2025年04月25日 朝のAIニュースまとめ

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GoogleとOpenAIの新展開と技術公開で進化するAI業界

今週のAI業界はOpenAIとGoogleの新たな展開が目立ちました。ChatGPTのDeep Research機能に軽量版「Mini」が登場し、無料ユーザーを含む全ユーザーに提供されます。また、Googleは好調な決算とともに、AI投資継続と700億ドルの自社株買いを発表しました。

技術公開の面では、AIMO優勝のNVIDIAチームがデータセットやモデルを公開し、OpenAIも推論特化モデルの夏季リリース計画が報じられています。

それでは各トピックの詳細を見ていきましょう。

目次

  1. ChatGPT Deep Researchに軽量版Mini登場、全ユーザーに展開
  2. Google決算好調 AI投資継続 700億ドル自社株買い発表
  3. AIMOコンペ優勝のNVIDIAチーム、解法/データ/モデル公開【続報】
  4. OpenAI 推論特化オープンモデル夏公開か【続報】
  5. OpenAI o3、実用・対話・画像認識で評価続く【続報】
  6. MCP続報: 実装上の注意点共有やデバッグツール登場
  7. Vibe Coding続報: Andrew Ng氏言及、CAD応用も
  8. (続報) GPT-4o画像生成API 利用Tipsやツール開発動向
  9. KaggleHub Polarsサポート開始 データ分析効率化へ
  10. Anthropic AIモデル福祉研究プログラム開始 AIの経験を探る
  11. Gemma Meetup開催報告、Gemma 3の責任あるAIへの注力が話題に【続報】

ChatGPT Deep Researchに軽量版Mini登場、全ユーザーに展開

  • ChatGPTの高度な調査機能「Deep Research」に、o4-miniベースとされる軽量版「Mini」が登場しました【続報】
  • このMini版は無料ユーザーを含む全ユーザーに展開され、より多くの人が同機能を利用可能になります
  • 先日報じられた有料プラン向けの利用回数上限増加に続き、Mini版導入で利用体系が変更される可能性があります
TestingCatalog News 🗞: (翻訳) Deep Research Miniが登場 👀 無料ユーザーにとってはかなり大きな出来事 https://t.co/c0c7iHUFk0

まつにぃ: 今までの便利だけど時間のかかるDeepResearchの軽量版 DeepResearch Miniが登場し、全プランに加え、無料ユーザーにも展開予定。 これはその時のユースケースによって、o3、Mini Deep、Deepと使い分けれるので俄然使いやすくなりますね。 精度は検証します!

Chubby♨️: (翻訳) つまり、月に10回ではなく25回利用できるようにするために、DeepResearchはo3の代わりにo4-miniで実行されるようになったのですか? 確かに、違いは特に大きくありませんが: Proユーザーは引き続き「古い」「良い」DeepResearchをo3で利用でき、Plusユーザーは薄められたバージョンを受け取ることになります https://t.co/dGAwRYoHPi

Google決算好調 AI投資継続 700億ドル自社株買い発表

  • Google (Alphabet) の最新四半期決算が市場予想を上回り、特にクラウド部門が好調でした。
  • 同社はAI分野への投資を継続する姿勢を示しており、あわせて700億ドル規模の自社株買いプログラムを発表しました。
  • AI開発競争におけるGoogleの積極的な動きがうかがえます。
unusual_whales: (翻訳) 速報:Google、$GOOGL、決算: - EPS:2.81ドル、予想:2.01ドル - 売上高:902億ドル、予想:891億ドル

unusual_whales: (翻訳) 速報:Google、$GOOGL、700億ドルの自社株買いプログラムを発表

パウロ: Google決算良いですね クラウド良い感じ AI投資はどうかな

AIMOコンペ優勝のNVIDIAチーム、解法/データ/モデル公開【続報】

  • Kaggleで開催されたAI Math Olympiadコンペティションの続報です。
  • 優勝したNVIDIAを含むチームが、解法サマリー、推論コード、技術レポート、学習に使用した数学推論データセット、および学習済みモデルを公開しました。
  • データセットやモデルはHugging Faceで公開されており、数学分野でのAI研究開発を加速させると期待されています。
  • 特にデータセットはモデル自体よりもインパクトがあり、長期的な貢献になるとの声も上がっています。
Dieter: (翻訳) AI Math Olympiad 2025の🏆1位解法を記述した技術レポートがarXivで公開されました https://t.co/lHLpDuqdfJ

Dieter: (翻訳) AI Math Olympiad 2025の優勝モデルのトレーニングに使用された数学推論データセットが、Hugging Faceで公開されました https://t.co/9HnxWnj8Zd

Dieter: (翻訳) AI Math Olympiadの🥇1位優勝モデル(および小規模/大規模バリアント)を@huggingfaceで公開したことをお知らせします。私たちの小さな1.5Bバージョンでさえ、AIME数学ベンチマークで強力なDeepSeek-R1を打ち負かします🦾 https://t.co/OSQLUyVojp

OpenAI 推論特化オープンモデル夏公開か【続報】

  • 以前お伝えしたOpenAIのオープンソースモデル計画に関する続報です。
  • 今夏にも「推論能力に特化」したモデルをリリースする計画と報じられています。
  • このモデルはクラス最高性能を目指しており、必要に応じてクラウド上の大規模モデルを呼び出す機能を持つ可能性も示唆されています。
Chubby♨️: (翻訳) OpenAIのオープンモデルがこの夏登場 - そしてそれは推論モデルです。OpenAIの研究担当VPであるAidan Clarkが、オープンモデルの開発を主導しており、TechCrunchに事情に詳しい情報筋が語ったところによると、まだ非常に初期の段階にあるとのことです。同社はリリースを目指しています https://t.co/ODBflHwQJR

TechCrunch: (翻訳) OpenAI、次期「オープン」AIモデルをクラス最高にすることを目指す | TechCrunch https://t.co/Nl5XTpSMYP

TechCrunch: (翻訳) OpenAI、自社の「オープン」AIモデルが助けを求めてクラウド上のモデルを呼び出せるようにしたい考え | TechCrunch https://t.co/Wv9wY77f86

OpenAI o3、実用・対話・画像認識で評価続く【続報】

  • OpenAIのo3モデルに関する続報です。
  • 単なるベンチマークだけでなく、ツール利用能力や実用性、人間らしい対話スタイルといった側面からの評価が続いています。
  • 画像認識能力の向上や、漫画の考察レベル向上といった具体的なユースケースも報告され、利用が広がっています。
  • 一方で、独特な応答スタイルや依存性の高まりを指摘する声も一部で上がっています。
Chubby♨️: (翻訳) 個人的には、これらのベンチマークはますます重要でなくなってきています。o3は素晴らしいです - そして、すべてのベンチマークでトップにならなくても、そのツール使用、推論、そして特にあなたとの対話方法(非常に人間らしい)が、それを非常に特別なものにしています、良い意味で。o3はゲームチェンジャーです。 https://t.co/VFEjpY6A3H

まつにぃ: なので客観的に賢いかどうかも勿論大事ですが、どっちかと言うと主観的に自分のアクションとかにどれだけ繋がったか、がo3の真価だと思います。 迷った時、困った時、悩んだ時に真っ先に頼るモデルはどれか?ってなったら、私はo3なんで、めっちゃ大好きです。

福島良典 | LayerX: o3になって漫画の考察のレベルが上がりすぎている。もう私のアドバンテージはなさそう。

MCP続報: 実装上の注意点共有やデバッグツール登場

  • AIエージェント連携プロトコルMCPに関する開発と議論の続報です。
  • 実装時の注意点(stdoutの使用、CLIの複雑化、動作確認不足など)や命名規則に関する疑問点が開発コミュニティで共有されています。
  • LINEのBotからMCPサーバーを利用する実装例や、デバッグ用のMCPサーバーも登場し、エコシステムの発展が続いています。
Aadit Sheth: (翻訳) この人は文字通りMCPを20分未満で説明しています https://t.co/WRUNiqOVY1

erukiti: MCP serverをAIコーディングしてる人けっこうハマりどころあると思うんだけどどうしてるんだろ * 油断するとstdout使いやがる * 油断するとCLIを豪華にしやがる * 油断すると動作確認をサボる

ChatGPT研究所: 【実践】LINE公式からMCPサーバーが登場 ClaudeなどのAIから ・テキスト/カルーセルメッセージの送信 ・ユーザー情報取得 などが可能に。 検証し、便利なポイントや具体的なやり方をまとめました👇 https://t.co/xEJTpGE64z

Vibe Coding続報: Andrew Ng氏言及、CAD応用も

  • AIと協調してコーディングを進める「Vibe Coding」に関する続報です。
  • 著名なAI研究者Andrew Ng氏が、AI支援コーディングによる特定言語の重要性低下に言及し、この流れに触れました。
  • 開発者による解説資料公開に加え、CAD設計 (vibe-CADing) など他分野への応用も示唆されています。
ぬこぬこ: 本日の Microsoft さんとユーザベースさんのイベントの登壇資料です!賛否両論ある Vibe Coding を解説してみました! ちなみにこの資料は o4-mini をサーベイに、Claude Code で作成しました! https://t.co/ChYae6WN57

Andrew Ng: (翻訳) 私はJavaScript開発者よりもはるかに優れたPython開発者ですが、AIの支援を受けて、最近多くのJavaScriptコードを書いています。Vibeコーディングを含むAI支援コーディングは、特定のプログラミング言語の重要性を低下させていますが、1つを学ぶことは依然として役立ちます。

Thomas Wolf: (翻訳) いくつかの機械設計をvibe-CADing中

(続報) GPT-4o画像生成API 利用Tipsやツール開発動向

  • 先般提供が開始されたOpenAIのGPT-4o画像生成APIについて続報です。
  • API利用には組織認証が必要な点や、実装自体は短時間で可能だがUI調整に時間がかかるといった開発Tipsが共有されています。
  • このAPIを活用し、画像の一部を選択して編集するマスキングツールを開発する動きも出ています。
  • 現状ではマスク領域外も変化することがあるため、今後の機能改善が期待されています。
  • 画像生成コスト(約17セント/枚)についても議論されています。
Ian Nuttall: (翻訳) gpt-image-1 APIを使用したい場合は、組織を確認してください https://t.co/rFB33yuyt9

Ian Nuttall: (翻訳) chatgpt apiを使用して、画像にマスクを追加して選択した領域のみを変更する無料ツールを作成しました。アイデアは、chatgptでは画像全体が変更されますが、これは編集を集中させることです。ただし、一部の画像はまだ大きく変更されるため、100%機能しているかはわかりません。独自のキーを持参してください https://t.co/HaglBkAwEr

Ian Nuttall: (翻訳) 脳が想像できる文字通りどんな画像でも約1分で生成するのに、画像1枚あたり17セントは少し高すぎますか? 私にはとんでもなく安く思えるので、私はひどく時代遅れなのでしょうか?

KaggleHub Polarsサポート開始 データ分析効率化へ

  • KaggleのデータセットプラットフォームKaggleHubで、高速なデータフレームライブラリであるPolarsがサポートされました。
  • これにより、Kaggle上のデータセットをPolarsのLazyFrameやDataFrameとして直接、一行のコードで読み込めるようになります。
  • データ分析ワークフローの効率化が期待され、Kaggleユーザーにとって便利な機能追加となります。
Kaggle: (翻訳) 📢 機能ローンチ:Polarsサポートがkagglehubでライブになりました! KaggleデータセットをpolarsのLazyFrames/DataFramesとして1行のコードでロードできます。詳細はこちら👇 https://t.co/wsIUvIfpdI

Anthropic AIモデル福祉研究プログラム開始 AIの経験を探る

  • Anthropicが、AIモデルが独自の経験を持つ可能性について調査する新しい研究プログラム「Model Welfare」を開始しました。
  • AIの能力と複雑さが増す中で、その内部状態や潜在的な意識について、倫理的な観点も含めて探求するものです。
  • このような問いに真剣に取り組むAnthropicの姿勢は、研究者などから評価されています。
TechCrunch: (翻訳) Anthropic、AIの「モデル福祉」を研究する新プログラムを開始 https://t.co/Na9dHLVob1

Shakeel: (翻訳) これらの問題を真剣に検討し、調査してくれたAnthropicに、ただただ大きな称賛を送ります。無視するのはとても簡単だったでしょう!

TechCrunch: (翻訳) Anthropic、AIの「モデル福祉」を研究する新プログラムを開始 | TechCrunch https://t.co/V3Xkw7nXp5

Gemma Meetup開催報告、Gemma 3の責任あるAIへの注力が話題に【続報】

  • Google Cloud主催のGemma Meetupが渋谷オフィスで開催され、多くの開発者が参加しました。【続報】
  • Google DeepMindのエンジニアも登壇し、Gemma 3を含むGemmaモデルファミリーの最新情報が共有されました。
  • 参加者からは、Gemma 3で「Responsibility (責任)」が強調されている点や、サンプルコードでJAXが使われている点などが注目されました。
Kimihiko Kitase ♨️ 北瀬 公彦: 間もなく Gemma Meetup 開催しますー。 ハッシュタグはこちら #gc_gemma

ろん: Google Cloud様主催のGemma Meetupにきました! #gc_gemma https://t.co/9sdLpo67SF

龍一郎 (f.k.a Asei Sugiyama): Gemma 3.0 で Reposibility を強調するの面白いな

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