2025年10月06日 夜のAIニュースまとめ

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OpenAIのエージェントビルダー構想と各社AI技術の進化

OpenAIが「DevDay」でノーコードAIエージェント構築ツール「Agent Builder」を発表する可能性が高まっています。一方、AnthropicのSonnet 4.5は複数のベンチマークで首位を獲得し、強力な性能を示しています。

GoogleのVeo 3は物理法則理解の仕組みを論文で公開し、NVIDIAは高解像度画像生成を138倍高速化する技術を発表。韓国半導体大手は巨大工場建設を加速させるなど、AIの発展は多方面に及んでいます。

それでは各トピックの詳細について見ていきましょう。

目次

  1. OpenAI、ノーコードAI「Agent Builder」発表か
  2. Sonnet 4.5、エージェントコーディング性能でも首位獲得【続報】
  3. Google、Veo 3が物理法則を理解する仕組みを論文で公開
  4. 韓国SK HynixとSamsung、AI需要受け工場建設を加速
  5. Y Combinatorが語るAIスタートアップの競合優位性
  6. NVIDIA、高解像度画像生成を53倍高速化する新技術を発表
  7. AI研究の権威・甘利博士、AIはニュートンになれないと指摘
  8. ガートナー「先進テクノロジーのハイプサイクル 2025」公開

OpenAI、ノーコードAI「Agent Builder」発表か

  • OpenAIの年次開発者会議「DevDay」を前に、新機能に関するリーク情報が多数報じられています。
  • 特に注目されているのが、ノーコードで自律型AIエージェントを構築できる「Agent Builder」です。
  • ドラッグ&ドロップのUIで、エージェントのワークフローを視覚的に設計できると噂されています。
  • また、Soraに続く新しい画像モデルの発表も示唆されており、画像関連技術の進化に期待が高まっています。
TestingCatalog News 🗞: (翻訳) 速報🚨: OpenAIはDevDayでAgent Builderを発表する予定です。Agent Builderを使用すると、ユーザーはエージェントワークフローを構築し、MCP、ChatKitウィジェット、その他のツールを接続できます。 これは私がこれまでに使用した中で最もスムーズなAgent Builderキャンバスの1つです。 エージェントの年🤖 https://t.co/BmS...

まつにぃ: え、ちょっとOpenAIまでAgentワークフローくるの?? DevDay絶対やばくなるやつ。 これまた脅威だなぁ笑 MSといい一段ギアあげてきたな。

Chubby♨️: (翻訳) これはとてつもなく大きい:OpenAIは、自律型AIエージェントを作成するためのネイティブのノーコードプラットフォームである「Agent Builder」を立ち上げると噂されています。もし本当なら、Zapier、n8n、Vapiなどのツールの組み合わせを、単一のシームレスなOpenAIエコシステムに置き換える可能性があります。 https://t.co/3lp4gvxvOX

Sonnet 4.5、エージェントコーディング性能でも首位獲得【続報】

  • 先日、主要なコーディングベンチマークで最高スコアを記録したAnthropicのSonnet 4.5が、新たにエージェント能力を測るベンチマーク「LiveBench」でも首位を獲得しました。
  • LiveBenchはAIが自律的にコーディングタスクを実行する能力を評価するもので、Sonnet 4.5はGPT-5などを上回るスコアを記録しています。
  • 思考プロセスを伴う「thinking」モードでは、エージェント的でないコーディングカテゴリでも1位を獲得しており、その汎用性の高さも示されました。
Bindu Reddy: (翻訳) Sonnet 4.5がエージェントコーディングのLiveBenchでトップに 実際にモノを作れる最高のモデルは、エージェントコードに優れたモデルです。 Sonnet 4.5は、GPT-5が僅差で追う中、リーダーボードのトップに立ちました。Sonnet 4.5(思考)は、非エージェントコーディングカテゴリでも1位を獲得しています! これにより https://t.co/173eRq...

morgan —: (翻訳) Sonnet 4.5と話していても、本当に気まずさを感じさせないもう一つの例。

Google、Veo 3が物理法則を理解する仕組みを論文で公開

  • Googleの動画生成モデル「Veo 3」が、物理法則を理解している可能性を示す論文が公開されました。
  • 論文では、大規模な動画データで事前学習することで、明示的に教えられていないタスクも実行できるようになったと述べられています。
  • これにより、より現実的で物理法則に沿った動画生成が期待されます。
webbigdata: 動画モデルに「LLMにおける事前学習」のような大規模トレーニングを行った結果、切抜き、輪郭検出、画像編集など明示的に学習していない事が可能になり、物理法則の理解をした動画を生成し始めたというGoogle Veo 3論文 学習詳細は明示されていませんが、動画から物理法則理解の話は他でも聞いてます

韓国SK HynixとSamsung、AI需要受け工場建設を加速

  • 世界的なAIブームによる半導体需要の急増を受け、韓国のSK HynixとSamsungが大規模な工場建設を加速させています。
  • SK Hynixは、OpenAIからの需要に応えるため龍仁(ヨンイン)に巨大な半導体クラスターを建設中で、この工場には東京エレクトロンも入居を決定しています。
  • Samsungも平沢(ピョンテク)や龍仁に大規模な投資を行い、AI向けDRAMやHBMの生産能力を大幅に増強する計画です。
パウロ: SK Hynix きますね 日本語訳です サムスン vs. SKハイニックス:140兆ウォンのAI

パウロ: SK Hynix 龍仁 半導体クラスター kjさんがずっと私にポストしてくれてました まさかこれがOpenAIのDRAMに繋がるとはっ

パウロ: Samsungの龍仁クラスタの投資 こちらは破格の360兆ウォン

Y Combinatorが語るAIスタートアップの競合優位性

  • 米国の著名なスタートアップアクセラレーターであるY Combinatorが、AIスタートアップの競合優位性(Moat)についての考え方を公開しました。
  • 多くのAIスタートアップがAPIをラップしただけで差別化が難しい中、どのような要素が持続的な競争力に繋がるのかを解説しています。
  • データ、顧客との深い関係、独自のアルゴリズムなどが重要な要素として挙げられており、AI分野での起業を考える開発者にとって有益な内容です。
Taro Fukuyama: Y Combinator: AIスタートアップの競合優位性(Moat) https://t.co/Bcag1ke7hU

NVIDIA、高解像度画像生成を53倍高速化する新技術を発表

  • NVIDIAが、テキストから画像を生成するモデルにおいて、品質を損なうことなく高解像度の画像を高速に生成する新技術に関する論文を発表しました。
  • この技術を用いると、H100 GPUで4K画像の生成が53倍高速化され、さらに量子化を適用した5090 GPUでは3.5秒で生成、合計で138倍の高速化が実現できるとしています。
  • 生成プロセスをより小さな隠れ画像空間で行うことで、この劇的な速度向上を達成したとのことです。
Rohan Paul: (翻訳) NVIDIAの新しい論文は、テキストから画像を生成するモデルで、品質を損なうことなく高解像度の画像をはるかに高速にレンダリングする方法を示しています。 H100では4Kが53倍高速化され、5090では量子化により3.5秒で、合計138倍の高速化が実現します。 生成をより小さな隠れ画像空間に移動することで高速化します。https://t.co/8KThZc7UnO

AI研究の権威・甘利博士、AIはニュートンになれないと指摘

  • AI研究の第一人者である甘利俊一博士が、日本経済新聞のインタビューでAIの現状と今後の可能性について語りました。
  • 博士は、現在のAIが持つ能力を評価しつつも、真の創造性や発見という点では限界があると指摘。「AIはニュートンにはなれない」と述べ、人間のような根本的な原理を発見する能力には至っていないとの見解を示しました。
  • AI技術が社会に浸透する中で、その本質的な能力と限界を理解する上で示唆に富む内容です。
比戸将平 Shohei Hido: 「AIはニュートンになれない」 先駆者・甘利俊一博士が語る現在地:日本経済新聞 https://t.co/CzEHY54YiZ

Yuta Kashino: 「AIはニュートンになれない」 先駆者・甘利俊一博士が語る現在地 - 日本経済新聞 https://t.co/UDlts85ekA

ガートナー「先進テクノロジーのハイプサイクル 2025」公開

  • 調査会社のガートナーが、最新の技術トレンドを予測する「先進テクノロジーのハイプサイクル 2025年版」を発表しました。
  • 今年のハイプサイクルでは、「マシン・カスタマー」(人間に代わって経済活動を行うAIエージェント)や「プログラマブル・マネー」などが新たに注目技術として挙げられています。
  • AI関連技術が今後どのような段階を経て社会に浸透していくのか、その動向を占う上で重要な資料となります。
Publickey: ガートナー「先進テクノロジーのハイプサイクル 2025年版」発表。人に代わるマシン・カスタマー、プログラマブル・マネーなど注目 https://t.co/eDmVk00NwO

からあげ: ここ数年で最高の出来と噂される2025年のハイプサイクルが解禁されました > ガートナー「先進テクノロジーのハイプサイクル 2025年版」発表。人に代わるマシン・カスタマー、プログラマブル・マネーなど注目 - Publickey https://t.co/WUDJyjvlHc

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