2025年11月15日 朝のAIニュースまとめ

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Samsung大幅値上げとNvidia輸出規制緩和の可能性

AIインフラを巡る動きが加速しています。Samsungがメモリ価格を最大60%値上げすると報じられ、AIサーバー需要の供給逼迫が鮮明になりました。

一方、NvidiaがHopperアーキテクチャのGPUを中国向けに出荷再開した可能性が浮上。事実であれば米国の対中戦略の大きな転換を意味します。

その他、xAIのGrok 5が6兆パラメータで開発中との続報や、NotebookLMの画像対応など、各社の動向をお届けします。

では、各ニュースの詳細をご覧ください。

目次

  1. 【続報】Samsung、メモリ価格を最大60%値上げか
  2. Nvidia、中国向けに高性能GPU「Hopper」出荷再開か
  3. xAI「Grok 5」は6兆パラメータ、26年Q1リリースか【続報】
  4. Kagglerの価値高騰、年収1500万円・業務50%可の求人も
  5. NotebookLM、画像ソース対応で手書きメモも理解可能に
  6. 【続報】PFN、次世代LLM「PLaMo 3」開発の裏側を公開
  7. Unitree G1ロボット続報、家事を滑らかにこなすデモ公開
  8. Google、汎用AIエージェント「SIMA 2」発表【続報】
  9. OpenAI、GPT-5.1のAMAで安全策強化を報告【続報】

【続報】Samsung、メモリ価格を最大60%値上げか

  • 既報の通りAIサーバー需要を背景としたメモリ価格の高騰が続いていますが、新たにSamsungが価格を最大60%引き上げると報じられました。
  • AIサーバー需要の急増による供給不足が背景にあると見られ、AIインフラのコスト上昇への懸念が広がっています。
  • 一部では、顧客からの10月の見積もりを拒否した上での大幅な値上げだとも報じられており、その強気な姿勢が注目されています。
Jukan: (翻訳) 独占:サムスン、供給不足の悪化でメモリーチップ価格を最大60%引き上げ、関係者談 - RTRS

パウロ: うひょー Samsung ここぞとばかりにDRAM 60%値上げ 尋常じゃねぇ

パウロ: 10月見積もり拒否からの大幅値上げ エグすぎる 顧客は焦るだろうなぁ

Nvidia、中国向けに高性能GPU「Hopper」出荷再開か

  • これまでNVIDIAは米国の輸出規制に対応したAIチップ「H20」を中国市場に提供していました。
  • KeyBancのアナリストレポートによると、より高性能な「Hopper」アーキテクチャのGPUの出荷を再開した可能性が指摘されています。
  • HopperアーキテクチャのGPUはこれまで厳格な輸出規制の対象であったため、この動きが事実であれば、米国の対中戦略の大きな方針転換を意味します。
  • NVIDIAの業績や世界のAI開発競争に与える影響が大きく、今後の正式な発表が注目されます。
Jukan: (翻訳) 速報:KeyBancによると、Nvidiaは中国へのHopperの出荷を再開した可能性がある。

パウロ: Nvidia Hopper出荷再開だとっ まじかっ 中国いけるのか

xAI「Grok 5」は6兆パラメータ、26年Q1リリースか【続報】

  • xAIの次期モデル「Grok 5」に関する続報です。
  • Elon Musk氏がインタビューで、パラメータ数が6兆に達し、リアルタイムビデオ処理機能を持つと明かしました。
  • 2026年第1四半期のリリースを目指しているとのことで、AIモデル開発競争のさらなる激化が予想されます。
Tech Dev Notes: (翻訳) イーロンはインタビューでGrok 5について言及し、来年第1四半期にリリースすると述べた。\n\n「Grok 5は本当に特別なものになるだろう」\n「非常に知的で高速」

Tech Dev Notes: (翻訳) イーロン:\n\nGrok 5は6兆パラメータモデルになり、Grok 3とGrok 4は3兆だった。\n\nGrok 5はリアルタイムビデオといくつかの特別な機能を備える。

Tech Dev Notes: (翻訳) インタビューではGrok 4.20についての言及はなく、Grok 5についてのみだった。

Kagglerの価値高騰、年収1500万円・業務50%可の求人も

  • 先日開催された「関西Kaggle会」の続報です。
  • イベントでは、年収1500万円以上で業務時間の50%をKaggleに使えるという求人情報が大きな話題を呼び、Kagglerの価値の高まりを象徴する出来事となりました。
  • その他、TuringやElithによるLTも行われ、ElithからはAI SafetyをテーマにしたatmaCupの開催も告知されました。
カレーちゃん: 年収1500万円以上 、50%の時間Kaggleを保証してくれる会社があるらしい #関西Kaggler会 https://t.co/eUKqjvdCKy

こへっち: 2週間後から Elith x atmaCup on AI Safety! #関西Kaggler会

ころんびあ: ということで第2回Turing × atmaCup開催します! 前回とは異なる画像タスクになるのでご期待ください! #関西Kaggler会

NotebookLM、画像ソース対応で手書きメモも理解可能に

  • GoogleのAIノートツールNotebookLMの続報です。
  • 手書きのメモやグラフなどの画像をソースとしてアップロードできる機能が追加されました。
  • Geminiのマルチモーダル能力を活用し、画像内の情報を理解して要約や変換が可能です。
  • 先日発表されたDeep Research機能も継続的な機能強化が進んでいます。
NotebookLM: (翻訳) 私たちは一晩中、あなたが「本当に」何を待っているのか考えていましたが、ついにそれを見つけました:ソースとしての画像です!手書きのメモの写真、教科書のスクリーンショット、ウェブページ上のグラフなど、@NotebookLMは情報を統合し、そこからアウトプットを生成できます。

TestingCatalog News 🗞: (翻訳) 新機能🔥:NotebookLMに画像をソースとしてアップロードできるようになりました! 手書きのメモ、ホワイトボードセッションの写真、その他多くのものをノートブックのソースにすることができます。これは多くのユースケースにとって大きな可能性を拓きます。 ImageLM 🤯

Google Gemini App: (翻訳) このDeep Researchのアップデートは、モバイル(AndroidおよびiOS)のすべてのGeminiアプリユーザーにご利用いただけるようになりました。 始める準備はできましたか?ツールメニューを開いてDeep Researchを選択し、レポートのソースを選び、プロンプトを入力して実行してください!

【続報】PFN、次世代LLM「PLaMo 3」開発の裏側を公開

  • Preferred Networks (PFN) から、同社のLLM開発に関する続報です。開発中の次世代LLM「PLaMo 3」の技術ブログが公開されました。
  • ブログでは8Bと31Bの小規模モデルでの事前学習の検証結果がまとめられており、開発の裏側を垣間見ることができます。
  • モデルアーキテクチャには、近年のトレンドであるSWAとGlobal Attentionのハイブリッド構成を採用していることなどが明かされています。
Daisuke Okanohara / 岡野原 大輔: 現在開発中のPLaMo次世代バージョン(PLaMo 3の予定)の小規模モデルの事前学習の検証結果についてブログでまとめています。

Aratako: PLaMo 3はSambaを辞めて最近流行りのSWA + Global Attentionのハイブリッド構成を採用したんですね(configを見に行ったら比率は7:1だった)

Unitree G1ロボット続報、家事を滑らかにこなすデモ公開

  • 以前、連続バック宙などで話題となったUnitree G1ロボットの新たなデモが公開されました。
  • 中国のShenzhen MindOne Roboticsが、同機体を用いて家事をこなす動画を公開し、その非常に滑らかで人間らしい動きが注目されています。
  • 遠隔操作ではないとされており、AIによる自律制御技術の進化と、実用的なタスクへの応用可能性を示す事例として期待されています。
Chubby♨️: (翻訳) 「遠隔操作ではない」と書かれているが、これは本物とは思えない。動きは非常に滑らかで、活動も多岐にわたる。もしこれが本当なら、中国は本当に時代の先を行っている。

Google、汎用AIエージェント「SIMA 2」発表【続報】

  • 以前お伝えした、仮想世界で行動する汎用AIエージェント「SIMA」の続報です。Google DeepMindが後継版となる「SIMA 2」を発表しました。
  • Geminiを搭載し、テキストや音声、画像を通じて対話しながら、自ら思考し行動する能力が向上しています。
  • 様々なゲーム世界でのテストを通じて、その高い適応能力が示されています。
Chubby♨️: (翻訳) Google DeepMindのすべての開発とプロジェクトを見ていると、長期的にはGoogleが最強のプレーヤーになるだろうと思わずにはいられない。彼らは優れた研究機関を持っているだけでなく、何よりも研究開発のための資金と計算能力を持っている。

Kol Tregaskes: (翻訳) Google DeepMindは、Geminiを使用して仮想3Dワールドでプレイし、推論し、学習するAIエージェントであるSIMA 2を発表しました。 https://t.co/3rdZfSKNp9 - SIMA 2は、昨年のオリジナルのSIMAをベースにしており、基本的な指示追従者から複雑なタスクをこなせる協調的なパートナーへと進化しています。

OpenAI、GPT-5.1のAMAで安全策強化を報告【続報】

  • 先日お伝えしたOpenAIの最新モデル「GPT-5.1」に関するAMA(Ask Me Anything)のサマリーが公開されました。
  • より精密なセーフガードに取り組んでおり、ユーザーの年齢などのコンテキストをモデルに与えることで、不必要なトリガーを減らす計画があるとのことです。
  • モデルの安全性とユーザー体験の向上に向けた取り組みが示されました。
Tibor Blaho: (翻訳) 2025年11月13日に行われたOpenAIとのGPT-5.1および新しいカスタマイズ機能に関するReddit AMAの概要\n\nガードレールと年齢確認\n\n- 過剰に作動しない、より正確なセーフガードに取り組んでおり、ユーザーに関する追加のコンテキストをモデルに与えることで、より局所的に適用する計画(例:

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