2025年08月26日 朝のAIニュースまとめ
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xAIのApple提訴とAI業界の政治進出が加速
今週はxAIによるAppleとOpenAIへの独占禁止法違反訴訟が大きな話題となっています。イーロン・マスク氏率いるxAIは、AppleのiPhoneへのChatGPT統合契約が市場の不法な独占にあたると主張しています。
また、a16zやOpenAI共同創業者らが親AIの政治団体「Leading the Future」を設立し、1億ドル以上の資金でAIイノベーションを促進する政策支持に乗り出しました。
技術面では、NVIDIAの物理AI向け新プラットフォーム「Jetson Thor」発表やMicrosoftの高品質音声合成モデル「VibeVoice」公開など、AI応用領域の拡大も見られます。
それでは各トピックの詳細についてご覧いただきましょう。
目次
- 【続報】xAI、AppleとOpenAIを独占禁止法違反で提訴
- a16zやOpenAI共同創業者らが親AIの政治団体設立
- Metaの超知能研究所、設立直後から研究者流出との報道
- Apple、カメラ付きAirPodsをAIウェアラブルの中核に
- 中国製オープンソースLLMが性能評価で上位を独占
- NVIDIA、物理AI向け新プラットフォームJetson Thorを発表
- Google研究者の示唆で「Gemini 3今週発表」の噂が再燃
- Microsoft、高品質な音声合成モデルVibeVoiceを公開
- LLMの「おべっか問題」が再燃、ユーザー主導の対策も【続報】
【続報】xAI、AppleとOpenAIを独占禁止法違反で提訴
- イーロン・マスク氏がAppleの独占禁止法違反の可能性に言及していた件の続報です。
- 同氏が率いるxAIが、AppleとOpenAIを独占禁止法違反の疑いで正式に提訴しました。
- 訴状では、iPhoneへのChatGPT統合契約が市場の不法な独占にあたると主張しています。
- xAIは契約の解消と数十億ドル規模の損害賠償を求めており、訴訟の行方はAI業界の競争環境に大きな影響を与える可能性があります。
Bloomberg: (翻訳) イーロン・マスクは、AppleとOpenAIがiPhone全体で人工知能アプリを不当に優遇し、他のチャットボットメーカーとの競争を妨げているとして、訴訟で両社を非難した。 https://t.co/zIKcy4k8Ic
Mark Gurman: (翻訳) イーロン・マスクがAppleとOpenAIを提訴 https://t.co/c1SjaCCRzH
Financial Times: (翻訳) xAI、ChatGPTをiPhoneに統合する契約をめぐりAppleとOpenAIを提訴 https://t.co/KDgPycxRjL
a16zやOpenAI共同創業者らが親AIの政治団体設立
- 大手ベンチャーキャピタルのa16zやOpenAIの共同創業者であるGreg Brockman氏らが、親AIのスーパーPAC(特別政治活動委員会)ネットワーク「Leading the Future」を立ち上げました。
- 1億ドル以上の資金を元に、AIのイノベーションを促進する政策を支持し、業界を抑制しようとする候補者に反対するキャンペーンを展開するとしています。
- AI業界が本格的に政治的な影響力を行使しようとする動きとして、今後の動向が注目されます。
Greg Brockman: (翻訳) 妻のアンナと私は、AIがすべての人(そしてすべての動物!)の生活の質を大幅に向上させることができると信じているため、@LeadingFutureAIをサポートしています。\n\nAIポリシーの目標は、この結果を解き放つことであるべきだと考えています。それは、バランスの取れた見方をすることを意味します。
TechCrunch: (翻訳) 「Leading the Future」と名付けられた新しい親AIのスーパーPACネットワークは、選挙献金とデジタル広告を利用して、有利なAI規制を提唱し、業界を抑圧するとグループが考える候補者に反対することを目指しています。 https://t.co/Vr6glwJe2e
Shakeel: (翻訳) OpenAIにとって、本当に仮面を脱ぐ瞬間だ
Metaの超知能研究所、設立直後から研究者流出との報道
- 巨額の投資で設立されたMetaの「超知能(スーパーインテリジェンス)研究所」から、設立直後にもかかわらず研究者が流出し始めていると報じられています。
- 同社はこれまでAppleやOpenAIからの積極的な人材引き抜きが報じられてきましたが、今回の報道はトップタレントの維持の難しさを示唆しています。
- AI業界における人材の流動性の高さが改めて浮き彫りになった形です。
Yuchen Jin: (翻訳) Metaのスーパーインテリジェンスラボはすでに研究者を失っていますか?\n\n10億ドルで家は買えますが、夢は買えません。 https://t.co/SIsAQofBmU
Apple、カメラ付きAirPodsをAIウェアラブルの中核に
- Appleの将来的なAIウェアラブル戦略において、カメラを搭載したAirPodsが中心的な役割を担うとの観測が報じられ、大きな話題を呼んでいます。
- これは、メガネ型デバイスを敬遠するユーザー層に向けた、より自然な形でAI機能を提供する選択肢として開発が進められているようです。
- 音声アシスタントと視覚情報を組み合わせることで、新しいユーザー体験が生まれることが期待されます。
Mark Gurman: (翻訳) AirPodsにとってさらに大きな意味を持つのは、将来のカメラ付きモデルです。Appleはこれを、特にメガネをかけたくない人向けのコアなAIウェアラブルと見なしています。
中国製オープンソースLLMが性能評価で上位を独占
- Hugging Face上のLLM性能評価リーダーボード「Design Arena」で、上位16モデルすべてが中国発のモデルで占められるという状況が報告され、コミュニティに衝撃を与えています。
- 米国企業が最先端のクローズドモデルで優位を保つ一方、オープンソース分野ではDeepSeek, Zhipu, Kimi, Qwenといった中国勢の躍進が際立っています。
- この動向は、オープンソースLLMエコシステムにおける開発の重心が中国に移りつつあることを示唆しているかもしれません。
Chubby♨️: (翻訳) 中国はオープンソース競争に勝利しつつあります。\n\n新しい「スーパーインテリジェンス」チームの下で開発されている次のメタモデルが、引き続きオープンソースになるのかどうかは疑問です。https://t.co/DKFQwL1RTU
Rohan Paul: (翻訳) 中国はオープンモデルでゆっくりと米国を追い越している。 https://t.co/EZRQqfxvrh
Kol Tregaskes: (翻訳) Design Arenaリーダーボードに掲載された中国製以外の最初のOSSモデルは16位と17位です。\n\n#16 - GPT-OSS 120B\n#17 - Mistral Small 3.2 https://t.co/nY4H4lCGLv
NVIDIA、物理AI向け新プラットフォームJetson Thorを発表
- NVIDIAが、次世代のヒューマノイドロボットや物理AI(Physical AI)向けの新コンピューター「Jetson Thor」を発表しました。
- 最新のBlackwellアーキテクチャを搭載し、前世代のJetson Orinと比較して最大7.5倍のAI演算性能を実現。これにより、ロボットがリアルタイムで周囲の状況を理解し、より複雑なタスクを実行できるようになります。
- 製造、物流、ヘルスケアなど、様々な分野でのロボット開発を加速させることが期待されます。
Kol Tregaskes: (翻訳) Jetson Thorが出荷開始。NVIDIAのBlackwellエッジロボティクスプラットフォームは、最大2,070 FP4 TFLOPS、128GBのメモリを搭載し、Orinの最大7.5倍のコンピューティング性能を実現。開発キットは3,499ドル、生産モジュールは2,999ドルから。 https://t.co/Otr2RxjKDO
Rohan Paul: (翻訳) NVIDIAは最高のAI関連株です。\n\n- 利益率の傾向が改善\n- Blackwellが注目を集めている\n- AI設備投資と中国の需要が堅調\n- そして今日、彼らは物理AI向けのJETSON THORを発売しました\n\nhttps://t.co/zuXHnZ4FpH
パウロ: Jetson Thor きたー これで開発という訳ですね
Google研究者の示唆で「Gemini 3今週発表」の噂が再燃
- Googleの次期モデル「Gemini 3」に関する続報です。GoogleのAI研究者がXに「今週はすごいことになる」と投稿したことを受け、Gemini 3が今週中にリリースされるのではないかとの憶測が再び強まっています。
- 現行のGemini 2.5 Proが高い評価を得ているだけに、次期モデルの性能向上に大きな期待が寄せられています。
Chubby♨️: (翻訳) 今週はGemini 3が登場するとの噂です。\n\nこれは非常に大きな出来事になるでしょう。Gemini 2.5 proは大変な成功であり、Googleにとって大きな勝利です。私はGemini 3に大きな期待を寄せています。https://t.co/fFeYyuqlfj
Haider.: (翻訳) 現在、すべての注目はGemini 3に集まっています。\n\nGemini 2.5 proがすでに優れているので、なぜかはわかりません。\n\nそれでも、Gemini 3が専門的な知能だけでなく、一般的な知能に焦点を当てることを望んでいます。\n\nたとえば、プログラミングのルールを設定した場合、AIはそれを覚えておくべきです。
Kol Tregaskes: (翻訳) GoogleのNotebookLMとGoogle Labsにとって、今週は大きな一週間になるでしょうか?: https://t.co/BOxUqooKx2
Microsoft、高品質な音声合成モデルVibeVoiceを公開
- Microsoftが、最先端のテキスト読み上げ(TTS)モデル「VibeVoice」をMITライセンスで公開しました。このモデルはAlibabaのQwen 2.5 1.5Bをベースにしています。
- 最大90分の長文音声生成や、4人以上の話者の同時生成に対応するなど、高い性能を誇ります。歌声合成や言語をまたいだ音声合成も可能とのことです。
- さらに、ストリーミング対応の0.5Bモデルや、より高性能な7Bモデルも開発中とされており、オープンソースの音声合成技術の発展に大きく貢献しそうです。
Vaibhav (VB) Srivastav: (翻訳) Qwen 2.5 1.5Bをベースに - この時点で@Alibaba_Qwenは研究者とタスクの全世代をサポートしています!大絶賛です!💥 https://t.co/w9Idh0Yx2t
Vaibhav (VB) Srivastav: (翻訳) このリリースの最も素晴らしい点は、0.5Bのストリーミングモデルと7BのTTSモデルも近々登場することです 🤩 https://t.co/c1K0nCCxsz
LLMの「おべっか問題」が再燃、ユーザー主導の対策も【続報】
- 以前から指摘されていた、LLMがユーザーに過度に同調する「おべっか(sycophancy)」問題が、ハルシネーションに次ぐ課題として再び注目されています。
- この問題は、モデルが客観性よりもユーザーを喜ばせることを優先するために発生すると考えられています。
- 最近では、この現象を回避するためのプロンプトの工夫がユーザー間で共有されるなど、より客観的なツールとしてLLMを活用するための議論が活発化しています。
限界助教|ChatGPT/Claude/Geminiで論文作成と科研費申請: 最近ハルシネーションより問題と言われているLLMのsycophancy(迎合/忖度)ですが質問の仕方によってある程度回避できます https://t.co/E2wAnh3V1B
限界助教|ChatGPT/Claude/Geminiで論文作成と科研費申請: シコファンシーって発音かと思います\n\nChatGPTによると:\n学術界では、2023年10月にMrinank Sharmaらが執筆した論文「Towards Understanding Sycophancy in Language