2025年07月20日 朝のAIニュースまとめ
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OpenAIの数学推論モデルからGrok新UI、TPU大規模導入まで
今週は革新的な進展が目立ちました。OpenAIがIMO金メダル級の数学推論モデルを発表し、GPT-5リリースを示唆する発言も相次いでいます。
xAIはGrokに「Fast」「Expert」「Heavy」の3モードを選べる新UIを開発中とされ、GoogleはNVIDIAに迫る300万基のTPU導入計画が報じられました。
コンテキストエンジニアリング手法の議論も活発化し、ChatGPTエージェントのタスク定期実行機能も明らかに。それでは各トピックの詳細をご覧ください。
目次
- OpenAI、IMO金メダル級の数学推論モデルを発表
- Grok続報: 応答速度と精度を選べる新UIを開発中か
- Google、来年TPUを300万基導入か NVIDIAに迫る規模
- コンテキストエンジニアリングの具体的手法、活発な議論続く
- Google Colab Pro、米国の学生・教員に1年間無料提供
- チューリングの論文、ICMLでBest Paper Runner-up獲得
- Intel、大規模レイオフ報道 AIチップ開発への影響懸念
- ChatGPT Agentに隠し機能、タスクの定期実行が可能に【続報】
- AIエージェント実践入門書が発売後即完売続出、関心の高さ示す【続報】
OpenAI、IMO金メダル級の数学推論モデルを発表
- OpenAIが、国際数学オリンピック(IMO)で金メダル級の性能を達成した新しい推論モデルを開発したと発表しました。これは続報です。
- このモデルは、人間のように自然言語で証明を出力し、特別なツールなしで問題を解決できると報告されており、汎用的な推論能力の大きな進歩を示しています。
- これに関連し、OpenAIのCEOなどから次世代モデル「GPT-5」のリリースが近いことを示唆する発言が相次いでいます。
- ただし、今回発表されたIMOレベルのモデルは実験的なものであり、同レベルのモデルが製品としてリリースされるのは数ヶ月先になる見込みです。
Greg Brockman: (翻訳) 最新の実験的推論LLMが、2025年国際数学オリンピックで金メダルレベルの成績を収めました。モデルは人間と同じルール(例:1セッション4.5時間、ツールなし)で自然言語(つまり自然言語の証明を出力)で操作されました。素晴らしいマイルストーンです!
OpenAI: (翻訳) 明確にしておきますが、GPT-5は間もなくリリースされますが、IMOで使用したモデルは別の実験モデルです。将来のモデルに搭載される新しい研究技術を使用していますが、このレベルの機能を備えたモデルを数ヶ月間リリースする予定はありません。
ChatGPT研究所: 【速報】OpenAIの研究者がもうすぐGPT-5を出すと明言 https://t.co/u5416x3yIx
Grok続報: 応答速度と精度を選べる新UIを開発中か
- xAIのGrokに関する続報です。応答速度や精度に応じてモデルを使い分けられる新しいUIが開発中である可能性が報じられています。
- 具体的には「Fast」「Expert」「Heavy」の3モードをスライダーで選択する形式が検討されています。
- また、思考に時間がかかる質問に対して、より高速な回答を得られる「Quick Answer」機能も開発中と見られています。
TestingCatalog News 🗞: (翻訳) xAIは、ウェブ上のGrok向けに新しいスライダーモデルセレクターを開発中です。 3つの異なる状態が利用可能になります: - Fast? - Expert - Heavy また、液体ガラスUIも? 👀 https://t.co/Jb7w6hfmdz
Tech Dev Notes: (翻訳) xAIは、Grok 4の思考に時間がかかりすぎる場合に、⚡️ Quick Answerをタップするだけで済む機能を開発中です。https://t.co/egckX5L0Mj
Tech Dev Notes: (翻訳) GrokのImagineはすごいことになるでしょう🔥 ChatGPTやClaudeのアプリにはこれに近い機能はまずないでしょう。そして、テキストや画像からクリエイティブなショートフォームビデオを様々なスタイルで作成する可能性があり、音声も扱うかもしれません。これはxAIが学習させた大規模なビデオモデルではないでしょう。
Google、来年TPUを300万基導入か NVIDIAに迫る規模
- GoogleがAIインフラへの巨額投資を継続、来年には自社開発のAIチップTPUを300万基導入する計画との報道がありました。
- これは今年NVIDIAが出荷するBlackwell GPUの500万基に迫る規模で、AIの計算資源を巡る競争が激化していることを示しています。
- この大規模導入はHBM(広帯域メモリ)の需要をさらに逼迫させると見られ、AI半導体市場のサプライチェーンへの影響が注目されます。
パウロ: TPU来年300万基 うっほー Googleの時代が来ますね。
パウロ: ちなみに今年のBlackwellが500万基ね 来年GoogleのTPUだけで300万基 異次元のAI実需
パウロ: TPUだけで300万基 どうやったらHBMの需要が緩むんですかね
コンテキストエンジニアリングの具体的手法、活発な議論続く
- AIエージェント開発で注目される「コンテキストエンジニアリング」に関する続報です。LLMに与える情報の配置を最適化する技術で、議論がさらに深まっています。
- LangChainに加え、Manus AIなども具体的な手法を解説。外部情報への書き出し、情報の選択と要約、文脈の分離といった手法が共有されています。
- さらに「間違いを意図的にコンテキストに残す」「Few-Shot学習の限界を意識する」といった、より高度なテクニックも登場し、開発者の間で活発に議論されています。
石川陽太 Yota Ishikawa: Manusが投稿したコンテキストエンジニアリングの記事が超秀逸な内容だったので、生成AIの開発している人はとりあえず見た方がいい。 ・重武装したAIエージェントは愚かになる ・間違いもコンテキストに残しておく ・Few-Shotの袋小路に気をつける など👉https://t.co/5dPfVjGqb3 https://t.co/T851eFXE0z
Shinichi Takaŷanagi: LangChainの「コンテキストエンジニアリング」記事。同技術を「コンテキストウィンドウに適切な情報を配置する技術」とし、①外部書き出しWrite、②情報選択するSelect、③要約・トリミングで圧縮するCompress、④文脈分離するIsolateの4手法で紹介。 Context Engineering https://t.co/z5T8hADj3h
mizchi: この記事のプロンプト、自分が先月書いた Roo Orchestrator の Claude Code 用の移植プロンプトと結果として同じ働きになってる気がする https://t.co/BfdI1czUgy
Google Colab Pro、米国の学生・教員に1年間無料提供
- Googleが、米国の認証済み学生および教員に対し、Colab Proを1年間無料で提供すると発表しました。
- これにより、教育現場でのデータサイエンスやAI研究がより手軽に行えるようになり、次世代のAI人材育成が加速することが期待されます。
- この取り組みは、AI分野におけるGoogleのプレゼンスを高め、学術コミュニティとの連携を強化する狙いもあると見られます。
Jeff Dean: (翻訳) Colab Proが、認証済みの米国の学生と教職員に1年間無料で提供されるようになりました。
チューリングの論文、ICMLでBest Paper Runner-up獲得
- 日本のAIスタートアップ、チューリングが発表した論文が、高名な国際会議ICML 2025のトークン化に関するワークショップ(TokShop)で「Best Paper Runner-up」に選出されました。
- この研究は、1D離散トークナイザを可変長で出力するよう学習させるもので、将来的には自動運転のカメラ映像の効率的な転送や言語モデルとの接続を目指しています。
- 日本の研究チームによるこの快挙は、国内のAI研究開発のレベルの高さを示すものとして、コミュニティから多くの祝福の声が寄せられています。
Yu Yamaguchi | チューリング CTO: チューリングの論文、ICML2025 WSのBest Paper Runner-upに選出されました!🎉🥳🎉 1D離散トークナイザを可変長で出力するよう学習させる研究です。将来的には自動運転のカメラ映像の効率的な転送や言語モデルとの接続を目指しています
Miwa - azooKeyの開発者: Runner-up for Best Paper at the Tokenization Workshop (TokShop) @ ICML 2025 🙌 https://t.co/jGcSaDMAcP
ころんびあ: ICML2025のworkshopのBest Paper Runner-upめでたすぎる🎉
Intel、大規模レイオフ報道 AIチップ開発への影響懸念
- 半導体大手のIntelが、5000人規模の大規模なレイオフを実施したとの報道がありました。
- 特に、先端プロセス開発の拠点であるオレゴン州でのさらなる人員削減が検討されているとの情報もあり、同社の先端プロセスやパッケージング開発計画への影響が懸念されています。
- この動きは、激化するAIチップ開発競争の中で、Intelが事業の選択と集中を迫られている状況を浮き彫りにしています。
パウロ: intel 5000人レイオフ 規模がえらいことになってきましたね いろんな製品が切られるんだろうな https://t.co/BE0gaJGcqL
パウロ: intelはオレゴンでさらなるレイオフを検討
パウロ: intelオレゴンでさらにレイオフということは 先端プロセス開発 先端パッケージング開発 どちらか止めるだろうな
ChatGPT Agentに隠し機能、タスクの定期実行が可能に【続報】
- 以前お伝えしたChatGPT Agentに、タスクを定期的に実行するスケジュール機能が隠されていることが明らかになりました。
- この機能を使えば、ウェブサイトや接続されたサービスを定期的に検索し、認証が必要なサイト上でもアクションを実行させることが可能です。
- 定期的な情報収集やレポート作成といったタスクの自動化が期待され、AIエージェントの活用範囲を大きく広げるものとして注目されています。
Kol Tregaskes: (翻訳) 隠された強力な機能 -- ChatGPT Agentでスケジュールされたタスクを作成できます! エージェントは、バックグラウンドで定期的にウェブやコネクタを検索し、認証済みサイトを含むウェブ上でアクションを実行できます https://t.co/2syZYERT8P
TechCrunch: (翻訳) ChatGPTは、許可すれば、現実世界に影響を与えるタスクを達成できます。OpenAIのプラットフォームには、食事を計画して実際に材料を購入したり、業界の競合他社に基づいて編集可能なプレゼンテーションを生成したりできるエージェントが含まれるようになりました。詳細はこちらでご確認ください:https://t.co/9K9JiA6PNB
Kol Tregaskes: (翻訳) chatgptエージェントのスライドのヒント:まず調査だけを依頼し、次にスライドの作成を依頼します!
AIエージェント実践入門書が発売後即完売続出、関心の高さ示す【続報】
- 以前お伝えしたAIエージェント開発の書籍『現場で活用するためのAIエージェント実践入門』が、発売後に好調な売れ行きを見せています。
- 専門書としては異例の売れ行きで、都内の大型書店では発売から数日で完売する店舗が続出している模様です。
- この現象は、多くの開発者やビジネスパーソンがAIエージェント技術を実践的に学びたいと考えていることの表れと言えるでしょう。
西見 公宏 | Generative Agents: 共著させていただいた『現場で活用するためのAIエージェント実践入門』、この価格帯の専門書としては空前の売れ行きです。ありがとうございます! やはり、AIエージェントの設計と実装には関心が集まっていますね。 ご購入はこちらから(現在品薄のようです🙏) 👉https://t.co/yLBwS64VkL https://t.co/SCV2H3SzwD
Masato Ota: 紀伊國屋の新宿本店、#AIエージェント現場実践本 2日で完売しました!!ポップも提供したので、また入荷したら見てください。購入してくださった方、ありがとうございます! https://t.co/WA9HzuMNlt
s-miyawaki | Algomatic: 本日は書店回りに行ってきました! 反応が実際に目に見えて良かったです👏 ありがたいことに、多くの方に手に取っていただいているようなので、検討中の方もぜひご覧になってください! https://t.co/sTgkrxVbs3 出版関連イベントも随時公開していきます🙏 @ottamm_190 @eightOJ1 https://t.co/QkoSsglnTJ