2025年05月05日 夜のAIニュースまとめ
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半導体からAGIまで:テック業界の巨大投資と未来への警鐘
本日の主要ニュースでは、大手テック企業4社によるAIインフラへの年間300億ドル超の巨額投資計画が明らかになりました。同時に、DeepMindのCEOは汎用AI(AGI)が5-10年以内に到来する可能性を警告し、社会の準備不足に警鐘を鳴らしています。
一方、HuaweiによるAI半導体の国産化・増産計画が報じられ、米中技術覇権争いに新たな展開が。GoogleのImagen画像生成AIの品質向上や、MCPプロトコルの多様な活用事例も続々と登場しています。
それでは各トピックの詳細を一緒に見ていきましょう。
目次
- Huawei、先端半導体の国産化・増産計画か FT報道
- MCP活用事例続報: ESLint連携やロボット制御も
- Google Imagen、性能向上示す事例公開【続報】
- 大手テック4社、AIインフラへ年間$300B超の巨額投資計画
- DeepMind CEO「AGIは5-10年で到来、社会は準備不足」と警鐘
- AIエージェント、ツール利用と強化学習で進化加速か
Huawei、先端半導体の国産化・増産計画か FT報道
- Financial Timesは、Huaweiが米国の規制下で先端半導体の国産化と大規模な増産を進めている可能性があると報じました。
- 報道によると、Huaweiは巨大な新工場を建設し、先端プロセス開発に取り組んでいる可能性が指摘されています。
- この動きは、米中技術覇権争いや半導体サプライチェーンに大きな影響を与える可能性があり、注目されています。
パウロ: 緊急でFinancial timesのHuaweiの追加巨大ファブについて、この記事に追加します。 どえらいこっちゃ。 (引用ツイート: 中国半導体の爆裂増産についてnoteを書きました。 7回目のnoteになります。成熟半導体とパワー半導体について書いています。読んで頂けると非常に嬉しいです。 https://t.co/SQNosYRSSy)
パウロ: こちら緊急記事として、Huaweiの先端プロセスの増産に関して追記しました。 是非、読んでください https://t.co/SQNosYRl30
パウロ: あのHuaweiの工場が画像に出てきた時、戦慄しましたよ そしてガチで米国企業と戦う意志を感じましたね 投資的には米国企業をもちろん応援するんだけど、同じ東アジア人、漢文化を受けた人間として、応援したい複雑な気持ち
MCP活用事例続報: ESLint連携やロボット制御も
- AIエージェント連携プロトコル「MCP」に関する開発動向の続報です。
- 静的解析ツールESLintをMCPサーバーとして実行する試みが登場しました。
- ロボット掃除機RoombaをMCP経由で制御する実験動画が公開されました。
- コーディング不要でMCPサーバーを短時間で構築するツールも開発されています。
- WebフレームワークのチュートリアルにMCPサーバー設定が組み込まれるなど、開発環境への導入も進んでいます。
azukiazusa: ESLint を MCP サーバーとして実行する https://t.co/CyOuBu4ehd
Aadit Sheth: (翻訳) この人は文字通り、一行もコードを書かずにわずか40秒でMCPサーバーを構築しました
からあげ: お、MCPルンバ、やってもらえた (引用ツイート: 30歳になって最初にやりたかった実験 いくら歳を取ろうとこの遊び心を大事にしたい MCP Controller for Roomba https://t.co/39l8YPwKCz @YouTubeより)
Google Imagen、性能向上示す事例公開【続報】
- Googleの画像生成AI「Imagen」の性能向上を示す事例集が公開され、その品質の高さが注目を集めています。【続報】
- 公開された事例では、実写のような人物写真、背景画像、イラスト、アイコン、UIデザイン、色見本など、多様なスタイルの画像が高品質に生成されています。
- 特に、作り物感が少なく、自然な「街中にいそうな人」を生成できる点が評価されており、画像生成AIのリアリティ追求が急速に進んでいることを示しています。
Kimihiko Kitase ♨️ 北瀬 公彦: これは、素晴らしい!このようなイメージを自由に作れると生産性爆上がりでしょうね! 🔻 Googleの画像生成「Imagen」で生成した画像事例集|KAWAI @kawai_design #AIとやってみた https://t.co/V7zCZtp0JY
ML_Bear: Google Imagenで生成した画像事例集見たけど結構すごかった。実写人物、背景、イラスト、アイコン、UI、色見本となんでもござれ状態。OpenAIのジブリ風が話題だったけど、Googleのやつもこんな品質になってんだ、すごいな😇 記事 → https://t.co/9p8XelHlAE https://t.co/t75eiwNzA9
K.Ishi@生成AIの産業応用: 生成AIにおけるリアリティの追求は猛スピードで進んでいく。 ここ数ヶ月のアップデートで、AIが生成した画像から一気に作り物らしさが減り、一見すると本物の写真と見分けがつかなくなった。 何よりも、「目鼻立ちが整ったモデル」ではなく、「街中にいそうな人」を生成できるようになっている。 https://t.co/uOdHHYGeMh
大手テック4社、AIインフラへ年間$300B超の巨額投資計画
- Microsoft, Amazon, Google, Metaの大手テクノロジー企業4社が、AIインフラを中心とした設備投資を大幅に拡大している。
- 2025年の4社合計の設備投資額は3000億ドル(約46兆円)を超える見込みであり、AI開発競争の激化とデータセンター需要の高まりを反映している。
- この巨額投資は、AI市場に対する強い期待感を示すものとして注目されている。
パウロ: Microsoft, Amazon, Google, Metaの4社の今年の総設備投資額は3000億米ドル(台湾ドル換算で9兆3000億元以上)を超え、トランプ政権が開始した関税戦争によりAI市場が衰退するかもしれないという市場の懸念を払拭した。 https://t.co/DqD75xQkgb
DeepMind CEO「AGIは5-10年で到来、社会は準備不足」と警鐘
- Google DeepMindのCEOであるDemis Hassabis氏が、汎用人工知能(AGI)が今後5年から10年以内に登場する可能性があると警告した。
- 同氏は、AGIが社会に与える変革的な影響に対して、現在の社会はまだ準備ができていないと指摘。
- AGIのリスクを管理し、その恩恵を最大化するためには、国際的な協力体制を構築し、事前に備えることが不可欠であると訴えている。
Chubby♨️: (翻訳) 「AGIは来る、社会は準備ができていない」 Google DeepMind CEOのデミス・ハサビス氏は、汎用人工知能(AGI)が5~10年以内に到来する可能性があるが、社会はその変革的な影響に対して準備ができていないと警告しています。 彼はAGIを確実にするための積極的な世界的協力を提唱しています。
AIエージェント、ツール利用と強化学習で進化加速か
- AIエージェントの能力向上が期待されており、特に外部ツールを使いこなす能力と強化学習(RL)の組み合わせが重要視されています。
- この組み合わせにより、試行錯誤を通じて自律的に学習し、実用的なタスクを実行する能力が高まると考えられています。
- また、既報の「Vibe Coding」のような直感的な開発スタイルも、AIエージェント時代のプログラミングに影響を与える可能性が指摘されています。
Nathan Lambert: (翻訳) 2025年が記憶されるであろう唯一のことは、数学やコードだけでなく、ツール利用と強化学習が本格的に始まったときだ。新しい方向への大きな一歩のように感じる。
Yuya Unno: 学生の頃(20年前)読んだ、本位田先生のエージェント指向の本、能動的にやれること把握してプラン立ててとか、どうやるねんと思ったが、今となっては2025年のことだったのではと思い出した(うろ覚え https://t.co/8gqs137Qp0
Bindu Reddy: (翻訳) Vibeコーディングはプログラミングを完全に変えました