2025年10月17日 朝のAIニュースまとめ
(ほぼ)毎日AIニュースが届きます。ぜひご登録ください。
(ほぼ)毎日AIニュースが届きます
ぜひご登録ください
OpenAIの巨額インフラ投資計画と各社のAIアシスタント機能強化
OpenAIが巨額インフラ投資計画で話題に。2030年までに4500億ドルのサーバー投資と、米国ピーク電力の3分の1相当の容量確保を目指す壮大なプロジェクトが進行中です。
一方、AnthropicはClaudeの新機能「Skills」とMicrosoft 365連携を発表し、AIアシスタントの実用性が向上。GoogleやMicrosoftもAIエージェント開発を加速させています。
それでは各トピックの詳細について見ていきましょう。
目次
- OpenAI、2030年迄にサーバー費用4500億ドルを計画
- Claude、独自ワークフロー機能「Skills」とM365連携を追加
- 年末までにGPT-6が登場するとの観測が浮上
- Google、AIがん研究の続報 新ツールDeepSomaticを公開
- Copilot for WindowsがAIエージェントへ進化、音声・ファイル操作に対応
- Google、PC操作AI「GCU」活用のウェブエージェント「Gemini Agent」を開発中か
- OpenAI、科学研究を加速する新チーム「OpenAI for Science」を発足
- Andrew Ng氏、AIエージェント開発における評価の重要性を強調
- ゴールドマンサックス、AI投資はバブルではないと分析
OpenAI、2030年迄にサーバー費用4500億ドルを計画
- OpenAIの巨額のインフラ投資に関する続報です。The Informationの報道によると、同社は2030年までにサーバー費用として4500億ドルという巨額の予算を計上していると報じられています。
- また、2033年までには米国のピーク時電力使用量の3分の1に相当する250GWのデータセンター容量を目指しているとの情報もあり、その壮大なスケールが話題を呼んでいます。
- この一連の巨額投資は、将来の高性能なAIモデルの開発と運用に必要な、膨大な計算資源を確保するための動きと見られています。
Jukan: (翻訳) OpenAIは2030年までにサーバー費用として4500億ドルという驚異的な額を予算計上している。- the information https://t.co/LvCYWnWrND
パウロ: OpenAI 4500億ドルのサーバー費用を2030年までに計上 うひょーーーーー
morgan —: (翻訳) 「アルトマンは最近、同社が2033年までに250GWのデータセンター容量を使用することを目指していると述べた。これは、現在の米国のピーク時エネルギー使用量の3分の1に相当する」
Claude、独自ワークフロー機能「Skills」とM365連携を追加
- AnthropicがClaudeの機能を拡張する2つの新機能を発表しました。
- ユーザー独自のワークフローを学習させる「Skills」機能が追加され、よりパーソナライズされた業務の自動化が期待されます。
- エンタープライズ向けにMicrosoft 365との連携機能も追加され、SharePointやOneDrive上の情報を検索できるようになります。
- これは以前実装されたGoogle Workspace連携に続くもので、主要なオフィススイートとの連携が強化されました。
まつにぃ: Claudeの新機能Skills。 まだ少しだけしか触ってないですが各種機能のOn/Offが可能で、ClaudeCodeなどにも適応でき、複雑なワークフローなどにも横断的に使えそうなものですね。 中にはMCPビルダーやスキルクリエイターもあり、しかもmdでアップロードも可能。 Cursor rules的ですね。 https://t.co/1YYcZU4yqI
TestingCatalog News 🗞: (翻訳) Anthropicは、TeamおよびEnterpriseアカウント向けにMicrosoft 365コネクタとエンタープライズ検索をリリースしました。 https://t.co/jcMJG77oXc
Ian Nuttall: (翻訳) これは非常に素晴らしい可能性を秘めていますが、Claudeは多くのことを複雑にしすぎる危険があると思います - SKILL.md を持つスキル - AGENTS.md を持つエージェント - マーケットプレイス - プラグイン - プロジェクト これらすべてに独自の方法があります。私はただチャットしたいだけで、心配したくありません。
年末までにGPT-6が登場するとの観測が浮上
- CNBCの報道を発端に、OpenAIが年内にGPT-6をリリースするのではないかという観測が広まっています。
- この情報はEvercore ISIのアナリストによる発言に基づくもので、具体的なリリース時期や性能についてはまだ不明な点が多いです。
- AIコミュニティでは、このニュースを受けて次期モデルへの期待と憶測が飛び交っています。
TestingCatalog News 🗞: (翻訳) 速報🚨: GPT-6は年末までに登場する可能性が高い!つまり、あと2.5ヶ月もない!CNBCの「エージェントコマースの台頭はテクノロジーの状況を劇的に変える可能性がある:Evercore ISIのマーク・マハニー」ビデオより 「GPT-6はいつ?」の時が来た👀 https://t.co/X16dyQIjHL
Tibor Blaho: (翻訳) 「ChatGPT-6は年末までに出てくる」
Pliny the Liberator 🐉󠅫󠄼󠄿󠅆󠄵󠄐󠅀󠄼󠄹󠄾󠅉󠅭: https://t.co/XR2BL9Twpz
Google、AIがん研究の続報 新ツールDeepSomaticを公開
- Google AIが、がん研究における新たな成果として、2つのツールをオープンソースで発表しました。
- これには、がんの変異を特定する機械学習ツール「DeepSomatic」などが含まれます。
- AIによる科学的発見の加速が期待されます。
Google AI: (翻訳) AIは科学的発見を急速に加速させ、がんをよりよく理解するための取り組みに貢献しています。@GoogleResearchと@GoogleDeepMindから、この分野におけるAIの計り知れない可能性を示す2つの主要なオープンソースのブレークスルーを発表できることを誇りに思います。まず、https://t.co/BC5elPFmNJ
Haider.: (翻訳) 最近のGoogleのブレークスルーは、27BのGemmaベースのモデルが新しいがんの仮説を生成したもので、OpenAIが定義した5段階のAGIパスにおけるレベル4の「イノベーター」への信頼できるヒントです。「新しいアイデアを創造し、メカニズム、デザイン、証明、または研究仮説を提案するシステム」 https://t.co/lIQIS5waH7
Wolfram Ravenwolf: (翻訳) 義父が癌で亡くなってから、ほぼちょうど1年になります。この恐怖を最終的に克服するために、AIは十分に速く進歩することはできません。善戦してくれてありがとう!🙏
Copilot for WindowsがAIエージェントへ進化、音声・ファイル操作に対応
- MicrosoftがCopilot for WindowsのAIエージェント化を加速させる大型アップデートを発表しました。
- 新たに追加された音声操作、ローカルファイルの操作機能、各種コネクタにより、OSとの連携が大幅に強化されます。
- 既報の画像認識機能「Copilot Vision」も本格的に統合され、よりシームレスなAI体験が実現します。
TestingCatalog News 🗞: (翻訳) Copilot for Windowsは、多くのAgentic AI機能を備えた大規模なアップグレードを受けました。 - Win 11のVoice Copilot - WindowsのCopilot Vision - 再考されたタスクバーエクスペリエンス - ローカルファイル用のCopilot Actionsのプレビュー - Copilotコネクタ、簡単なドキュメント作成 $MSFTが...
まつにぃ: MSのCopilotにGmail、Googleカレンダーとかのコネクタが入っているのだが! 今後よくあるサードパーティ製コネクタやMCPとかも生えてきそうで、影響大きくなりそうですね。 段々ChatGPTになってきてる。
Google、PC操作AI「GCU」活用のウェブエージェント「Gemini Agent」を開発中か
- 先日発表されたPC操作AI「GCU」の続報です。GoogleがGCUを活用し、ウェブブラウザ上のタスクを自動実行するAIエージェント「Gemini Agent」のプロトタイプを準備していると報じられています。
- OpenAIのAIエージェントと同様の機能を持つと見られ、大手IT企業によるAIエージェント開発競争がさらに激化しそうです。
Chubby♨️: (翻訳) Googleのコンピュータエージェント(CUA)が間もなくリリースされます。OpenAIのエージェントとほぼ同じです。OpenAIのものと比較してどのように機能するか見てみましょう。https://t.co/hla9UwcJGv
OpenAI、科学研究を加速する新チーム「OpenAI for Science」を発足
- OpenAIが、数学や物理学における科学的発見を加速させるための新チーム「OpenAI for Science」の発足を発表しました。
- 新たに参加した研究者からは、GPT-5 Proを用いて過去の科学的発見を30分足らずで再現できたとの報告も上がっています。
- AIを科学研究のツールとして活用する動きが、今後さらに本格化していくことが期待されます。
Greg Brockman: (翻訳) 科学的発見を前進させるために、チームに@ALupsascaを歓迎します
Chubby♨️: (翻訳) 新しいOpenAIの研究者Alex Lupasaの楽観主義が大好きです。彼は、GPT-5 Proが今日すでに新しい科学的発見をするのにどのように役立ったかを報告しています。私がいつも思うのは、GPT-5 Proが今日すでにできることは素晴らしいことですが、GPT-6やGPT-7では何が見られるのでしょうか?私たちは https://t.co/nfrTTTdCHx
Andrew Ng氏、AIエージェント開発における評価の重要性を強調
- AI研究の第一人者であるAndrew Ng氏が、AIエージェント開発の進捗を予測する最も重要な要素は、評価とエラー分析のプロセスを規律正しく実行できる能力にあると述べました。
- システムのパフォーマンスを測定し、体系的にエラーを分析することの重要性を改めて強調しています。
- これは、AIエージェントの信頼性と性能を向上させる上で、開発チームが注力すべき重要なポイントを示唆しています。
Andrew Ng: (翻訳) 先週、AIエージェントを構築するチームの進捗の速さを予測する最大の要因は、評価(システムのパフォーマンス測定)とエラーに対する規律あるプロセスを推進する能力にあると書いたところ、読者からは驚きと同意の両方の反応がありました。
ゴールドマンサックス、AI投資はバブルではないと分析
- AI分野への投資過熱を懸念する声が上がる中、ゴールドマン・サックスが「現在のAIインフラ投資は持続可能」との分析レポートを発表しました。
- レポートでは、現在の投資は過剰ではなく、持続的な成長に向けた構築段階にあると指摘しています。
- 先日報じたドイツ銀行の「持続不可能」という見方とは対照的な内容となっており、金融大手の中でも見解が分かれています。
Jukan: (翻訳) AI投資サイクルは過剰ではない — 持続可能な構築段階へ(ゴールドマン・サックス) ⸻ 1. 投資サイクルの持続可能性 • OpenAI、Nvidia、AMD、Broadcomなどの主要企業による大規模なAIインフラ投資(総額3,000億ドル以上)にもかかわらず、
パウロ: AIバブル派 AI実需派 両方ともに精度に問題があるのが現状 私としてはバブル派は2年間同じことを言い続けていて、機会損失がヤバい 実需派の方が具体性がある 私はバブルには入ったと思うけど、実需を過小評価しているAI使えない知識派の方がまだまだ多いと思うよ
パウロ: AIバブルと安易に言っている人たちは今回のAIの投資規模が大きすぎて、妥当かどうかよりも、デカすぎて思考停止になった 結果として、チビって、精査するのを止めた人たちが8割ぐらいいる そして生成AIがどういった性質でどれぐらい性能向上するか、測ることさえ止めてしまった