2025年04月30日 夜のAIニュースまとめ

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NotebookLM音声機能拡大とThinking Machines Lab巨額調達の週

今週のAI業界は、各社の新機能追加と大型資金調達のニュースで賑わいました。

NotebookLMの日本語音声機能が多彩な活用法で広がりを見せる一方、元OpenAI CTOのMira Murati氏が設立したThinking Machines Labは評価額100億ドルの巨額調達と特異なガバナンス構造で注目を集めています。

Google関連ではGemini APIの利用急増や新型センサーモデルLSMの発表、Waymoとトヨタの自動運転分野での提携検討も進行中です。

それでは各トピックの詳細について見ていきましょう。

目次

  1. NotebookLM日本語音声機能の活用広がる【続報】
  2. Thinking Machines Lab、$2B調達報道と異例のガバナンス構造【続報】
  3. WaymoとToyota、自動運転プラットフォームで提携検討
  4. Google AI: Gemini API利用急増、新センサーモデルLSM発表
  5. Meta、Llama 4をVertex AIで提供開始、Meta AIアプリも発表
  6. ChatGPT Deep Researchに停止オプション等追加【続報】
  7. Claude続報: MCP統合(β)と新音声Glassy追加
  8. DeepSeek、新モデル「Prover-V2-671B」リリースか
  9. Meta/MS CEO発言でAIコード生成加速、国内AXやMCPも進展

NotebookLM日本語音声機能の活用広がる【続報】

  • NotebookLMの日本語音声機能について続報です。
  • 自然な会話形式での解説は、「自分だけのポッドキャスト生成」や「ながら聴き」での学習・情報収集に役立つと好評です。
  • さらに、関西弁での解説や特定のキャラクターになりきらせるカスタム指示など、ユニークな活用法も広がっています。
まつにぃ: 改めて記載しますがNotebook LMが日本語のポッドキャスト機能に対応し、無料枠でも利用できます。 音声にはInstructionで雰囲気をカスタマイズ出来たり、作成後音声はダウンロードが可能なので布教も可能です。 多分相当色々なことが出来るため、私も鋭意用途研究中です!

Kimihiko Kitase ♨️ 北瀬 公彦: ついにきたぁぁ!【速報】NotebookLM ポッドキャスト作成、日本語含む 50 言語に対応!🇯🇵✨ 人は本当にいいものに触れると思わず笑っちゃいますが😂 まさにコレ! さらに焦点もカスタマイズ可能!たとえば、 ・特定ソース:「AI Agent の記事だけ」 ・特定トピック:「メモリ機能だけ」 https://t.co/jvzO3Ie8m8

Yuta Kashino: NotebookLMの日本語対応,本当に便利すぎます.新しく出てきたモデルをSNSやYoutubeで解説してくれる人たちを完全に凌駕していて,論文読み会や技術ブログやスライドでの解説も含めて,それ系コンテンツが駆逐される勢いですね…

Thinking Machines Lab、$2B調達報道と異例のガバナンス構造【続報】

  • 元OpenAI CTO、Mira Murati氏設立の「Thinking Machines Lab」に関する続報です。
  • 同社がa16z主導で評価額100億ドルで20億ドルを調達すると報じられています。
  • 特に注目されるのは異例のガバナンス構造で、Murati氏の取締役会での議決権が他の全取締役の合計を上回り、創業株主は100倍の議決権を持つ株式を付与されるとの情報があります。
  • この支配権構造には懸念の声も上がっています。
Stephanie Palazzolo: (翻訳) Thinking Machines Labのラウンドは、その規模(a16z主導で評価額100億ドルで20億ドル)と議決権の両方で異例です: - Mira Murati氏の票 = 他の取締役の数 + 1、彼女に過半数を与える - 創設株主の票は100倍の重みを持つ w/ @nmasc_: https://t.co/pZQxpMdPMW

久保田 雅也@Coalis: Thinking Machine Labは創業者CEOのMira Muratiが取締役会を支配する加重議決権を導入。OpenAIから来た社員は100倍の議決権を持つ株式を付与し、Miraに白紙委任されてる。日本でもスタートアップガバナンスが話題だが、$2Bn調達してこれは危い https://t.co/e02A9jnpOZ

The Information: (翻訳) Mira Murati氏のAIスタートアップ、Thinking Machines Labは、評価額100億ドルで20億ドルを調達しており、Murati氏に他の全取締役を合わせた票数を超える取締役会票を与える条件となっています。この異例の支配構造について詳しくはこちら: https://t.co/TpqDDcK2wu #AI

WaymoとToyota、自動運転プラットフォームで提携検討

  • Google傘下の自動運転企業Waymoとトヨタ自動車が、新たな自動運転車プラットフォームの共同開発と、Waymo技術のトヨタ個人所有車への活用可能性について協議を開始したと発表されました。
  • Waymoはすでに日本でのテスト走行を開始しており、今回の提携検討は、両社の自動運転技術開発と市場展開における重要な動きとして注目されます。
  • この提携が実現すれば、Waymoの先進的な自動運転ソフトウェアとトヨタの持つ大規模な生産能力・品質管理ノウハウが組み合わさることになります。
TechCrunch: (翻訳) WaymoとToyotaが交際中。もし真剣になれば、新しい自動運転車が生まれるかもしれない。| TechCrunch https://t.co/Ia1bhzipsy

Kimihiko Kitase ♨️ 北瀬 公彦: Waymo と Toyota が提携しようとしてるだとっ!日本でのテスト運転も始まったし、Waymo から目が離せません🚗 https://t.co/u4Z0plFs77

Hayato Y: 感慨深くて目から汗が

Google AI: Gemini API利用急増、新センサーモデルLSM発表

  • Google AI StudioとGemini APIのアクティブユーザー数が、Gemini 2.5 Proのリリース以降、年初から200%以上増加したと報告されました。
  • Google AIは、4000万時間以上のセンサーデータで学習したウェアラブル向け大規模センサーモデル「LSM」を発表し、運動認識などのタスク性能向上を示しました。
  • また、Gemini 2.5 ProではContext Caching機能により、コンテキスト情報をキャッシュして再利用することで最大75%のコスト削減が可能になるデモも公開されています。
Logan Kilpatrick: (翻訳) Google AI StudioとGemini APIのアクティブユーザーは、2.5 Proに牽引され、今年初めから200%以上増加しました 🤯 これは始まりに過ぎません…

Google AI: (翻訳) 16万5千人のユーザーから収集した4000万時間以上の匿名化されたマルチモーダルセンサーデータで大規模センサーモデル(LSM)をトレーニングし、運動や活動認識などのウェアラブルタスクのパフォーマンスをどのように改善できるかを示しました。発見したことはこちら → https://t.co/zD3Tx7ShpO https://t.co/5A2auMYgpd

Philipp Schmid: (翻訳) コンテキストキャッシングにより、ドキュメントなどのコンテキストを保存および事前計算し、後続のリクエストで使用することで最大75%のコストを節約できます。これは@GoogleDeepMind Gemini 2.5 Proを使用した例で、完全なGithubリポジトリがキャッシュされ、その後、異なるMCPサーバーを生成する方法を尋ねています。https://t.co/WSFz6YghlH

Meta、Llama 4をVertex AIで提供開始、Meta AIアプリも発表

  • 先日のLlamaConではLlama 4の追加モデル発表はありませんでしたが、MetaはLlama 4モデルスイートをGoogle CloudのVertex AIで一般提供開始しました。
  • これにより、開発者はVertex AI上でLlama 4をマネージドAPIとして利用可能になります。
  • また、Metaはこれまで各アプリに統合していた「Meta AI」を、スタンドアロンのモバイルアプリとしてリリースしました。
webbigdata: LlamaConまとめ ・Llama 4 17Bが出るという噂は誤報(LLama 4はアクティブパラメータが17Bなので名称に17Bが含まれる) ・Groqなどが高速推論を提供 ・セキュリティツール ・新APIでLlama 3.3 8Bの微調整等が可能に 3.3 8Bはまだ未公開のようですが持ち運び可との事なのでオープンモデルにはなりそう

Google Cloud Tech: (翻訳) Metaの最新かつ最も先進的なモデルスイートであるLlama 4が、#VertexAI 上でマネージドAPIとして一般提供開始されました!🎉 開始方法はこちら ↓ https://t.co/3rSLLXzBER

Tetsuro Miyatake: MetaがChatGPTと競合する個別のAIアプリをローンチした。 今までは既存アプリのWhatsApp、Instagram、Facebookなどで利用可能だったMeta AIを個別アプリ化した。 https://t.co/PTL8OBvp1r https://t.co/NWus5noI2G

ChatGPT Deep Researchに停止オプション等追加【続報】

  • 実行中のDeep Researchタスクを途中で停止できるオプションが追加された
  • ただし、停止しても1回分のリクエストとしてカウントされる注意が表示される
  • プロンプト入力欄にDeep Researchを開始するための専用ボタンが設置され、よりアクセスしやすくなった
  • 一部ではSharePointなど外部データソース連携の可能性も示唆されている
Tibor Blaho: (翻訳) 新しいChatGPTウェブアプリの変更点 - 実行中のディープリサーチタスクを停止するオプションを追加(「本当にリサーチを停止しますか?」、「今停止してもディープリサーチリクエスト1回としてカウントされます。{resetDate}までにあと{remaining}回利用可能です。」) - プロンプトに「ディープリサーチ」ボタン https://t.co/w3ESjzStYr

まつにぃ: OpenAIのDeepResearchとうとうWEBだけでなくSharePointなどを対象にしたDeepResearchが可能になる機能を組み込み初めており、更に1段強力になりそうですね。 特にエンタープライズ利用に大きく響きそうです。 NotebookLMに続きワクワク機能が増えますね。最高です。

Claude続報: MCP統合(β)と新音声Glassy追加

  • Claude Webアプリ設定にModel Context Protocol (MCP)を利用した外部連携機能「Custom integrations」(ベータ版)が追加されました。
  • これにより外部データやツールとの接続が可能になります。
  • また、開発中のVoice Modeに新音声「Glassy」が追加されたと報告されています。
  • 一部では未発表のClaude 3.7でSVG生成能力が向上したとの推測も出ています。
Tibor Blaho: (翻訳) Claudeウェブアプリには、設定のインテグレーションセクションに「さらに追加」オプションが含まれるようになりました(BETAマーク付き)。Model Context Protocol(MCP)を使用しています。「カスタムインテグレーション」-「他のソースからのデータとツールを接続する。」https://t.co/Lazx4uEQ4q

Kol Tregaskes: (翻訳) AnthropicはClaude用の音声に取り組んでいます。これがその一つです。どう思いますか?

TestingCatalog News 🗞: (翻訳) Claude 3.7は最近更新されましたか?👀 以前よりもさらに優れたSVGを生成し始めました(すでにSVGの王様だったことを考えると)。https://t.co/iTg91nawgZ

DeepSeek、新モデル「Prover-V2-671B」リリースか

  • 中国のAI企業DeepSeek AIから、新たな大規模言語モデル「DeepSeek-Prover-V2-671B」がHugging Face上で公開された模様です。
  • モデル名から671Bパラメータを持つ巨大モデルと推測され、数学的証明能力 (Prover) に特化している可能性があります。
  • 詳細なモデルカードや性能評価はまだ公開されていませんが、コミュニティではその登場に注目が集まっています。
Chubby♨️: (翻訳) 新しいDeepSeek!Prover-V2-671B!リークは本当でした、5月より前の新しいリリース。DeepSeek r2が登場する?

TestingCatalog News 🗞: (翻訳) 新しいDeepSeekモデルがHuggingFaceに追加されました!https://t.co/UPqkxo1l5x

Vaibhav (VB) Srivastav: (翻訳) 60分未満で115いいね、モデルカードなし 😅 クジラの支配力は異常だ!!https://t.co/AZjycTaDJr

Meta/MS CEO発言でAIコード生成加速、国内AXやMCPも進展

  • AIによるコード生成の進展が続き、Meta CEOは「12-18ヶ月以内にほとんどのコードはAIが書く」と発言。Microsoft CEOも「自社コードの最大30%はAIが書いた」と述べ、具体的な進捗が示された。
  • 日本国内では、製造業におけるAIトランスフォーメーション(AX)への関心が高まっており、AlgomaticなどがPhysical AI領域への注力を表明。
  • AIエージェント開発分野では、Model Context Protocol (MCP)への注目が続き、活用や議論、関連フレームワーク・サンプルコード開発が進んでいる。
パウロ: 12~18ヶ月以内にほとんどのコードはAIが書く 目標を設定し、テストを実行し、問題を見つけ、トップエンジニアより優れたコードを書きます ひえーーーー

TechCrunch: (翻訳) Microsoft CEO、同社のコードの最大30%がAIによって書かれたと語る | TechCrunch https://t.co/pgmq2zVhFF

大野峻典 | Algomatic CEO: Physical AI、やっていきます 基盤モデルの進化により、ハードウェアのアプリケーション領域でも、解くべきかつ解ける課題が増えてきたと思っています 日本の製造業のさらなる進化に、貢献したいです 本領域に興味がある、ハードウェア・AI・ソフトウェアエンジニア、事業開発の方、ぜひCTO南里

Kazunori Sato: ADK docsにMCPセクションを作ったので、ADK + MCPのサンプルコードお待ちしてます。 kazunori279 宛にPRをお送りください。 https://t.co/qtP80ignwx

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