプロイまでのトレーニングプロセス全体が公開されています。
• 特に32Bモデルは、同規模のオープンな推論モデルとして最高性能であると報告されており、研究開発の透明性と再現性を高めるものとして注目されています。

Lisan al Gaib: (翻訳) AllenAIは、完全にオープンソースのOlmo 3モデル（InstructおよびThinkingバリアントを備えた7Bおよび32B）をリリースしました。ブログ：https://t.co/fdy2Ef2jaV 論文：https://t.co/ji5AwoZd9B Huggingface：https://t.co/br74elvpK2 https://t.co/YuwnWRCbGO

Wolfram Ravenwolf: (翻訳) プロプライエタリなAIの発表が相次いだ週に、真にオープンソースのリリースが際立っています。そして、最近のオープンウェイトの巨人とは異なり、これらのモデルは一般的なローカルでの使用にちょうど良いサイズです：Olmo 3 7B & 32B！👏

Nathan Lambert: (翻訳) オルモの日、おめでとうございます。私たちのために今日のリリースを遅らせた皆さん、申し訳ありません。私たちは採用活動を行っています。https://t.co/eoeblOd3ay

GPT-5.1-Codex-Max、約2時間42分の自律実行を達成【続報】

• 先日リリースされたOpenAIのコーディングモデル「GPT-5.1-Codex-Max」の続報です。
• AIの安全性を評価するMETRによると、専門家レベルのタスクを約2時間42分、50%の成功率で自律実行できると推定されています。
• これはMETRが公開した中で最長の推定時間で、AIエージェントの能力が新たな段階に入ったことを示唆しています。

Chubby♨️: (翻訳) 自律タスク：より長く、より良く これは素晴らしいことです。METRのトレンドラインを見ると、予想範囲の上限で推移しています。GPT-5-codex-maxでは新記録が更新され、自律タスクのタイムラインは引き続き予想を上回っています。「たとえ https://t.co/WFrAr6NwD6

Haider.: (翻訳) GPT-5.1-codex-maxは内部で24時間以上自律的に実行できます。METRはまた、新しいモデルが50％の成功率で約2時間40分の専門家レベルの作業を処理でき、信頼性を高めたい場合は約30分で処理できることを発見しました。これはOpenAI 2026-28に完全に適合します。https://t.co/vJtxje4ann

Jeff Clune: (翻訳) 新しいポイント、まだトレンドに乗っています。

GoogleのAI IDE「Antigravity」社内利用は不可と判明

• 先日お伝えしたGoogleのAI統合開発環境「Antigravity」ですが、Google社内での使用が許可されていないと報告されています。
• Googleドメインのメールアドレスでは登録できず、開発者自身は社内向けの別バージョンを使用しているとのことです。
• この状況は、Googleの社内ツールと外部向けサービスが分離している「externalisation」という文化の一例ではないかと指摘されています。

webbigdata: GoogleがGemini 3と共にリリースしたVS Code派生のAIエディタ「Antigravity」評判は良いようなのですが… なんとGoogle社内で使用が許可されておらず、googleドメインのメアドでは登録できないとの事 AmazonはAWSで自社サービスを動かしているがGoogleは自社でGCP使ってないと聞いてますがこれ伝統？

てつ / AI: 複数 Workspace の Agent を同じ画面で管理できるところ以外は Antigravity より Cursor のほうが普通にいいな。 あと無料なこと（一番デカい）

Kol Tregaskes: (翻訳) Googleは、元Windsurfの開発者によって4か月で作成された、Gemini 3 Pro、Claude Sonnet 4.5、およびGPT-OSSを搭載した無料のエージェントIDEとしてAntigravityをリリースしました。https://t.co/7iFcSlolkp - IDEをタスク指向開発のためのエージェントファーストプラットフォームに進化させます。 - ワークスペー...