2025年07月03日 朝のAIニュースまとめ

(ほぼ)毎日AIニュースが届きます。ぜひご登録ください。

(ほぼ)毎日AIニュースが届きます
ぜひご登録ください

マイクロソフトの大規模レイオフとxAIの次世代モデル開発

マイクロソフトがAI投資増加に伴い約9000人規模のレイオフを計画していると報じられました。中間管理職を中心に削減が行われる見込みです。

一方、xAIではGrok 4の開発が進み、エンタープライズ向け新モデル「grok-4-prod-mimic」の情報がリークされました。メンフィスでは20万基のGPUを備えた巨大データセンターも建設中です。

Perplexityは月額200ドルの上位プラン「Max」を正式発表し、ShopifyとOpenAIの連携も進展しています。

それでは各トピックの詳細について見ていきましょう。

目次

  1. 【続報】MS、AI投資増で約9000人規模のレイオフか
  2. xAI Grok 4、エンタープライズ向けモデル情報がリークか【続報】
  3. Perplexity、月額$200の上位プラン「Max」を正式発表【続報】
  4. OpenAIとShopify連携の続報、AIエージェント構築が容易に
  5. LangChainのContext Engineering続報、具体的な実践法を公開
  6. Cursor 1.2リリース TODO機能やメッセージキューイング搭載【続報】
  7. Gaussian Splatting活用自動運転シミュレータ、MIRU 2025で試乗展示へ
  8. Microsoft、AIチップ開発計画を縮小か【続報】
  9. xAIスパコン計画続報、メンフィスに20万基GPUのDC建設

【続報】MS、AI投資増で約9000人規模のレイオフか

  • マイクロソフトの人員削減に関する続報です。全従業員の4%未満にあたる約9000人規模のレイオフが実施されると報じられました。
  • AIへの投資増大に伴うコスト管理の一環と見られており、Azureを含む複数の部門で中間管理職を中心に削減が行われるとのことです。
  • AI活用による業務効率化が、人員整理に繋がる事例として改めて注目されます。
Bloomberg: (翻訳) マイクロソフトの人員削減は、AI費用の上昇による圧迫を指摘している https://t.co/46nl2xpidJ

TechCrunch: (翻訳) マイクロソフト、従業員の4%未満にあたる9,000人を解雇へ | TechCrunch https://t.co/5ulu15Hdqn

Financial Times: (翻訳) マイクロソフト、新たなレイオフの波でスタッフの4%を削減へ https://t.co/2QcYIdmOAW

xAI Grok 4、エンタープライズ向けモデル情報がリークか【続報】

  • xAIの次期モデル「Grok 4」に関する続報です。
  • xAIのコンソール上で「grok-4-prod-mimic」という、エンタープライズ向けの新たなモデル参照が発見されました。
  • このモデルはデータ抽出や要約、コーディングに優れ、金融、ヘルスケア、法律、科学といった専門分野の知識を持つと説明されています。
  • Grok 4本体のリリースも近いと噂されており、AIモデルの競争が一層激化することが予想されます。
TestingCatalog News 🗞: (翻訳) 速報🚨: xAIコンソールで新しい「grok-4-prod-mimic」モデルリファレンスが発見されました! 「データ抽出、コーディング、テキスト要約などのエンタープライズユースケースに優れています。金融、ヘルスケア、法律、科学における深いドメイン知識を持っています。」 h/t @blankspeaker

Chubby♨️: (翻訳) 今月はGPT-5対Grok 4がすべてだ。そして、私たちにはいくつかの驚きがあると思う。

Tech Dev Notes: (翻訳) 7月にxAIのGrok 4に直面しなければならないOpenAIファンは、毎日泣きながら眠りにつくに違いない。

Perplexity、月額$200の上位プラン「Max」を正式発表【続報】

  • AI検索エンジンPerplexityが、以前から噂されていた月額200ドルの新プラン「Perplexity Max」を正式に発表しました。
  • 本プランは、Labs機能の無制限利用や、o3-proなどのフロンティアモデルへの優先アクセスが提供されるヘビーユーザー向けのものです。
  • 開発中の自律型AIブラウザ「Comet」への早期アクセス権も含まれており、サービスの拡充が進んでいます。
TestingCatalog News 🗞: (翻訳) 速報🚨: Perplexityは、Labsの拡張利用とComet Browserへの早期アクセスを含む、月額200ドルの新プラン「Perplexity Max」を発表しました!

Rohan Paul: (翻訳) 200ドルは、最高のAIにアクセスするための新しい消費者レベルの価格です。Perplexityは月額200ドルの「Max」ティアを開始します。- 無制限のラボ、- 初期のCometブラウザ、- Perplexityがプラグインするすべての新しいフロンティアモデルのキューの最前列スロット。Maxは、大量の検索と分析を対象としています。

Kol Tregaskes: (翻訳) @Perplexity のエージェント型ブラウザ Comet は、少なくとも最初は Max (月額 200 ドル) のサブスクライバーしか利用できないようです。残念ですが、アクセスできるようになるまで待つしかありません。😢

OpenAIとShopify連携の続報、AIエージェント構築が容易に

  • 既報のOpenAIとShopifyの提携に関する続報です。
  • Shopifyが提供するStorefront MCPサーバーをOpenAIのResponses APIに接続することで、認証不要でストア向けAIエージェントを容易に構築できるようになりました。
  • これにより、商品検索やカートへの商品追加、チェックアウトリンク作成などの機能を持つAIエージェントを簡単に実装できます。
Greg Brockman: (翻訳) あなたのShopifyストアのためのOpenAI:

LangChainのContext Engineering続報、具体的な実践法を公開

  • 以前お伝えした、LangChainが提唱する「Context Engineering」に関する続報です。同社が具体的なベストプラクティスを解説するブログと動画を公開しました。
  • Context Engineeringとは、LLMに与える情報の選定、構造化、提示順を最適化することで、モデルの出力精度と一貫性を高める技術のことです。
  • ブログでは、エージェント構築における主要なパターンと、それらをLangGraphで実装する方法が具体的に解説されており、より高度なAIエージェント開発のヒントが得られます。
LangChain: (翻訳) コンテキストエンジニアリング 「コンテキストエンジニアリング」はエージェント構築の重要な部分です。コンテキストエンジニアリングの一般的なパターンをいくつか確認し、LangGraphでの使用方法を説明します。

Itomaru | いとまる: 実践Context Engineering ※ Context Engineeringとは、LLMsに与える情報の選定・構造化・提示順を最適化することで、モデルの出力精度と一貫性を高める今注目の技術、📝

Cursor 1.2リリース TODO機能やメッセージキューイング搭載【続報】

  • AIコーディングツールCursorのバージョン1.2がリリースされた続報です。
  • 以前お伝えしたメッセージキューイング機能が正式に搭載され、AIの応答中に次の指示を送れるようになりました。
  • 新たにチャット横にTODOを固定する機能や、エージェントによるマージコンフリクトの自動解決機能も追加されています。
  • 一方で、複数ワークスペースでカスタムコマンドが不安定になる問題も報告されています。
Ian Nuttall: (翻訳) Cursor 1.2がリリースされたようです。新機能は次のとおりです。 - チャットボックスのすぐそばに固定されるTodoアイテム😍 - メッセージをキューに入れたり、割り込んだりする機能 - より高速なタブ - エージェントとのマージコンフリクトの解決 - バックグラウンドエージェントの改善 - VS Codeを1.99にアップグレード

てつ / AI Man: ひさびさに Cursor 使ってみたら TODO モードできててほぼ Claude Code だった

しば田 | Programming x AI: 今更Claude Code200USDに移行 limitきて仕方なくCursor使った時にがっくしきてしまった

Gaussian Splatting活用自動運転シミュレータ、MIRU 2025で試乗展示へ

  • 以前お伝えした、実写データから3D空間を再構成する自動運転AI向けシミュレータ開発の続報です。
  • 3D Gaussian Splatting技術の活用で、新規視点からの合成映像の品質やモデリング範囲が大幅に向上しています。
  • この進化したシミュレータが、今月末開催の画像認識・理解技術のトップカンファレンス「MIRU 2025」にて、展示・試乗可能となる予定です。
Hidehisa Arai: 自社データを使ったGaussian Splattingの学習レシピが段々と高度化されてきて綺麗な新規視点合成ができるようになってきました! ハンコンを使ったシミュレータの部分はインターンで来てくれている@H_UED4 さんのおかげでヌルヌルと動くようになり、運転のしやすさが圧倒的に向上しています!

ころんびあ: まじですごい

Hidehisa Arai: ちなみに2ヶ月前はこれでした 見比べてみると相当描画がアップデートされています パッと見では分かりませんが3DGSの合成映像の品質もモデリングされている範囲の広さも大幅に向上することができました https://t.co/bDnNDZv8Cz

Microsoft、AIチップ開発計画を縮小か【続報】

  • 自社開発AIチップの遅延に関する続報として、Microsoftが開発計画を縮小する方針だと報じられました。
  • 具体的には、AIサーバーチップのロードマップを修正し、2028年にかけて、より野心的でない設計に注力するとのことです。
  • この戦略変更は、開発の遅れを克服し、NVIDIAなどの競合に対する競争力を維持するためと見られています。
The Information: (翻訳) マイクロソフト、遅延を克服するためAIチップの野心を縮小 マイクロソフトは、自社開発のAIサーバーチップのロードマップを修正し、2028年までにより野心的でない設計のリリースに注力する予定です。 @waynema から続きを読む 👇

The Information: (翻訳) マイクロソフトのAIチップへの取り組みは遅れをとっている マイクロソフトの将来のAIチップのロードマップには、Braga-RやCleaが含まれており、今後数年以内の展開を目指しているが、現在の遅れはタイムリーなリリースへの懸念を高めている。詳細はこちら:https://t.co/RDG4x6zs45 #chipdevelopment

xAIスパコン計画続報、メンフィスに20万基GPUのDC建設

  • xAIがメンフィスに建設を計画している巨大スーパーコンピューターの続報です。同社が20万基のGPUを稼働させるデータセンターを建設中であると報じられました。
  • 敷地内には発電所も建設する計画で、すでに当局から承認を得ているとのことです。次期モデルGrokの開発に向け、計算資源と電力の確保を一体で進める戦略がうかがえます。
パウロ: xAI メンフィスに20万基のGPUを稼働させている 次期Grokは素晴らしいかもしれない

Tech Dev Notes: (翻訳) xAIメンフィスにビッグニュース!

パウロ: 数十万基クラスターだとモデルサイズ大きく出来るので、これまた学習の時代が来ると思いますね スケーリング則という原理原則には沿って投資をしたいところですね

Subscribe to ML_Bear Times

(ほぼ)毎日AIニュースが届きます。ぜひご登録ください。
(ほぼ)毎日AIニュースが届きます
ぜひご登録ください