2025年10月07日 朝のAIニュースまとめ

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OpenAIとAMDの大型契約:AIチップ供給をめぐる新たな提携

OpenAIがAMDと数十億ドル規模のAIチップ供給契約を締結しました。この契約には6ギガワット規模のチップ導入と、OpenAIによるAMD株式の取得権が含まれています。

一方、OpenAIのDevDay 2025では、GPT-5 ProとSora 2のAPI公開、サードパーティアプリ連携「Apps SDK」、ノーコードAIエージェント構築ツール「AgentKit」など多数の新機能が発表されました。ChatGPTの週間アクティブユーザー数も8億人を突破し、急成長を続けています。

それでは各トピックの詳細を見ていきましょう。

目次

  1. OpenAI、AMDと数十億ドル規模のAIチップ契約を締結
  2. 【続報】OpenAI、GPT-5 ProとSora 2のAPIを公開
  3. ChatGPT、外部アプリ連携「Apps SDK」を発表【続報】
  4. OpenAI、ノーコードAIエージェント構築ツール「Agent Builder」正式発表
  5. OpenAI Codexが正式版に、Slack連携も提供開始
  6. ChatGPT、週間アクティブユーザー数が8億人を突破【続報】
  7. Google次期モデルGemini 3、Tool Calling機能搭載か【続報】
  8. GPT-5、数学の未解決問題で反例を発見【続報】
  9. Deloitte、AIレポートの虚偽情報で44万ドル返金
  10. Kaggle Grandmasterが直接指導するプログラムが始動

OpenAI、AMDと数十億ドル規模のAIチップ契約を締結

  • OpenAIがAMDから数年にわたり6ギガワット規模のAIチップを導入する大型契約を締結したことが発表されました。この契約は数十億ドル規模に上る可能性があり、AMDの株価は発表後に急騰しています。
  • 契約には、OpenAIがAMDの株式を1株0.01ドルで最大約10%取得できるワラントも含まれており、両社の強固なパートナーシップを示しています。
  • Sam Altman氏は、NVIDIAからのチップ購入も継続・増加させる計画であると述べており、AI開発に必要な計算資源をあらゆる手段で確保する姿勢を明らかにしています。
パウロ: うわああああああ OpenAIとAMD巨大な契約 $AMD は、OpenAIにAIチップを供給する大規模な複数年契約を締結し、年間で数百億ドルの収益を生み出す可能性があります。 OpenAIは、AMDの株式を1株あたり0.01ドルで最大約10%取得するオプションも持っています。

Jukan: (翻訳) OpenAIはAMDの株を1株0.01ドルで最大10%まで取得するオプションも持っている。なんてことだ???

Bloomberg: (翻訳) OpenAI、大規模なAIインフラを導入するためAMDと契約に合意

【続報】OpenAI、GPT-5 ProとSora 2のAPIを公開

  • OpenAIの年次開発者会議「DevDay 2025」で、GPT-5 ProとSora 2のAPIが公開されました。
  • GPT-5 ProのAPIは、40万トークンのコンテキストウィンドウを持ち、価格は入力100万トークンあたり15ドル、出力120ドルです。
  • Sora 2のAPIは1秒あたり0.10ドルで、ビデオの長さやアスペクト比の指定、リミックス機能などが利用可能です。
Kol Tregaskes: (翻訳) Sora 2、Sora 2 Pro、GPT-5-Codex、gpt-image-1-mini、gpt-realtime-miniの新しいAPI:

まつにぃ: GPT5 Pro Realtime API mini そしてSora2のAPI おー早いね、すごい。 でもめっちゃ高そう。

Bindu Reddy: (翻訳) DEV DAYからの本当に大きなニュース 🚀🚀🚀🚀 Sora-2 APIが1秒0.10ドルで OpenAIはビデオAI市場全体を掌握した。

ChatGPT、外部アプリ連携「Apps SDK」を発表【続報】

  • OpenAIが、ChatGPT内でサードパーティ製アプリを直接利用できる新機能「Apps in ChatGPT」を発表しました。
  • これは以前報じられたMCP(Model Context Protocol)をベースにしたApps SDKとして、開発者向けにプレビュー版が公開されたものです。
  • ユーザーは対話を通じてCanvaでデザインを作成したり、Spotifyでプレイリストを作成したりといったタスクを実行できるようになります。
OpenAI Developers: (翻訳) 本日公開するMCP上に構築されたオープンスタンダードであるApps SDKプレビューを使用して、ChatGPTでアプリの構築とテストを開始できます。今年の後半には、公開用のアプリ申請の受付を開始する予定です。

Greg Brockman: (翻訳) chatgptでのインタラクティブアプリのdevdayライブデモ。apps sdkは本日からプレビュー版を提供します。

ChatGPT研究所: 【速報】OpenAIがApps Inside ChatGPTを発表🔥 本日、新機能の"Apps Inside ChatGPT"が発表されました!ChatGPTからCanva等の外部アプリに接続が可能に。飛躍的に出来る事が増えそうです。 - 外部データを接続 - 任意アクションを発火可能 - インタラクティブな独自UI - ログイン機能やマネタイズも

OpenAI、ノーコードAIエージェント構築ツール「Agent Builder」正式発表

  • 以前リーク情報としてお伝えした、ノーコードでAIエージェントを構築できるツールがOpenAIから「AgentKit」として正式に発表されました。
  • 中核となる「Agent Builder」はGUIツールで、ドラッグ&ドロップ操作でワークフローを組み、専門知識なしで自律型AIエージェントを開発できます。
  • その他、エージェントのUIを構築する「ChatKit」や、パフォーマンスを評価する「Evals」も提供され、プロトタイプから本番運用まで一貫してサポートします。
ChatGPT研究所: 【速報】OpenAIが新しいAIエージェント開発ツールを公開👨‍💻 OpenAIはUIでワークフローを組みながら簡単にAIエージェントを開発できるツール群を発表しました! - Agent Builder: AIエージェントをUIで開発 - ChatKit: スムーズなチャット体験を設計 - Evals: パフォーマンス評価

Chubby♨️: (翻訳) エージェントビルダーが確認されました

TestingCatalog News 🗞: (翻訳) 速報🚨: OpenAIはDevDayでAgent Builderを発表し、OpenAIプラットフォームで既に利用可能です!テストの時間です!🔥

OpenAI Codexが正式版に、Slack連携も提供開始

  • OpenAIのコーディング支援AI「Codex」の続報です。同ツールがリサーチプレビューを終えて正式版(GA)としてリリースされました。
  • 正式版のリリースに伴い、Slack上でCodexを直接利用できる連携機能や、より高度な開発を可能にする「Codex SDK」、エンタープライズ向けの管理機能などが新たに発表されています。
  • OpenAI社内ではエンジニアの92%がCodexを利用し、プルリクエストの完了数が70%増加した実績も報告されており、開発現場での生産性向上が期待されます。
Greg Brockman: (翻訳) Codexが一般提供開始され、新しいSDKやエンタープライズ機能などが追加されました。ステージ照明のコントローラーのバイブコーディングのライブデモ(音声インターフェースを含む!)。

Kol Tregaskes: (翻訳) OpenAI Codexはリサーチプレビューを終了し、GA(一般提供)となりました。

ChatGPT研究所: 【速報】Codexが正式公開 GPT-5 Codexはリリース後から数えて40兆トークン以上も処理するなどこれまでで最も早く成長しているモデルであることが公表。また、本日Codexは正式公開され、Slack統合、Codex SDK発表、エンタープライズ対応などが発表されました。

ChatGPT、週間アクティブユーザー数が8億人を突破【続報】

  • OpenAIのDevDayにて、ChatGPTの週間アクティブユーザー数が8億人を突破したことが発表されました。
  • 7月末に7億人超と報じられてから、さらにユーザー数を伸ばしています。
  • この数字は世界の人口の約10%に相当し、チャットAIの急速な普及を示しています。
Mark Gurman: (翻訳) OpenAIによると、ChatGPTの週間ユーザー数は8億人だという。Appleが消費者はチャットボットを欲しがっていないという路線を堅持しているのは、依然として信じがたい。3年足らずで、世界史上最も利用される製品の1つになったのだ。

Kevin Weil 🇺🇸: (翻訳) DevDayで、ChatGPTの週間アクティブユーザー数が8億人、APIが毎分60億トークン以上を処理していることを発表しました🤯 ChatGPTのApps SDKには本当に、本当に興奮しています。お気に入りの製品をChatGPTに組み込めるようにすることは、非常に強力で便利になるでしょう。

Tanishq Mathew Abraham, Ph.D.: (翻訳) ChatGPTの週間アクティブユーザー数が8億人に達したなんて、本当に信じられない。これは全世界の人口の10%にあたる!🤯

Google次期モデルGemini 3、Tool Calling機能搭載か【続報】

  • Googleの次期モデル「Gemini 3」に関する続報です。新たに、外部ツールやAPIを呼び出す「Tool Calling」機能が搭載されるとの噂が浮上しました。
  • この機能は、LLMが外部サービスと連携してより複雑なタスクを実行する上で不可欠とされており、Gemini 3の能力を大幅に向上させると期待されています。
  • 複数のAIインフルエンサーが報じており、近く開催されるGoogleのイベントでの正式発表が待たれます。
Kol Tregaskes: (翻訳) Gemini 3はツールを呼び出すことができるようになります。

Chubby♨️: (翻訳) Gemini 3のツールコールが確認されました

Bindu Reddy: (翻訳) Gemini 3に関する話題がすごいことになっている :) Sonnet 4.5をリーダーボードで上回る可能性は十分にある

GPT-5、数学の未解決問題で反例を発見【続報】

  • GPT-5の数学的能力に関する続報です。
  • OpenAIの最新モデルGPT-5 Proが、数学の未解決問題リスト「Simons list」に含まれる問題に対し、反例を発見したと報告されました。
  • これまでの「証明」や「問題解読」に続き、AIが未知の領域で新たな発見をする能力を持つことを示す重要な事例となります。
  • この成果は、AIが科学研究を加速させる強力なツールとなりうることを改めて示しています。
Kevin Weil 🇺🇸: (翻訳) まただ!そして今回はGPT-5が反例を見つけた

Kenn Ejima: (翻訳) 数学者たちは最初にAGIの錠剤を飲む

Kenn Ejima: (翻訳) GPT-5 Proが、NICD-with-erasuresの多数決最適性(Simonsリスト、p.25)に対する反例を発見した。

Deloitte、AIレポートの虚偽情報で44万ドル返金

  • 大手コンサルティングファームのDeloitteが、AIで作成した政府向けレポートに偽の参考文献が含まれていたことを認め、料金の一部である44万ドルを返還することに合意しました。
  • この出来事は、AIが生成する情報の正確性を盲信することの危険性を示しており、特に公式な文書作成におけるAI利用の課題を浮き彫りにしています。
  • AIのハルシネーション(もっともらしい嘘を生成する現象)対策の重要性が改めて問われる事例となりました。
Rohan Paul: (翻訳) とても驚きです。せめて校正はすべきでしたね。😅 AIの幻覚は早急に解決される必要があります。💰 デロイトは、公式報告書の一部をAIを使って作成し、後に偽の参考文献が含まれていることが判明したことを認め、44万ドルの政府手数料の一部を返済することに合意しました。

Financial Times: (翻訳) デロイト、AIを使用した誤りの多いオーストラリア政府報告書について返金

Bindu Reddy: (翻訳) おそらく生成に10ドルかかったレポートに44万ドル!!🤯 コンサルタントは白昼堂々と強盗を続けている

Kaggle Grandmasterが直接指導するプログラムが始動

  • KaggleのGrandmasterやMasterが大学生を直接指導する、5ヶ月間の少人数制プログラム「LAIME Kaggle Dojo」の1期生募集が開始されました。
  • メダル獲得を目指す学生にとって、トップランカーから直接学ぶ貴重な機会となります。
  • このような実践的なプログラムは、データサイエンス分野でのキャリアを目指す学生にとって大きな助けとなるでしょう。
kami: 新しい取り組み始めました! 学生の方はぜひ参加検討してみてください

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