2025年10月24日 夜のAIニュースまとめ

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Google・Anthropic提携が数兆円規模に拡大、Claude新機能とOpenAIの買収も注目

GoogleとAnthropicの提携が数百億ドル(数兆円)規模に拡大し、2026年までに1ギガワットを超える計算能力の確保が計画されています。Claudeではプロジェクトメモリ機能の提供が開始され、MaxプランからProプランへも展開予定です。

一方、OpenAIはMac向けAIアシスタント「Sky」の開発元を買収し、OSレベルで動作する高度なAIエージェント開発の加速が予想されます。また、Anthropicはアジアでのプレゼンス強化のため韓国ソウルに新オフィスを開設しました。

それでは各トピックの詳細について見ていきましょう。

目次

  1. GoogleとAnthropicの提携続報、契約規模は数兆円か
  2. Claude、プロジェクトメモリ機能をMaxプランで提供開始
  3. OpenAI、Mac向けAIアシスタント「Sky」開発元を買収
  4. Anthropic、韓国ソウルに新オフィスを開設
  5. NVIDIA DGX Spark活用事例の続報、Ollamaでの性能テスト結果が公開
  6. AIによる雇用変化、フリーランス需要減の一方でブルーカラー職は増加

GoogleとAnthropicの提携続報、契約規模は数兆円か

  • 昨日報じられたGoogleとAnthropicの提携拡大に関する続報です。
  • 契約規模は数百億ドル(数兆円)規模と報じられており、2026年には1ギガワットを超える計算能力を確保する計画です。
  • この大規模な計算資源は、今後のClaudeモデルの研究開発を大幅に加速させると見られています。
  • GoogleのJeff Dean氏もこの発表に期待を寄せるコメントをしています。
Rihard Jarc: (翻訳) $GOOGL Anthropicとのパートナーシップ延長が正式に発表されました: 「AnthropicのTPU使用量の過去最大の拡大。Anthropicは最大100万個のTPUチップと追加のGoogle Cloudサービスにアクセスできるようになります」 さあ、TPUの需要が急騰するのを見届けましょう…

Bloomberg: (翻訳) Googleは、Anthropicに最大100万個の特殊AIチップを供給する。この契約は数百億ドル規模にのぼる。 https://t.co/7t9f1p7cz1

Jeff Dean: (翻訳) TPUがすごい勢いで動いてる!

Claude、プロジェクトメモリ機能をMaxプランで提供開始

  • AnthropicのClaudeに、プロジェクト単位で文脈を記憶する「プロジェクトメモリ機能」が導入され、Maxプランユーザー向けに提供が開始されました。
  • この機能により、過去の対話内容やアップロードしたファイルを記憶し、一貫性のある対話が可能になります。
  • Proプランのユーザーにも今後2週間以内に順次展開される予定です。
Oikon: ClaudeのTeam & Enterprise プランで開放されていたプロジェクトメモリ機能が、Maxユーザーに開放されました! Claude Proプランも2週間で開放されるとのこと。

カレーちゃん: 今日のニュース10個をピックアップしました。 ・ NoteboolLM、キュートなスタイルが予告 https://t.co/wAp7MyWwCK ・ OpenAIがMac向けの自然言語インターフェースを開発しているSkyを買収 https://t.co/1eAgRESTfH ・ Claudeのメモリ機能が今後2週間でProユーザに展開される https://t.co/uf3qNE9SUB

OpenAI、Mac向けAIアシスタント「Sky」開発元を買収

  • OpenAIが、Mac向けのAI搭載自然言語インターフェースを開発するスタートアップ「Software Applications, Inc. (Sky)」を買収したことが明らかになりました。
  • Skyは、ユーザーの画面を認識し、アプリケーション内で自律的にアクションを実行できるAIツールです。
  • この買収により、OpenAIがOSレベルで動作する、より高度なAIエージェントの開発を加速させる可能性が示唆されます。
TechCrunch: (翻訳) OpenAIは、Mac向けのAI搭載自然言語インターフェースであるSkyを開発したスタートアップ、Software Applications, Inc.を買収しました。Skyは、ユーザーの画面を表示し、アプリ内でアクションを実行できます。 https://t.co/f8Mlg8YW1N

Anthropic、韓国ソウルに新オフィスを開設

  • Anthropicが、アジア太平洋地域で3番目となるオフィスを韓国のソウルに開設することを発表しました。
  • 韓国はClaudeの利用者が世界でトップ5に入るなど、重要な市場と位置づけられています。
  • 江南(カンナム)にオフィスを構え、現地チームの採用を開始する予定で、アジア市場でのさらなる事業拡大を目指します。
Anthropic: (翻訳) アジア太平洋地域で3番目となるオフィスを韓国のソウルに開設します。韓国のClaudeユーザーは世界でトップ5に入ります。江南にオフィスを開設し、現地チームの採用を開始するのが待ちきれません。 詳細はこちら: https://t.co/x6HVVHf1CH

NVIDIA DGX Spark活用事例の続報、Ollamaでの性能テスト結果が公開

  • 先日お伝えしたNVIDIAの小型AIワークステーション「DGX Spark」の活用事例に関する続報です。
  • ローカルLLM実行ツール「Ollama」がDGX Spark上でのパフォーマンステスト結果を公開し、その性能の高さを示しました。
  • 実際にDGX Sparkをセットアップし、LLMや画像生成AIを動作させる手順を解説した詳細な技術記事も公開され、開発者の注目を集めています。
ollama: (翻訳) リリース日のファームウェアとアップデートされたOllamaバージョンでパフォーマンステストを実行し、Ollamaのパフォーマンスを確認しました! @NVIDIAAIDev さあ、火花を散らそう! https://t.co/qLVoz7X6KE https://t.co/fkFKrzkbvR

からあげ: DGX Spark、一通りセットアップして軽く動かすところまで記事を書きました > NVIDIA DGX SparkでローカルAI環境を構築してLLM・画像生成AIを動かしてみた|からあげ https://t.co/yWtGa8zuvk #zenn

AIによる雇用変化、フリーランス需要減の一方でブルーカラー職は増加

  • AIの雇用への影響について、これまでの求人減の報道とは異なる側面が報じられました。
  • フリーランス市場ではグラフィックデザイン等の需要が減少する一方、AIの普及による電力需要の急増で、米国では電気技師などブルーカラー職の需要が増加しています。
  • AIが特定の仕事を代替する一方で、新たな雇用を創出する側面も明らかになってきました。
カレーちゃん: AI席巻のアメリカ、ブルーカラーを選ぶ若者たち 電気料金2倍が現実に - 日本経済新聞 https://t.co/fdMLLWr9nX

Rohan Paul: (翻訳) 💼 フリーランスのデジタル職やジュニア開発者のポジションは、AIによって大きな打撃を受けています。 オンラインのギグ市場では、22年11月以降、グラフィックデザイン、コピーライティング、簡単なコーディングタスクの仕事と報酬が着実に減少していると報告されています。これは、買い手がAIで下書きを作成し、採用する人数を減らしているためです。 ある https://t.co/ZfudZfL...

Haider.: (翻訳) イーロン・マスクは「AIとロボットがすべての仕事を奪う」と言っています。 私は懐疑的です。なぜなら、現在AIは仕事を置き換えるのではなく、タスクを置き換えているからです。 データによると、自動化は反復的な作業を取り除きますが、残りの部分を管理、修正、接続するためには依然として人間が必要です。https://t.co/TeQNBBRlJH

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