2025年06月27日 朝のAIニュースまとめ

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OpenAI DevDay 2025開催決定と新API機能追加

OpenAIが2025年10月のDevDay開催を発表し、1500人以上の開発者が参加予定です。また、APIに新たにDeep ResearchとWeb検索機能を追加するアップデートも発表されました。

一方、人材市場ではMetaがOpenAIの推論モデル担当者を引き抜くなど、AI企業間の競争が激化しています。MicrosoftのCopilotは企業導入に苦戦しているとの報道も。

それでは各トピックの詳細について見ていきましょう。

目次

  1. OpenAI、開発者会議DevDayを2025年10月6日に開催
  2. Meta、OpenAIの推論モデル担当者を引き抜き【続報】
  3. OpenAI APIにDeep ResearchとWeb検索機能が追加
  4. Claude Code/Gemini CLIのMCP活用法が活発に議論【続報】
  5. Microsoft Copilot、企業導入で苦戦との報道
  6. 【続報】Salesforce、社内業務の最大50%をAIが処理とCEOが明かす
  7. Kaggleで太陽系外惑星の大気分析コンペが開始
  8. DeepSeek、新モデル「R2」のリリースを延期【続報】
  9. Google、試着動画を生成する新アプリDopplを公開

OpenAI、開発者会議DevDayを2025年10月6日に開催

  • OpenAIが、年次開発者会議「DevDay」を2025年10月6日にサンフランシスコで開催すると発表しました。過去最大規模となる1500人以上の開発者が参加し、基調講演のライブ配信や最新モデル・ツールを使ったハンズオンが予定されています。
  • Sam Altman氏も「AIのプライバシーは極めて重要」とポストしており、プライバシーに関する発表も期待されます。多くの開発者がこのイベントに期待を寄せています。
OpenAI: (翻訳) OpenAI DevDay 2025年10月6日 サンフランシスコにて開催 過去最大規模のイベント: - 1500人以上の開発者 - 基調講演のライブストリーミング - 最新モデル&ツールを使ったハンズオンビルディング - より多くのステージ&デモ https://t.co/6O4i1M9aFD

Sam Altman: (翻訳) ユーザーがますますAIに依存するようになるにつれて、AIのプライバシーは非常に重要になります。 ニューヨーク・タイムズは、テクノロジー企業がユーザーのプライバシーを保護することを重視しており、その記者たちは情報源を保護することに尽力していると主張しています。 しかし、彼らは裁判所に私たちにchatgptを保持するよう求め続けています。

Kazuhiro Sera (瀬良): OpenAI の開発者向け年次イベント DevDay の今年の日程が発表されました!サンフランシスコで 10/6 に開催されます。私も現地でお待ちしております🙌

Meta、OpenAIの推論モデル担当者を引き抜き【続報】

  • 先日お伝えしたMetaによるAI人材の引き抜きに関する続報です。
  • OpenAIでAI推論モデル「o1」開発のキーパーソンだったTrapit Bansal氏がMetaに移籍したことが報じられました。
  • この動きは、Metaが高度な推論能力を持つAI開発を強化するための積極的な人材獲得戦略の一環と見られています。
  • 「ZuckerbergはarXivを買い物リストのように読んでいる」と評されるなど、AI開発競争の激化を象徴する出来事として注目されています。
Tibor Blaho: (翻訳) Metaは、o1の開発に協力したOpenAIの研究者であるTrapit Bansal氏を、AI推論モデルを構築するために採用しました。

TechCrunch: (翻訳) Meta、AI推論モデル開発のためOpenAIの主要研究者を採用 | TechCrunch https://t.co/gwps46nZ9O

morgan —: (翻訳) ザッカーバーグはarXivを買い物リストのように読んでいる https://t.co/cTkTK2VjfW

OpenAI APIにDeep ResearchとWeb検索機能が追加

  • OpenAIがAPIのアップデートを発表し、新たに「Deep Research」機能と「Web検索」機能が追加されました。
  • Web検索はo3、o3-pro、o4-miniモデルで利用可能となり、モデルが思考の過程でWebを検索できるようになります。これにより、より正確で最新の情報に基づいた回答が期待されます。
  • また、ChatGPTで提供されていたDeep Research機能もAPI経由で利用可能になり、より高度な調査タスクの自動化が可能になります。
TestingCatalog News 🗞: (翻訳) OpenAIはPlaygroundでo3-deep-researchおよびo4-mini-deep-researchモデルをリリースしました。「これらのモデルは、ChatGPTのディープリサーチを強化する、同じポストトレーニング済みのo3およびo4-miniモデルです」https://t.co/OSGly6woTm

Romain Huet: (翻訳) 当社の最新のフロンティアモデルで私が気に入っている点の1つは、推論フロー内でツールをシームレスに呼び出せることです。Web検索がo3、o3-pro、o4-miniのAPIでサポートされるようになりました!🌎🔎

Ippo Matsui | 令和トラベル AIチーム: Deep Research APIきた!!!

Claude Code/Gemini CLIのMCP活用法が活発に議論【続報】

  • AIコーディング支援ツール「Claude Code」と「Gemini CLI」に関する続報です。
  • 開発者の間で、両ツールをより効果的に使うための設定プロトコル「MCP」の活用方法が活発に議論されています。
  • LSPサーバーと連携させ、より正確なコード補完やリファクタリングを目指すなど、グローバルやプロジェクトごとの設定を試行錯誤する動きが見られます。
  • また、React Inkを用いたCUI開発や、Unison言語とAIエージェントを組み合わせる試みなど、AI駆動開発の新たな可能性も探求されています。
mizchi: あとでブログ書くけど、 typescript-mcp => mizchi/lsmcp にとなって、言語非依存で AI にLSPを使わせるツールになりました - typescript(deno, tsgo) - python - rust - moonbit - go 画像は Rust で動いてるところ https://t.co/1xJEjQZxsc

からあげ: ようやくClaude CodeでMCPがまともに使えるようになってきました。 公式ドキュメントに書いてはあるのですが、スコープが3つあって、それぞれで設定方法や設定ファイルの場所が違うので、少し複雑でした

Carlos E. Perez: (翻訳) これは完全に理にかなっています!LSP用のMCPサーバー。LSPの方が正確なのに、なぜLLMにコードを解析させてリファクタリングさせる必要があるのでしょうか?

Microsoft Copilot、企業導入で苦戦との報道

  • Microsoftが法人向けに提供しているCopilotが、企業への販売に苦戦しているとのレポートが大きな話題になっています。
  • その理由として、従業員がCopilotの代わりにChatGPTの利用を望んでいることが挙げられています。
  • この状況は、エンタープライズAI市場におけるツールの選好や、機能だけでなく従業員の使いやすさや慣れが導入の鍵を握るという、競争の複雑さを浮き彫りにしています。
Chubby♨️: (翻訳) マイクロソフトはCopilotを企業に販売するのに苦労している - なぜなら従業員が代わりにChatGPTを欲しがっているからだ 痛い https://t.co/NO9oUPR8th

【続報】Salesforce、社内業務の最大50%をAIが処理とCEOが明かす

  • SalesforceのAI活用に関する続報です。CEOのMarc Benioff氏が、社内業務の30%から50%をAIが処理していると発言しました。
  • これは、以前報じられた採用減やコード生成でのAI活用をさらに上回る規模であり、AIがカスタマーサービスやコーディングといった業務で既に大きな役割を担っていることを示しています。
  • AIの労働市場への影響が議論される中、具体的な大企業での導入事例として大きなインパクトを与えています。
Bloomberg (@business): (翻訳) コーディングからカスタマーサービスまで、AIがセールスフォースの仕事の最大50%を処理するようになった、とCEOのマーク・ベニオフは語る https://t.co/Ivdova4cr2

Chubby♨️: (翻訳) セールスフォースではAIが仕事の30%~50%をこなしている、とマーク・ベニオフCEOは言う。それでも人々はAIが労働市場を破壊している証拠を求める。https://t.co/S3qFhK2NlI

Kaggleで太陽系外惑星の大気分析コンペが開始

  • Kaggleで新たなコンペティション「NeurIPS - Ariel Data Challenge 2025」が開始されました。このコンペは、太陽系外惑星のトランジット分光法を用いて大気の組成を特定することを目的としています。
  • 2029年に打ち上げ予定のAriel宇宙望遠鏡ミッションのシミュレーションデータが使用され、昨年の同様のコンペよりもデータが改善されているとのことです。
  • 「AI for Science」分野のコンペはKaggleの中でも人気が高く、多くのデータサイエンティストの参加が見込まれます。
Kagoole: New #kaggle competition "NeurIPS - Ariel Data Challenge 2025" is launched. Medal: True Kernel Only: True Deadline: 2025-09-24 23:59:00+00:00 https://t.co/YxhquEX2Ul

Takami Sato: Kaggle新コンペ 太陽系外惑星のトランジット分光法による大気組成の同定コンペ。2029年打ち上げ予定のArielミッションのシミュレーションデータ。昨年同様のコンペよりデータが改善されているとのこと https://t.co/5tE4ZMhRM5

Walter Reade: (翻訳) AI for Scienceコンペティションは、@kaggleプラットフォームの中で断然私のお気に入りです。https://t.co/cWjGQSFNKs

DeepSeek、新モデル「R2」のリリースを延期【続報】

  • 中国のAI企業DeepSeekに関する続報です。同社が新AIモデル「R2」のリリースを延期したと報じられました。
  • 延期の理由として、CEOが品質に満足していない点や、米国の輸出規制によるNVIDIA H20チップへのアクセス制限が挙げられています。
  • 先日、高性能な「DeepSeek R1」のアップデートが話題になったばかりでしたが、米中の技術競争が次期モデル開発に影響を与えている可能性が示唆されます。
Chubby♨️: (翻訳) DeepSeek r2が遅延 - CEOが品質に不満 DeepSeekの新しいAIモデルR2の発売が遅延しました。これは、Nvidia H20チップへのアクセスを制限する米国の輸出規制が一部原因です。これらのチップは、中国での前身であるR1の成功に不可欠でした。R2は https://t.co/WX4o9ERc9c

The Information: (翻訳) DeepSeekの進捗、米国の輸出規制で停滞 DeepSeekの次期AIモデルは登場するが、中国にはそれを動かすのに十分なチップがない。 @QianerLiuと@JuroOsawaによる詳細はこちら👇 https://t.co/lecNGmoP8U

Google、試着動画を生成する新アプリDopplを公開

  • Google Labsが、新しいモバイルアプリ「Doppl」をリリースしました。このアプリは、服の画像やスクリーンショットをアップロードすると、ユーザーがその服を着ている動画を生成します。
  • これにより、ユーザーはオンラインショッピングなどで服を購入する前に、自分に似合うかどうかを視覚的に確認できます。
  • AIを活用して個人の「美学」やスタイル発見を支援する新しい試みとして、今後の展開が注目されます。
Google Labs: (翻訳) 🚨 新しいラボの実験 🚨 Dopplをご紹介します。これは、服の写真やスクリーンショットをアップロードすると、その服を着ているあなたのビデオを作成して、あなたの✨美学✨を見つけるのに役立つ新しいモバイルアプリです。 米国の18歳以上のユーザー向けにiOSとAndroidで利用可能、https://t.co/sDy8y7nGHx をダウンロードしてください。

TechCrunch: (翻訳) Google、服が自分にどう見えるかを視覚化できる新アプリ「Doppl」をリリース | TechCrunch https://t.co/cK0r2yMesO

Tech Dev Notes: (翻訳) 最近のGoogleは、一日おきに新製品や新機能を出してくる 😶

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