2025年10月03日 夜のAIニュースまとめ
(ほぼ)毎日AIニュースが届きます。ぜひご登録ください。
(ほぼ)毎日AIニュースが届きます
ぜひご登録ください
Sora 2 Pro登場とAIブラウザの無料化進む
OpenAIが動画生成AI「Sora 2 Pro」の提供を開始し、より高品質な動画生成が可能になりました。一方、PerplexityのAIブラウザ「Comet」が全ユーザーに無料開放され、AIブラウザ市場の競争が激化しています。
また、GoogleのJulesがCLIツールをリリースし開発者の利便性が向上する一方、GPT-5 Proは論文の引用ミスを発見するなど高度な能力を示しています。
それでは各トピックの詳細について見ていきましょう。
目次
- 動画生成AI Sora 2にPro版が提供開始【続報】
- Grok、応答に画像表示機能を追加するも一時ダウン
- Google、AIエージェントJulesのCLIツールをリリース【続報】
- GPT-5 Pro、論文の細かな引用ミスを指摘する能力を示す
- Sakana AI、大和証券とAI活用で長期パートナーシップ契約
- PerplexityのAIブラウザComet、全ユーザーに無料開放【続報】
- NotebookLMに会話スタイルを定義できる新機能が登場
動画生成AI Sora 2にPro版が提供開始【続報】
- 先日Proユーザー向けに公開されたOpenAIの動画生成AI「Sora 2」に、高機能版「Sora 2 Pro」が提供開始されました。
- Pro版では最大15秒の動画生成や、より高解像度な出力が可能になり、品質が大幅に向上したと報告されています。
ChatGPT研究所: 【速報】『Sora 2』にPro版が登場! Sora 2の機能が強化されました! ・Proユーザー:新モデル「Sora 2 Pro」が選択可能に。 ・最大15秒の動画を生成可能に ・高解像度(High)での生成にも対応 ※ 現在、研究所所有のProアカウント(ウェブ版)で確認できています。 https://t.co/RmhhM9nZta
TestingCatalog News 🗞: (翻訳) Sora 2 ProがProユーザー向けに展開中👀 https://t.co/oGAyHScyGZ
まつにぃ: 私の環境でもSora2 Proが来ました。 ほんのり触った所感を記載しますと、 ・生成時間はめっさ長い ・クオリティは相当上がっている ・シーンの繋がりとか整合性がProの方が当たり前ですが上 と特にこだわりないなら全部Proでいいですね。
Grok、応答に画像表示機能を追加するも一時ダウン
- xAIのLLM「Grok」に、エキスパートモードで回答内に画像を表示する新機能が追加されました。
- ユーザーからはその機能性を評価する声が上がる一方で、一時的にサービスがダウンする障害も発生し、注目を集めました。
- 新機能の追加と安定性の課題が同時に見られた形となります。
Tech Dev Notes: (翻訳) Grokエキスパートモードで、応答に画像が表示されるようになりました https://t.co/AgYDtBaAaY
Tech Dev Notes: (翻訳) Grokがダウンしています https://t.co/V2xec6wU7S
Tech Dev Notes: (翻訳) Grokが応答に画像を調達するのは素晴らしい https://t.co/b5l2mIKKH4
Google、AIエージェントJulesのCLIツールをリリース【続報】
- 以前より提供が検討されていた、Googleの非同期コーディングエージェント「Jules」をターミナルから操作できるCLIツールがリリースされました。
- これにより、これまでブラウザ経由で行っていたVM上でのタスク実行がコマンドラインから可能になります。
- スクリプトによる自動化など、より開発ワークフローに統合しやすくなり、決まったタスクや並行作業での活用が期待されています。
カレーちゃん: Googleの非同期コーディングエージェントJulesがターミナルから使えるCLIに。
Itomaru: 決まったタスクや並行作業にはJules Tools, 反復作業にはGemini CLIが最適 ✍️
Oikon: JulesのCLIツール「Jules Tools」が登場。JulesはWebブラウザ経由で、VMのタスクを実行しリポジトリと同期していたが、ターミナルから実行できるようになることで、スクリプトによる自動化が可能。 npm install -g @google/jules https://t.co/nzEUIDeLjb
GPT-5 Pro、論文の細かな引用ミスを指摘する能力を示す
- OpenAIの共同創業者であるGreg Brockman氏が、GPT-5 Proが学術論文の些細な引用ミスを発見した事例を報告しました。
- これは、従来のモデルで見られた幻覚(ハルシネーション)とは一線を画す能力であり、モデルの信頼性向上を示すものとして注目されています。
- 生成AIが、コンテンツ生成だけでなく、研究や執筆における高度な校正ツールとしても活用される可能性を示唆しています。
Greg Brockman: (翻訳) 学術論文の微妙な間違いを見つけるためのGPT-5 Pro:
限界助教|ChatGPT/Claude/Geminiで論文作成と科研費申請: 以前は生成AIの架空論文が問題になっていましたが、今やGPT-5が参考文献の細かな間違いを指摘してくれるように と言っても私はまだ参考文献の作成はZoteroを使っています
Sakana AI、大和証券とAI活用で長期パートナーシップ契約
- AIスタートアップのSakana AIが、大和証券グループと長期的なパートナーシップ契約を締結したことを発表しました。
- この提携により、顧客資産のパーソナライズド提案に特化した大和証券専用のAIプラットフォームを共同で構築するとのことです。
- 金融領域における生成AIの具体的な産業応用事例として、今後の展開が注目されます。
Bloomberg: (翻訳) 大和証券は、スタートアップのSakana AIを採用し、投資家プロファイルを分析するAIツールを構築しており、この技術を導入する他の企業に加わっています。https://t.co/4ONVbKsBLZ
heartkilla: 🚀🚀🚀
Kosuke Nakago: 大和証券様との長期パートナーシップ契約が公開されました! Sakana AIでは金融領域においても様々な取り組みを進めています。 採用も引き続き行っていますっ。 特に生成AI技術を産業応用するApplied Research Engineer, そのAI技術を組み込んだアプリケーションの開発を行うSoftware
PerplexityのAIブラウザComet、全ユーザーに無料開放【続報】
- 以前からお伝えしているPerplexityのAIブラウザ「Comet」の続報です。
- これまで月額200ドルのMaxプランなどで提供されていましたが、レート制限付きで全ユーザーに無料開放されました。
- AIブラウザをめぐる競争が激化する中、ユーザー層の拡大を狙った動きとみられます。
Rohan Paul: (翻訳) 🌐 AIブラウザ戦争は大規模に激化しています。 Perplexityは、月額200ドルだったAIブラウザCometを、ウェブ上の低品質な「スロップ」を排除するためのレート制限付きで誰でも無料で利用できるようにします。 Cometは7月25日にMaxプランの背後でローンチされ、その後Proと大規模な待機リストに拡大しました。https://t.co/bQs69XWgAx
Kol Tregaskes: (翻訳) Perplexity Comet Androidブラウザは「数週間」で登場します。https://t.co/5HNaHtqkPC
NotebookLMに会話スタイルを定義できる新機能が登場
- Googleのナレッジマネジメントツール「NotebookLM」に、会話のスタイルをカスタマイズできるパーソナライゼーション機能が追加されました。
- ユーザーは「デフォルト」「学習ガイド」「カスタム」から会話スタイルを選択でき、より個人の目的に合った対話が可能になります。
- これにより、単なる情報検索ツールから、個人の学習や思考をサポートするパートナーとしての役割が強化されます。
TestingCatalog News 🗞: (翻訳) チャット会話用の@NotebookLMでパーソナライゼーション機能が展開中です! 会話スタイルを定義してください - デフォルト - 学習ガイド - カスタム https://t.co/V6TSMvGfyn
まつにぃ: 個人的にNotebookLMとNotionAIは機能面で結構被る様になってきました。 音声とかの差別化は未だありつつ、その辺も埋めてくると思ってます。 Notionの追い上げが素晴らしい。