2025年08月14日 夜のAIニュースまとめ

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中国AIの開発制約とグローバル企業の戦略転換

今週のAI業界では、国家政策と企業戦略の転換が際立っています。中国DeepSeekの開発遅延にはHuaweiチップ強要の影響が、一方でAmazonはAIチップ内製化を加速させTSMCとの直接取引を強化しています。

GPT-5が医学や数学分野で高い性能を示す一方、GoogleのGemini Deep Thinkはレート制限を緩和し競争力を高めています。また、xAI共同創業者の退任とAI安全性VC設立の動きは、業界の安全志向を示しています。

それでは各トピックの詳細を見ていきましょう。

目次

  1. DeepSeek開発遅延、Huaweiチップ強要が原因か【続報】
  2. Amazon、AIチップ内製化を加速 TSMCとの直接取引を強化【続報】
  3. 【続報】Gemini Deep Think、レート制限を2倍に緩和
  4. 【続報】GPT-5、医学や数学の難問で高い性能を報告
  5. Perplexity、Chrome買収提案前に複数社へ打診か【続報】
  6. xAI共同創業者が退任、AI安全性のVC設立へ
  7. 中国HBM国産化に遅れか CXMT生産も需要に追いつかず【続報】
  8. LangChain続報: Deep Agents向け新UIを公開

DeepSeek開発遅延、Huaweiチップ強要が原因か【続報】

  • 先日お伝えした中国のAI企業DeepSeekの次期モデル「R2」開発遅延に関する続報です。
  • Financial Timesは、遅延の背景に中国政府からHuawei製Ascendチップの使用を指示されたことによる技術的な問題があると報じました。
  • この問題は、米国製チップへの依存脱却を目指す中国の取り組みが直面する困難さを浮き彫りにしています。
  • 報道によると、HuaweiはDeepSeekをサポートするために専門のエンジニアチームを派遣しており、国家レベルのプロジェクトである可能性が示唆されています。
Financial Times: (翻訳) DeepSeekの新AIモデルのローンチ、Huaweiのチップ問題で遅延

Financial Times: (翻訳) この中国のAIスタートアップは、HuaweiのAscendチップを使用したR2のトレーニングプロセス中に持続的な技術的問題に遭遇し、米国の技術を置き換えようとする北京の取り組みの限界を浮き彫りにしました。

パウロ: もし本当だったら中国政府は愚かだ DeepSeek R2 Huawei Ascendによる学習を中国政府に強要され遅延 (引用ツイート: Is this real? According to the FT, Chinese authorities directly told DeepSeek to use Huawei chips instead of Nvidia chips. http...

Amazon、AIチップ内製化を加速 TSMCとの直接取引を強化【続報】

  • AmazonのAIチップ「Trainium」シリーズ開発に関する続報です。
  • 外部パートナーへの依存を減らし、TSMCと直接取引を強化して内製化を加速させる方針だと報じられました。
  • Trainium 2.5および3のウエハー発注の大部分を自社で管理し、2026年にはTSMCへの発注額が50億ドルを超える可能性も指摘されています。
  • この動きは、大手クラウドプロバイダーによるAIチップのサプライチェーン垂直統合の流れを示すものとして注目されます。
パウロ: Marvell, Alchip 大悲報 Amazonは配下のAnnapurna Labsを中心にTrainium2.5, Trainium3を直接TSMCと取引へ TSMCへの2026年の発注額は5B米ドルを超える うわああああ (引用ツイート: According to a discussion with a business representative from a certain c...

Jukan: (翻訳) 某社の取引先担当者との協議によると、CSP事業者の中でもAmazonは、TSMCとの連携強化とコスト削減を目的として、これまで外部委託していたTR2.5およびTR3プロジェクトのウエハー発注の大部分を自社に取り戻す計画です。

Jukan: (翻訳) これは$MRVLにとって悪いニュースだ。 (引用ツイート:メディア報道によると、Amazonのチップ部門は台湾のAlchipと協力し、Trainium3とTrainium4をそれぞれTSMCの3nmおよび2nmプロセスで量産体制に移行させる予定です。Trainium3は2026年第1四半期に量産開始予定。)

【続報】Gemini Deep Think、レート制限を2倍に緩和

  • 先日、Ultraプラン加入者向けに提供が開始されたGeminiの高度な推論機能「Deep Think」に関する続報です。
  • Google関係者によると、同機能のレート制限が2倍に緩和され、より多くの回数、複雑なタスクに利用できるようになりました。
  • 競合サービスとの競争が激化する中、ユーザー体験を向上させるための改善策と見られます。
Logan Kilpatrick: (翻訳) 朗報です:@GeminiApp の Deep Think のレート制限が2倍になりました。プロンプトを楽しんでください :)

Chubby♨️: (翻訳) Deep Thinkのレートリミットが2倍になりました。競争は我々に大きな利点をもたらします。 (引用ツイート:朗報です:@GeminiApp の Deep Think のレート制限が2倍になりました。プロンプトを楽しんでください :))

【続報】GPT-5、医学や数学の難問で高い性能を報告

  • GPT-5の専門分野における性能についての続報です。
  • OpenAIの共同創業者Greg Brockman氏が、GPT-5 Proが非常に困難な医学的症例を的確に診断した事例を報告しました。
  • また、数学の難問ベンチマーク「FrontierMath」や、戦略的思考をテストする「StepGame」でも高スコアを記録したことが報告されています。
  • これらの報告は、GPT-5が専門的な分野で非常に高い能力を持つことを具体的に示唆しています。
Greg Brockman: (翻訳) 非常に難しい問題に対応するgpt-5 pro: (引用ツイート:@DeryaTR_ 89,000人の医師が所属するFacebookグループで、医師たちを困惑させた2つの非常に複雑な症例を5Proで実行しました。GPT5-proは、信じられないほど鋭い評価と、以前の画像研究の落とし穴や限界を含む非常に詳細な診断計画を提供しました。これまでにないことです。)

Rohan Paul: (翻訳) 過酷なFrontierMathベンチマークで、GPT-5 Highが新記録を達成しました。

Kol Tregaskes: (翻訳) GPT-5-mediumがStepGameベンチマークで6.4のスコアを記録し、不確実性のあるマルチプレイヤー戦略ゲームでLLMをテストする中でトップに立ちました。

Perplexity、Chrome買収提案前に複数社へ打診か【続報】

  • AI検索エンジンPerplexityによるChromeブラウザ買収提案の続報です。
  • 同社がGoogleに提案を行う前に、Arcブラウザ開発元のThe Browser CompanyやBraveにも買収を打診していたと報じられました。
  • この動きは、AIと検索の融合が進む中で、ブラウザというユーザー接点を確保するための競争が激化していることを示しています。
The Information: (翻訳) 独占:Perplexity、Chromeへの入札前に他の検索ブラウザの買収を検討していた PerplexityがGoogleのChromeに345億ドルの入札を行う前、同社は静かにブラウザ運営会社の買収を検討していた。 @SriMuppidi、@ErinkWoo、@nmasc_ の記事を読む👇

Tetsuro Miyatake: PerplexityがGoogleのChromeブラウザーを$34.5Bで買収するオファーを出した前にブラウザー企業のThe Browser CompanyおよびBraveに対して買収オファーを出したが、成立しなかった。 OpenAIもThe Browser Companyの買収検討をしたらしく、PerplexityはDuckDuckGoとも話したらしい。

Forbes: (翻訳) 複数の報道によると、AI企業のPerplexityがGoogleのChromeブラウザに345億ドルの買収提案を行った。続きを読む:https://t.co/ADk7jaPS7Y

xAI共同創業者が退任、AI安全性のVC設立へ

  • Elon Musk氏が率いるxAIの共同創業者であるIgor Babuschkin氏が同社を退任したことが明らかになりました。
  • TechCrunchの報道によると、Babuschkin氏は今後、AIの安全性研究に取り組むスタートアップに投資するVCファンド「Babuschkin Ventures」を立ち上げる予定です。
  • 主要なAI企業のキーパーソンが安全性研究の分野に軸足を移す動きとして注目されます。
TechCrunch: (翻訳) イーロン・マスク氏のxAIの共同創業者が同社を退社 | TechCrunch

Tetsuro Miyatake: イーロン・マスクのxAIの共同創業者であるIgor Babuschkinが退任してAI周りの安全性の研究を行なっているスタートアップに投資するVCファンド「Babuschkin Ventures」を立ち上げることを発表した。 https://t.co/kk5069fLg8 (引用ツイート: Today was my last day at xAI, the company that I h...

中国HBM国産化に遅れか CXMT生産も需要に追いつかず【続報】

  • AIチップに不可欠なHBM(広帯域幅メモリ)について、中国での供給不足がAI開発のボトルネックになっていると改めて報じられました。
  • 米国の輸出規制下で、中国メモリメーカーCXMTがHBM3の生産に取り組んでいますが、Huaweiなどの国内需要を満たすには至っていない模様です。
  • この状況は、米中間のAI開発におけるリソース格差をさらに広げる可能性が懸念されます。
パウロ: 中国はHBMが根本的に足りてないですね この差が埋まらないと米国とは計算資源の差が圧倒的になってしまう 来年から帯域がほぼ倍になるHBM4が来る

パウロ: (翻訳) HBM3向けのCXMTの月産5万枚のウェーハでは、Huaweiの910cや910dの需要を満たすことができませんでした。彼らは西側の古いAIチップを再利用する必要があります。 (引用ツイート:報告:中国の「AI台頭」はHBM供給不足により妨げられている...CXMTは大規模な設備投資を再開 米国の制裁の余波により、不可欠なAIメモリ半導体である広帯域メモリ(HBM)の確保が困難になり、...

Jukan: (翻訳) 月産50,000枚のHBMウェーハ? (引用ツイート:報告:中国の「AI台頭」はHBM供給不足により妨げられている...CXMTは大規模な設備投資を再開 米国の制裁の余波により、不可欠なAIメモリ半導体である広帯域メモリ(HBM)の確保が困難になり、中国の「AI台台頭」が妨げられている中、https://t.co/O5zaLU6ngl)

LangChain続報: Deep Agents向け新UIを公開

  • LangChainからAIエージェント開発に関する続報です。創業者のHarrison Chase氏が「Deep Agents」向けの新しいUIを発表しました。
  • このUIは、ToDoリスト、ファイルシステム、サブエージェントといったDeep Agentsの要素を視覚的に表示し、複雑なタスクを実行するAIエージェントの開発とデバッグを容易にします。
  • エージェント開発の生産性向上が期待されます。
Harrison Chase: (翻訳) 🖼️Deep Agents UI Deep agentsは、ToDoリスト、ファイルシステム、サブエージェントで動作します。私たちは、これらすべてを適切にハイライトする、Deep Agents実行専用のUIを構築しました! Github: https://t.co/hllnnPZBlu ビデオ: https://t.co/2PBnQO5DEN

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