2025年09月16日 夜のAIニュースまとめ
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Google英国AIへ大型投資、NVIDIA時価総額がカナダGDPを超える
Googleが英国AIエコシステムへ50億ポンド(約63億ドル)の大型投資を発表。ハートフォードシャー州の新データセンターを含む計画で、AIサービス需要増に対応します。
一方、NVIDIAの時価総額がカナダのGDPを超える驚きの成長を見せる中、ChatGPTはパーソナライズ設定を1画面に統合し、より直感的な操作を実現へ。Nothing社もAIネイティブデバイス開発で2億ドルを調達し、来年の発売を計画しています。
それでは各ニュースの詳細を一緒に見ていきましょう。
目次
- ChatGPT、パーソナライズ関連設定を1画面に統合へ
- 【続報】Claude CodeがUI/UX改善、Codexとの比較議論続く
- Google、英国のAI経済に50億ポンドを投資
- NVIDIAの時価総額、カナダのGDPを超える
- 鴻海、2026年のAIサーバーラック供給が最大10万台に
- 国産LLM開発、経済性に加え「安全保障」の観点でも重要性増す
- Nothing社、AIネイティブデバイス開発で2億ドルを調達
ChatGPT、パーソナライズ関連設定を1画面に統合へ
- これまで個別に提供されていた「性格設定」「カスタム指示」「記憶(Memories)」が1つの画面に統合されます。
- OpenAIのSam Altman氏が発表したもので、より直感的にChatGPTの応答をカスタマイズできるようになる見込みです。
- この更新は数日かけて順次適用される予定です。
Sam Altman: (翻訳) ChatGPTのパーソナライゼーションページを更新しました。性格設定、カスタム指示、記憶がすべて1か所にまとめられました。今後数日で公開されます。
Chubby♨️: (翻訳) 素晴らしい - ChatGPTのパーソナライゼーションページがすっきりとアップデートされました。OpenAIがコミュニティの声に耳を傾けてくれるのが嬉しいです。
Tibor Blaho: (翻訳) サム・アルトマンは、カスタム指示やメモリを含むすべてのパーソナライズオプションを1か所にまとめる、更新されたChatGPT設定セクションを発表しました。\n\nスクリーンショットには、「注文」(新しいChatGPTショッピング機能)と「従業員のみ」設定の新しい設定セクションも表示されています。
【続報】Claude CodeがUI/UX改善、Codexとの比較議論続く
- AIコーディング支援ツール「Claude Code」と「Codex」の競争に関する続報です。
- Anthropicは「Claude Code」のアップデートを実施し、UI/UXの改善などが行われました。
- 開発者の間では、フロントエンド実装は依然としてClaudeが優れているとの声や、特定の状況で応答がループする問題点が指摘されるなど、両者の使い分けに関する議論が続いています。
Ian Nuttall: (翻訳) Claude Code 1.0.115 がリリースされました。\n\n- /t で思考モードを無効化\n- 思考モードの表示を改善\n- ツール後のフックの出力を削減\n\n競争は良いことです ;)
石川陽太 Yota Ishikawa: GPT-5-Codex、素晴らしい。ロジックの実装は体感では確実に良くなっている。しかしフロントエンドの実装はまだまだClaude 4の方がずっと良い。バックエンド/フロントロジックはGPT-5-CodexでUIの実装はClaude 4 Sonnetという使い分けが最適そう
Haider.: (翻訳) 多くの人がClaudeモデルの使用をやめた理由は、次のような応答で繰り返しのループに陥るためです。\n\n「その通りです![間違った応答1]」\n\nそれがなぜ機能しないのか、そして正しい方法を説明してください。\n\n「その通りです![間違った応答2]」
Google、英国のAI経済に50億ポンドを投資
- Googleが、英国のAIエコシステム構築を支援するため、今後2年間で50億ポンド(約63億ドル)を投資することを発表しました。
- この投資には、ハートフォードシャー州ウォルサムクロスに新設されたデータセンターも含まれており、AIサービスへの需要拡大に対応する狙いです。
Bloomberg: (翻訳) Googleは、AIサービスの需要増に対応するため、今後2年間で英国に50億ポンドを投資すると発表した。これは政府にとって大きな後押しとなる。
Bloomberg: (翻訳) アルファベット傘下のグーグルは、英国での人工知能経済の構築を支援するため、2年間で68億ドルを投資すると発表した。
Kol Tregaskes: (翻訳) GoogleはAI需要に対応するため、英国に2年間で50億ポンドを投資します。\n\n- ハートフォードシャー州ウォルサムクロスに新しいデータセンターを開設\n- 投資は、DeepMindの科学・ヘルスケア事業を含む設備投資、研究開発、エンジニアリングに及ぶ\n- Googleは、英国で年間8,250人のビジネス雇用を創出すると予測
NVIDIAの時価総額、カナダのGDPを超える
- AIチップ市場を牽引するNVIDIAの時価総額が、カナダの国全体のGDP(国内総生産)を上回ったことが話題となっています。AIブームによる同社の急成長を象徴する出来事として、多くの驚きをもって受け止められています。
Tanishq Mathew Abraham, Ph.D.: ?!?!?!?!?!
鴻海、2026年のAIサーバーラック供給が最大10万台に
- Appleのサプライヤーとして知られる鴻海(Hon Hai)が、2026年のAIサーバーラックの供給台数について、基本ケースで5〜6万台、強気ケースでは最大10万台に達するとの見通しを示しました。このうち90%がGPUラックとされており、AIインフラへの爆発的な需要の拡大を示唆しています。
Jukan: (翻訳) 鴻海の2026年AIラック見通し:\n\n基本ケースは5万~6万台、強気ケースは最大10万台(マジか?)…\n\nそして、これらの90%がGPUラックだと言われています。\n\n$NVDA
パウロ: 鴻海、来年はフォーキャストの上限で10万ラックのAIサーバーを見込む ファーーーーー
パウロ: 鴻海が10万ラックと言うならば、全く根拠がないわけでは無さそうですね\n\nGB300 NVL72 4万ラック (288万GPU)\nVR200 NVL144 3万ラック (216万GPU)\nその他3万ラックですかね\n\n別に無理な数字にも見えないけど、鴻海のシェア60%としても全体ではえらいことに
国産LLM開発、経済性に加え「安全保障」の観点でも重要性増す
- 海外製LLMは日本語の扱いでコスト効率が悪いという経済的な側面に加え、新たに安全保障上の観点からも国内でのLLM開発の重要性が指摘されています。
- 海外の特定モデルへの過度な依存は、将来的なリスクになりうるとの懸念が示されています。
- 性能で劣後したとしても、自国で技術を保持することが、技術的な主権を保ち、政策上の選択肢を広げることに繋がるとの議論が活発化しています。
Odashi: この「追いつけないから無駄」論法を国の科学技術政策で展開すると安保上大変に危険なので注意したいですね。たとえば常に3年ビハインドしてても、自国で開発技術を持っているのとそうでないのは政策上の取りうる選択肢が異なる。
pao: ほんとにこれで、4周遅れを1周遅れにするだけでも国目線だと大きく価値があると思ってる。(今が何周遅れかは適当な数字です)
パウロ: 安く使えているうちは危機が見えないですよね\n最後はネットフリックス以上にGoogle, OpenAIなどに依存するとみています
Nothing社、AIネイティブデバイス開発で2億ドルを調達
- スマートフォンメーカーのNothing社が、AIネイティブのハードウェアおよびソフトウェアプラットフォーム開発のため、シリーズCラウンドで2億ドルを調達したことを発表しました。評価額は13億ドルに達し、来年には初のAIネイティブデバイスを発売する計画です。
TestingCatalog News 🗞: (翻訳) 速報🚨: @nothingが13億ドルの評価額で2億ドルを調達し、ハードウェアおよびソフトウェア製品向けのAIネイティブプラットフォームの構築を目指しています。\n\n「来年、初のAIネイティブデバイスをいくつか発売する予定です」
TechCrunch: (翻訳) カール・ペイ氏のNothingは、タイガー・グローバルからシリーズCラウンドで2億ドルを調達し、評価額は13億ドルに達した。
Financial Times: (翻訳) 英国のスマートフォンメーカーNothingが、AppleとSamsungに対抗するため2億ドルを調達