2025年05月08日 朝のAIニュースまとめ
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Gemini 2.5 Pro評価とMistralの新モデル:AI業界の主要動向
GoogleのGemini 2.5 Proの新バージョンがコスパと高性能で話題となる一方、未発表の「Nightwhisper」モデルにも注目が集まっています。
フランスのMistral AIが新モデル「Medium 3」と企業向け「Le Chat Enterprise」を発表し、コーディングやマルチモーダル理解に強みを見せています。
MicrosoftがA2Aプロトコルのサポートを表明し、OpenAIは各国政府とのAIインフラ協力構想を発表。AppleのSafariへのAI検索エンジン統合検討も大きな話題となっています。
それでは今回の主要トピックについて、詳細をご覧いただきましょう。
目次
- Gemini 2.5 Pro(05-06版)評価とNightwhisperの高性能【続報】
- Mistral、新モデルMedium 3と企業向けLe Chat Enterprise発表
- Microsoft、AI連携プロトコルA2Aサポート表明【続報】
- OpenAI、各国政府とAIインフラ協力の新構想発表
- Anthropic、Claude APIにもWeb検索機能を追加
- Figma、AI搭載ツール群を正式発表【続報】
- Apple、SafariへのAI検索エンジン統合検討か Google依存脱却狙う
- Amazon、AIコード生成続報とロボットハンドVulkan発表
- Grokモバイルアプリ続報 iOSカメラ改善 Androidに新音声
- Cursor新機能活用法:プロジェクト構造理解が鍵【続報】
Gemini 2.5 Pro(05-06版)評価とNightwhisperの高性能【続報】
- GoogleのGemini 2.5 Proの最新プレビュー版(05-06)がリリースされ、その賢さとコストパフォーマンスに引き続き注目が集まっています。【続報】
- 一方で、一部ユーザーからはコーディングに時間がかかる、Cursorでのツール呼び出しが不安定といった新たな課題も報告されています。
- また、LMSYSで一時的に確認された未発表モデル「Nightwhisper」が、コーディング性能でGemini 2.5 Proを上回るとの評価も出ており、Googleによる更なる高性能モデルの登場が期待されます。
Chubby♨️: (翻訳) 問題は、「Nightwhisper」がGemini Ultraなのか、それとも別の(優れた)コーディングモデルなのかということです。
まつにぃ: Gemini 2.5 Pro Previe 0506が公開されましたが、LMSYSで一時出現していたGoogleのモデルであろう「Nightwhisper」(UltraかCoderか)の方がコード生成で高評価の声が多いです。 詰まる所、まだGoogleには隠し球があると思った方が良いですね。 さてどう来るか。
Chubby♨️: (翻訳) 長文コンテキスト検索に関しては、依然としてo3が王者です。しかし、Geminiがそれを追っています。
Mistral、新モデルMedium 3と企業向けLe Chat Enterprise発表
- フランスのAIスタートアップMistral AIが、新モデル「Mistral Medium 3」および企業向けチャットサービス「Le Chat Enterprise」を発表しました。
- Mistral Medium 3は、コーディングやマルチモーダル理解において高い性能を発揮し、コストパフォーマンスにも優れるとされています。
- Le Chat Enterpriseでは、エンタープライズ検索、エージェントビルダー、カスタムデータ接続などの機能が提供されます。
TechCrunch: (翻訳) Mistralは、最新のAIモデルが価格に対してトップクラスの性能を提供すると主張しています | TechCrunch
Chubby♨️: (翻訳) 新しいMistral Medium 3:Mistralが調理中です!非常に堅実な評価です。
TestingCatalog News 🗞: (翻訳) 速報🚨:Mistral AIがLe Chat Enterpriseを発表。多数の新機能を搭載:エンタープライズ検索、エージェントビルダー、カスタムデータ・ツールコネクタ、ドキュメントライブラリ、カスタムモデル、ハイブリッドデプロイメント。
Microsoft、AI連携プロトコルA2Aサポート表明【続報】
- Googleなどが提唱するAIエージェント間連携プロトコル「Agent2Agent (A2A)」について、Microsoftがサポートを表明したという続報です。
- A2Aは、異なるベンダーのAIエージェントが相互に通信し、協調してタスクを実行するための標準規格を目指すものです。
- Microsoftの参加により、AIエージェントのエコシステムが一層拡大し、より複雑なタスクの自動化が進むと期待されます。
TechCrunch: (翻訳) MicrosoftがAIエージェント連携のためのGoogle標準を採用 | TechCrunch
Google Cloud: (翻訳) 私たちはAgent2Agent (A2A) プロトコルを #OpenSource としてリリースし、本日@Microsoft からA2Aをサポートするというニュースを見て興奮しています!🎉 A2Aプロトコルパーティーに参加して、エージェントの相互運用性の未来を定義するのを手伝ってください →
TestingCatalog News 🗞: (翻訳) MicrosoftはMCPおよびA2A標準を採用しています。「エージェントウェブ」👀
OpenAI、各国政府とAIインフラ協力の新構想発表
- OpenAIが、各国政府と協力してAIの能力とインフラを構築する新イニシアチブ「OpenAI for Countries」を発表しました。
- このプログラムは、民主的なAIの利用を世界中で推進し、経済成長を促進することを目的としています。
- 具体的な協力内容や対象国については今後の発表が待たれますが、AI技術の国際的な普及とガバナンスに影響を与える可能性があります。
Bloomberg: (翻訳) OpenAI for Countriesと呼ばれるOpenAIの新しいイニシアチブは、より多くの国がAIの能力とインフラを構築するのを支援することを目的としています。
Kevin Weil 🇺🇸: (翻訳) 💥 本日、OpenAI for Countriesを発表します — 現地のインフラを構築し、世界中で民主的なAIを強化して経済成長を促進します。
TechCrunch: (翻訳) OpenAIは政府と協力してAIインフラを成長させたいと考えています | TechCrunch
Anthropic、Claude APIにもWeb検索機能を追加
- Anthropicが、ClaudeモデルのAPIにWeb検索機能を追加したことを発表しました。
- これにより、開発者はClaudeの知識を最新のウェブ情報で補強し、より正確で最新の回答を生成するアプリケーションを構築できます。
- この機能はAnthropic Workbenchで利用可能で、ドメイン制限やローカライズ調整も可能です。
- 先日発表されたPro/Teamプラン向けのWeb検索機能に続き、API経由でもリアルタイム情報が活用できるようになり、金融や法律などリアルタイム性が求められる分野での応用が一層期待されます。
TestingCatalog News 🗞: (翻訳) Anthropic APIがWeb検索に対応👀 Anthropic Workbenchで既に利用可能で、ドメイン制限やローカライズの調整ができます。
TechCrunch: (翻訳) AnthropicがAI搭載Web検索用APIを公開 | TechCrunch
まつにぃ: Anthropicは5月7日、Claude 3.7 Sonnet/3.5 Sonnet/Haiku向けAPIにWeb Searchを追加しました。 1,000検索10ドルで複数検索・引用付き回答を生成し、許可/不許可を調整可能。 Claude Codeにも対応しており、開発効率向上してます。 金融・法律などリアルタイム用途が拡大へ。
Figma、AI搭載ツール群を正式発表【続報】
- 先日リークされていたFigmaのAI新機能が年次カンファレンス「Config 2025」で正式発表されました。
- デザインから直接ウェブサイトを構築できる「Figma Sites」に加え、AIによる作図支援機能「Make」など複数の新ツールが発表されています。
- これらのツールにより、デザインプロセスにおけるAIの活用が進み、プロトタイプ作成やマーケティングアセット制作の効率化が期待されます。
TechCrunch: (翻訳) Figmaがサイト、アプリのプロトタイプ、マーケティングアセットを作成するための新しいAI搭載ツールをリリース | TechCrunch
seya: これはLovable, Boltキラーになりそう。AI期待だな
Tetsuro Miyatake: Figma Sites。本当にデザインから実装までを実現できている。 https://t.co/LHlZuZ0iXn
Apple、SafariへのAI検索エンジン統合検討か Google依存脱却狙う
- Appleが、iPhoneの標準ブラウザSafariに独自のAI検索エンジンを統合することを検討していると報じられています。
- 実現すれば、長年の検索パートナーであるGoogleへの依存を減らし、AI分野での競争力を強化する狙いがあると見られます。
- この動きはGoogleの検索事業に大きな影響を与える可能性があり、今後の両社の動向が注目されます。
TechCrunch: (翻訳) AppleはSafariにAI検索エンジンを追加することを検討しています | TechCrunch
Forbes: (翻訳) Apple幹部がGoogleのSafari支配力が低下している可能性を示唆したため、Google株が1600億ドル下落
Bloomberg: (翻訳) AppleがiPhoneでGoogle検索をAIに置き換える可能性があるという驚くべき発言は、チャットボットへの移行が現実であることを示している、と@parmyは述べています。
Amazon、AIコード生成続報とロボットハンドVulkan発表
- AmazonがAIを活用したコード生成ツールを開発中であるとの続報です。TechCrunchが報じており、GitHub Copilotなどに対抗する動きと見られています。
- 併せて、同社が倉庫作業用に触覚センサーを備え、物体の形状や質感を認識できるロボットハンド「Vulkan」を開発していることも明らかになりました。
- これらの動きは、ソフトウェア開発と物流の両面でAI活用を深化させるAmazonの戦略の一環と考えられます。
TechCrunch: (翻訳) AmazonがAIコード生成ツールを開発中 | TechCrunch
TechCrunch: (翻訳) Amazonが「触覚」を持つ倉庫ロボットを発表 | TechCrunch
Chubby♨️: (翻訳) Vulkanにより、Amazonはハンドルで感じるユニークなロボットを開発しました。これにより、物体を損傷することなく、はるかに正確に掴むことができます。同時に、画像の代わりに、見たものをライブで分析します。
Grokモバイルアプリ続報 iOSカメラ改善 Androidに新音声
- xAIのGrokモバイルアプリに関する続報です。
- iOSアプリでは、新しいVoice UIの提供に加え、カメラビューの改善やVoice Modeでの直接起動が可能になりました。
- Androidアプリでは、「Unhinged」や「Sexy Motivation」といった18歳以上向けのユニークな音声オプションが追加されたと報告されています。
Tech Dev Notes: (翻訳) Grok iOSアプリにまもなく新しい音声UIが登場します!トップバーにはチャットと音声のオプションが表示され、スライドしてどちらのモードでも同じ会話を続けることができます。音声モードのGrokカメラビューが全画面表示になりました。また、音声モードでGrokアプリを直接開くこともできるようになりました!
Kol Tregaskes: (翻訳) Grok Androidアプリに18歳以上向けの音声が追加されました!💋 Unhinged Sexy Motivation Romantic Argumentative
Tech Dev Notes: (翻訳) Grokに新しい声が…ゴーク!
Cursor新機能活用法:プロジェクト構造理解が鍵【続報】
- AIコーディングアシスタント「Cursor」の新機能「Include project structure (BETA)」オプションが注目を集めています。このオプションを有効化することでAIにプロジェクト全体の構造を理解させ、より適切な支援を得られるとの報告が増えています。
- また、Cursorのエディタ内AI「Cline」を効果的に活用するには、曖昧さを排除した具体的な指示が重要だという実践知が共有されています。
- ベースとなるLLMの選択については、Gemini 2.5 Proが特に相性が良いとする開発者の声が多く見られます。
石川陽太 Yota Ishikawa: 今回初めて知ったんですが、Cursorの『Include project structure (BETA)』は必須オプションでは🤔 デフォルトでオフになっているけど、全体のプロジェクト構造を理解できるようになるのでこれは絶対オンにした方がいい気する。Cline系ではデフォルトでオンになっているはず。 https://t.co/9G4Rr91Y2j
Odashi: Clineを正確に動かすのは曖昧性のない指示出しの訓練になりますね。かなり
Odashi: ClineのベースLMはGemini 2.5を使っているが、flashとproで明確にproの方が頭がよい。