2025年09月29日 夜のAIニュースまとめ
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GPT-5の量子問題解決とAI分野の最新動向
先端AIの可能性が広がっています。GPT-5が量子コンピューティングの長年の難問解決に貢献し、科学研究の新たな扉を開きました。
一方で、OpenAIとBroadcomのAIチップ開発には遅延が生じ、次世代LLMについてはGemini 3とClaude 4.5の登場が近いとの噂が再燃しています。「ワールドモデル」という世界をシミュレートする新たなAIアプローチにも注目が集まっています。
それでは各トピックの詳細を見ていきましょう。
目次
- GPT-5、量子コンピューティングの長年の難問解決に貢献
- OpenAIとBroadcomのAIチップ共同開発に遅延報道【続報】
- 次世代LLMの噂再燃 Gemini 3は10月9日、Claude 4.5は近日中か
- Vibe Codingの普及、新卒CS学生の就職に影響か【続報】
- SK Hynix、NVIDIA向けHBM4の品質認証を加速か【続報】
- MCP活用事例続報: Chrome DevTools連携でE2Eテスト自動化
- GitHub Copilot CLIがパブリックプレビューに
- AIの次なる潮流「ワールドモデル」に注目集まる
- AlibabaのQwen Chatに音声読み上げ機能が追加
GPT-5、量子コンピューティングの長年の難問解決に貢献
- 著名な計算機科学者であるScott Aaronson氏の研究において、GPT-5が量子計算の複雑性クラスQMAに関する長年の難問解決に貢献したことが報告され、大きな注目を集めています。
- この成果は、AIが高度な科学研究を加速させる新たな可能性を示すものとして、OpenAIの共同設立者であるGreg Brockman氏をはじめ、多くの専門家から驚きをもって受け止められています。
- AIが人間の研究者のアシスタントとして機能し、これまで解決が困難だった問題へのブレークスルーをもたらす事例として、今後の展開が期待されます。
Chubby♨️: (翻訳) GPT-5は量子コンピューティングの古い問題の解決に貢献しました。その内容は次のとおりです。研究者たちは、量子コンピューティングの中心的な問題である、NPの量子版である複雑性クラスQMAにおいて、証明の誤差の確率を減らせるかどうかという問題を調査しました。 (引用ツイート:かなり大きな変化が起きていることを示すさらなる証拠。今回はスコット・アーロンソンによるものです。)
Kevin Weil 🇺🇸: (翻訳) GPT-5が新しい科学的問題を解決するのを見るたびに興奮します(最近はますます頻繁になっています)。しかし、スコット・アーロンソンから直接それを聞くのは全く別のことです🤯 (引用ツイート:かなり大きな変化が起きていることを示すさらなる証拠。今回はスコット・アーロンソンによるものです。)
Greg Brockman: (翻訳) スコット・アーロンソンの研究アシスタントとしてのGPT-5: (引用ツイート:かなり大きな変化が起きていることを示すさらなる証拠。今回はスコット・アーロンソンによるものです。)
OpenAIとBroadcomのAIチップ共同開発に遅延報道【続報】
- 以前報じられた、OpenAIとBroadcomによるAI推論用カスタムチップ(ASIC)の共同開発に遅延が生じていると報じられました。
- AIアルゴリズムの急速な進化に対し、特定処理に特化したASICは陳腐化しやすく、開発の難しさが改めて浮き彫りになっています。
- この状況から、当面は汎用性の高いNVIDIA製GPUの優位性が続くと見られています。
パウロ: OpenAIとBroadcomの推論チップ 開発の困難で延期へ 2026Q3現実的かな (引用ツイート: OpenAI and Broadcom have run into difficulties in the process of developing OpenAI’s own ASIC — The Information. For reference, the report also...
パウロ: ですね 世間はAI ASICを過大評価したり、過小評価しますね 当面はAI ASICの過大評価が是正され、NvidiaのVera Rubin NVL144 CPXの評価が高まるフェーズだと思います (引用ツイート: あらら〜 これ今晩、Buy the dip?🤓)
パウロ: ASICのリスク アルゴリズムが変わると使えない 柔軟性がほぼない 分岐処理が苦手 ソフトウェア開発環境構築に骨が折れる デバックが大変
次世代LLMの噂再燃 Gemini 3は10月9日、Claude 4.5は近日中か
- 次世代LLMのリリースに関するリーク情報が再び活発になっています。
- 既報のGemini 3が10月9日にリリースされるとの情報に加え、新たにClaude 4.5 Sonnetが1〜2週間以内に登場するとの噂が浮上しました。
- 一方で、Gemini 3のリリースが近いことを示す兆候は見られないとの指摘もあり、これらの情報の信憑性については意見が分かれています。
ML_Bear: 最新モデルについてのリークが飛び交ってます ・Gemini 3: 10/9がターゲットか ・Claude 4.5 Sonnet: 1-2週間以内か とのことです。いつも通りのただの噂かもしれないけど、最近の仕事ではGemini 2.5 Proを重宝してるのでGemini 3に期待せざるを得ない😇 (引用ツイート: Some huge leak updates! - Gemini 3 is ...
Haider.: (翻訳) 10月上旬にGemini 3.0が発売されるという偽ニュースがたくさんあります。モデルのリリースが近いことを示す最良の兆候は、次のモデルをより良く見せるために現在のモデルが弱体化されることですが、それは起こっていません。gemini 2.5 proと更新されたflashモデルは依然として以前と同じように動作します。非現実的な誇大広告です。
Vibe Codingの普及、新卒CS学生の就職に影響か【続報】
- AIと対話しながら開発を進める「Vibe Coding」に関する続報です。
- この手法の普及が、新卒のコンピューターサイエンス専攻学生の就職市場に影響を与えている可能性が指摘されています。
- 以前は複数の内定を得ていた学生が、内定を一つ得ることさえ難しくなっているとの声も上がっています。
Rohan Paul: (翻訳) 有力なコンピューターサイエンスの教授によると、かつて5つのオファーを掛け持ちしていたCSの卒業生は、今では1つでも幸運だと感じているという。背景には、AIがコードの大部分を生成し、人間が誘導、テスト、反復するプロンプトからコードへのスタイルである「バイブコーディング」が広まっているが、反発も呼んでいる。 (引用ツイート:💼 Z世代の卒業生は、記録的な数の学位取得者がエントリーレベルの職...
Bindu Reddy: (翻訳) まずバイブコーディングを学び、それから実際にコーディングを学ぶことに進んでください。バイブコーディングを使えば80%まで到達でき、残りの20%はAIに教えてもらうことができます。練習と勉強を同時に行うことでバイブコーディングを学びましょう!最速でなるには
SK Hynix、NVIDIA向けHBM4の品質認証を加速か【続報】
- 次世代メモリHBM4を巡る開発競争の続報です。
- SK Hynixが、主要顧客であるNVIDIAの要求を満たすため、品質認証(Qual Test)を加速させていると報じられました。
- これは以前報じられた開発完了の発表に続く、実用化に向けた最終段階の動きと見られます。
- SamsungやMicronもNVIDIAへの供給を目指しており、HBM市場の競争はさらに激化しています。
Jukan: (翻訳) 👀 https://t.co/3sIpjasOpE (引用ツイート:SK Hynix、HBM4ベースダイをアップグレード SK Hynixは、次世代高帯域幅メモリ(HBM)の品質認証(認定試験)を加速しています。Samsung ElectronicsとMicronがNVIDIAのサプライチェーンに予定通り参入するためにスピードアップしている中、SK Hynixもその地位を維持するために...
パウロ: SK Hynix HBM4 ベースダイをアップグレード Nvidia 要求を全て満たすためか (引用ツイート: SK Hynix, HBM4 Base Die Upgrade SK Hynix is accelerating its quality certification (qual test) for next-generation High Bandwidth Memory (HB...
MCP活用事例続報: Chrome DevTools連携でE2Eテスト自動化
- AIエージェント連携プロトコルMCPの新たな活用事例として、ChromeのDevToolsと連携しE2Eテストを自動化する試みが注目されています。
- ウェブサイトの構造をAIに解析させ、検証用スクリプトを自動生成することで、テスト作成の手間を大幅に削減できる可能性があります。
- 開発環境におけるセルフスクレイピングによるE2E自動化という新しいアプローチとして、今後の発展が期待されます。
mizchi: chrome-devtools-mcp 使って、ウェブサイトを構造化するスクリプトを吐かせて、それが再現性あるを検証するE2E自動化、できた https://t.co/kKatjdWpEm
てつ / AI Ops Manager: これchrome-dev-tool-mcpがあればリクエストの解析からbodyやheaderを改変したリクエストの送信が簡単になるので、BE側にしっかりバリデーション入れられてないシステムはどこかで取り返しつかないことになるのでは。
mizchi: 一応言っておくとスクレイピング推奨してるんじゃなくて開発環境のセルフスクレイピングでE2Eを自動化をしようとしてます
GitHub Copilot CLIがパブリックプレビューに
- GitHubが、コマンドラインインターフェース(CLI)上でCopilotの機能を利用できる「GitHub Copilot CLI」のパブリックプレビューを開始しました。
- これにより、開発者はターミナルから離れることなく、自然言語でコマンドの提案やコードスニペットの生成などを行えるようになります。
- Linux、macOS、Windowsに対応しており、CLI中心の開発ワークフローの効率化が期待されます。
Publickey: GitHub Copilot CLIがパブリックプレビューとして公開。Linux、macOS、Windowsに対応。GitHub MCPサーバも同梱 https://t.co/Y7haEkLBl8
uzulla: https://t.co/cEZDtbmZAM もはや全部CLI時代
AIの次なる潮流「ワールドモデル」に注目集まる
- AI研究の分野で、世界の物理法則や常識を内部でシミュレートし、それに基づいて将来を予測する「ワールドモデル」という概念に注目が集まっています。
- スーパーインテリジェンス(超知能)の実現に向けた重要なアプローチと見なされており、主要なAI企業が開発競争を繰り広げていると報じられています。
- 多くの人々がまだその複雑さを直感的に理解できていないものの、AIの進化における次の大きな潮流となる可能性があります。
Carlos E. Perez: (翻訳) 「ワールドモデル」という用語は最近AI界隈で使われていますが、ほとんどの人がその複雑さを直感的に理解していないのではないかと思います。
Financial Times: (翻訳) AIグループは「超知能」を目指す競争でワールドモデルに賭ける
AlibabaのQwen Chatに音声読み上げ機能が追加
- AlibabaのチャットAI「Qwen Chat」に、テキスト読み上げ機能が追加されたことが発表されました。
- この機能は、同社の音声合成モデル「Qwen3-TTS」によって実現されており、生成された応答を音声で聞くことができます。
- Web、iOS、Androidの各プラットフォームで利用可能で、設定から好みの声を選択することもできます。
Qwen: (翻訳) 🎙️ 新機能のお知らせ! Qwen ChatがQwen3-TTSを搭載し、応答を読み上げるようになりました。 👉 Web、iOS、Androidで:応答の下にあるスピーカーアイコン🔊をタップします。 ⚙️ 設定 > 一般 > 音声で、お気に入りの音声(「チェリー」など!)を選択します。 読むだけでなく、聴いてください。 🎧