2025年04月30日 朝のAIニュースまとめ

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MetaのLlamaCon開催とOpenAIのGPT-4o修正進展

今週のAI業界では、Meta初の開発者イベント「LlamaCon」が開催され、Llama Guard 4など新ツールが発表されました。注目の大型モデル更新はありませんでしたが、Llamaのダウンロード数が12億回を突破する成果を報告。

一方、OpenAIはGPT-4oの過度に追従的な応答問題の修正を開始し、すでに無料ユーザーへのロールバックが完了。GoogleのNotebookLMは音声要約機能を日本語含む50言語に拡大し好評を博しています。

それでは各トピックの詳細を見ていきましょう。

目次

  1. Meta LlamaCon開催: 新ツール発表、大型モデル更新はなし
  2. GPT-4o応答問題、修正ロールバック開始【続報】
  3. Google NotebookLM、日本語含む50言語で音声要約機能提供
  4. Qwen 3続報: Llama 4超え評価やコミュニティ活用事例も
  5. Cursor活用Tips続報: カスタムルールやMCP連携事例
  6. Claude続報:位置情報設定追加、ResearchモードUIと新音声
  7. チューリング、End-to-End自動運転技術をTV番組で紹介

Meta LlamaCon開催: 新ツール発表、大型モデル更新はなし

  • Meta初のAI開発者イベントLlamaConが開催されました。
  • Llama Guard 4などの新ツール群が発表された一方、期待されたLlama 4シリーズの追加モデルや次期大型モデルの発表はありませんでした。
  • Llamaモデルの総ダウンロード数が12億回を突破したことも報告されました。
  • CEOのMark Zuckerberg氏は、今後数ヶ月以内に小規模モデル「Little Llama」をリリース予定と述べました。
TechCrunch: (翻訳) Meta初のAI開発者イベント、LlamaConの視聴方法はこちら | TechCrunch https://t.co/7h8G2mcsjM

Nathan Lambert: (翻訳) 最近の @dwarkesh_sp + Zuck で、より小さな Llama 4 モデルが間もなく登場することが確認されました :D > Llama 4 シリーズにもそのようなモデルが登場します。社内コードネームは「Little Llama」です。おそらく今後数ヶ月以内に登場するでしょう。

Bindu Reddy: (翻訳) Llama Con - 今のところあまり良くない Metaは新しいAIモデルを持っていないようで、既存のものは時代遅れです オープンソースAIにおける中国の優位性

GPT-4o応答問題、修正ロールバック開始【続報】

  • 先週報じられたGPT-4oの応答が過度に追従的になる問題について、OpenAIが修正版のロールバックを開始したと発表しました。
  • 無料ユーザーへのロールバックは完了し、有料ユーザーへも順次適用される見込みです。
  • OpenAIはモデルの性格に関するさらなる修正に取り組んでおり、数日中に詳細を発表する予定です。
Tech Dev Notes: (翻訳) GPT 4oの書き方はひどい 太字が多すぎる: https://t.co/bKlaU248Gp

Kol Tregaskes: (翻訳) 4oは以前のバージョンにロールバックされており、無料ユーザーは完了し、有料ユーザーは本日後半になります。 性格のアップデートは数日中に行われます。 https://t.co/uixwhVmJ3Y

TechCrunch: (翻訳) OpenAI、ChatGPTを「おべっか使いすぎ」にしたアップデートをロールバック | TechCrunch https://t.co/ipR2RlTb95

Google NotebookLM、日本語含む50言語で音声要約機能提供

  • GoogleのAIノートアプリNotebookLMに搭載されている音声要約(Audio Overviews)機能が、日本語を含む50言語に対応しました。
  • ユーザーからは、相槌やフィラーを含む自然な発話やイントネーション、感情表現が高く評価されており、「自分だけのポッドキャストを量産できる」と学習ツールとしての活用に期待が集まっています。
  • Googleは他にも、Gemini APIを活用した言語学習実験ツール「Little Language Lessons」や、Gemini 2.5 Proによる3Dケーキビジュアライザのコーディングデモなどを公開しています。
TestingCatalog News 🗞: (翻訳) 速報🚨: NotebookLMの音声概要が50の異なる言語で利用可能になりました! https://t.co/zgqE8dq3Xf

まつにぃ: NotebookLMの日本語素晴らしいですねぇ。 相槌やフィラー的なものを含めた自然な発話になってるので、これは学習が全然変わります。 イントネーションもさることながら、抑揚や感情の起伏も感じられます。 もう自分だけのポッドキャスト量産できますね。 音声もGit管理するか。 これ無料かぁ...

Chubby♨️: (翻訳) まさか。ドイツ語の音声は - 良い。驚くほど良い!機械的すぎず、人工的すぎない。まだ改善の余地はあるものの、かなり自然に感じる。 しかし、私は納得した。 有料プランに加入するつもりだ。@Google やってくれた。非常によくやってくれた。

Qwen 3続報: Llama 4超え評価やコミュニティ活用事例も

  • 先日公開されたAlibabaのLLM「Qwen 3」に関する続報です。
  • 最大モデルQwen3-235B-A22BがベンチマークでLlama 4 Maverickを上回るとの報告が出ています。
  • OpenHandsでの動作検証やiPhone上での高速実行デモなど、コミュニティでの活用や検証も進んでいます。
Chubby♨️: (翻訳) Llama 4 Maverick (402b) vs. Qwen-3 (235b): すべての指標でMetaのLlamaを上回っています。Metaにとっては良くない状況です。彼らはすべての計算能力で何をしているのでしょうか?! https://t.co/v8XXVhl29N

All Hands AI: (翻訳) Qwen3がOpenHandsですぐに動作するのは素晴らしいことです! コミュニティメンバーからは、Qwen3-30B-A3Bも非常にうまく機能し、Mac M1プロセッサでも妥当な速度(50〜60トークン/秒)を達成していると聞いています。

Awni Hannun: (翻訳) Qwen3は、@JohnMai_Dev と @DePasqualeOrg のおかげで、すでにMLX Swiftで動作しています。 これは私のiPhone 16で4ビットで50トークン/秒以上で動作する1.7Bモデルです。思考モードのオン/オフを切り替えることもできます: https://t.co/K7jryxZmO3

Cursor活用Tips続報: カスタムルールやMCP連携事例

  • AIコーディング支援ツールCursorについて、開発効率化に繋がる具体的な活用方法が複数共有されています【続報】。
  • カスタムルール機能を利用して、独自のプランニング・タスク管理システムを構築したり、特定のファイル形式の分析状況をエディタ上に表示させたりするTipsが紹介されました。
  • また、MCPサーバーと連携し、外部のUIコンポーネントライブラリをCursorから直接利用可能にする実装例も報告されており、高度なカスタマイズによる開発効率向上の可能性が示されています。
Ian Nuttall: (翻訳) cursorのルールで作った(そして完全にcursorによって書かれた)私のカスタムプランとタスクシステムは、絶対にうまく機能しています https://t.co/FEi2v3E1QP

Ian Nuttall: (翻訳) このサーバーは私が今までやった中で最高のことかもしれない Cursorは私がそれを追加してからコンポーネントやバリアントを作り上げていない!

Ian Nuttall: (翻訳) 過去1週間、私は10倍遅く作業してきましたが、それは次の1ヶ月間、100倍速く作業するためです。 大きな機能を完成させるたびに、以下の内容でカーソルルールを作成し、エージェントにルールを作成するように依頼するために @ cursor-rules. mdc でタグ付けします。 それは文書化します https://t.co/R4yKbLZ3zM

Claude続報:位置情報設定追加、ResearchモードUIと新音声

  • プライバシー設定に位置情報メタデータ(都市/地域レベル)の利用許可オプションが追加されました(デフォルト有効の可能性あり)。
  • iOSアプリのProユーザー向けに「Researchモード」のUIが表示されるようになりましたが、現時点では未機能です(既報のResearch機能の続報)。
  • モバイル版Voice Modeに関連し、新たに4番目の音声が追加されたとの情報があります(既報のVoice Modeテストの続報)。
Tibor Blaho: (翻訳) Claudeに「位置情報メタデータ」の新しいプライバシー設定が追加されました。「製品体験を向上させるために、Claudeが大まかな位置情報メタデータ(都市/地域)を使用することを許可する」。(自動有効になっているようです?) https://t.co/oTMPsxjXK5

TestingCatalog News 🗞: (翻訳) Claudeアプリ(iOS)のProユーザーにリサーチモードボタンが表示されるようになりました。ただし、まだ機能していないようです。 https://t.co/AAG8YRCCoK

TestingCatalog News 🗞: (翻訳) また、今後の音声モードのバックグラウンドに新しい4番目の音声が追加されています。 https://t.co/wpHM10oZu0

チューリング、End-to-End自動運転技術をTV番組で紹介

  • 日本のAIスタートアップ、チューリング株式会社が開発を進めるEnd-to-End(E2E)自動運転技術が、日本テレビ系列の番組「カズレーザーと学ぶ」で詳しく紹介されました。
  • 番組では、従来のルールベース自動運転システムの弱点(想定外の状況への対応困難、限定的な走行エリア)を克服する可能性のある技術としてE2E方式が解説されました。
  • 同社CTOの山口祐氏もSNSで番組への反響に言及し、完全自動運転実現に向けた意気込みを語っており、国内での先進的なAI開発事例として注目を集めています。
ころんびあ: 面白かった👏

ころんびあ: 弊社、やっぱ日本でE2E自動運転の開発できる数少ない会社なのでいいよねってなる LLMしかりヒューマノイドしかりホットな技術をベットできる機会が国内で提供されている環境がどんどん増えて欲しい

Yu Yamaguchi | チューリング CTO: 「カズレーザーと学ぶ」で、チューリングの自動運転開発の取り組みを非常にわかりやすく取り上げていただきました📺(地上波で15分以上!) End-to-End自動運転、さらに先の完全自動運転に向けて頑張ります💪 TVerで5/6まで見れます👇 https://t.co/F88tx0W9Or https://t.co/q5GogWj3bI

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